金属有機構造体(MOF)の基礎と応用・最新動向

49,500 円(税込)

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開催日 12:30 ~ 16:30 
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード ナノ構造化学   化学反応・プロセス   高分子・樹脂材料
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

 ★MOFの一般的な特徴や利用法からMOF関連の産業や              分離技術の最先端まで解説します! ~MOFを使ったガス貯蔵・分離/高分子の認識と分離 /その他の機能開発の例~ ※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。【アーカイブ配信受講:6/25(火)~7/2(火)】での受講もお選びいただけます。

セミナー講師

東京大学 大学院工学系研究科 准教授 博士(工学)細野 暢彦 氏【ご専門】多孔性材料、金属錯体、高分子化学

セミナー受講料

49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、  2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
  • アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

近年、新しい多孔性素材として注目されている金属有機構造体(Metal-Organic Framework:MOF、多孔性金属錯体または多孔性配位高分子とも呼ばれる)について、その背景や特徴、合成法・評価法といった基礎から最新の研究動向も含めて解説します。具体的には、ガス分離・貯蔵技術への利用、高分子化合物の分離材料としての利用、さらにはMOFを使った新しいナノ材料合成や高分子合成への利用に至るまで、幅広い応用例を取り上げます。レゴブロックのように自在に組み上げることができるMOF合成の実際や、利用に関するエッセンス・ノウハウを知りたいとう方、何から始めたらよいか考えている方にわかりやすくご説明します。

受講対象・レベル

・多孔性材料に関する研究開発の初心者・ナノ材料、高分子材料の研究者、開発者・様々な物質の分離について検討している方・電池材料、反応場・触媒等の研究者 など

必要な予備知識

特別な予備知識は必要ありませんが、有機物や錯体化合物に関する一般的な化学の知識と用語を用いて基礎から解説いたします。

習得できる知識

・MOFの一般的な特徴について知ることができる。・MOFの設計・合成・評価の方法を具体的に知ることができる。・MOFの利用方法について実際の例をもとに知ることができる。・MOF関連の産業について知ることができる。・MOFを利用したナノ材料、高分子材料の合成について知ることができる。・MOFを利用した分離技術の最先端について知ることができる。

セミナープログラム

1.金属有機構造体(MOF)とは  1-1. 多孔性材料について  1-2. Metal-Organic Framework (MOF)  1-3. MOFの特徴  1-4. MOFの一般的な合成法  1-5. 配位子の設計  1-6. MOFの構造・物性データベース  1-7. MOFの一般的な物理特性・化学特性  1-8. およその製造価格  1-9. MOFに関する研究開発の世界情勢と企業の取り組みなど

2.MOFを使ったガス貯蔵・分離  2-1. MOFのガス吸着特性  2-2. MOFによるガス貯蔵  2-3. MOFによるガス分離  2-4. 「柔軟な」MOFによるガスの分離  2-5. MOFを使ったガス分離技術の実際

3.MOFを使った高分子の認識と分離  3-1. MOFへの高分子の吸着  3-2. 高分子の認識と分離  3-3. MOFカラムによる高分子分離例

4.MOFを使ったその他の機能開発の例  4-1. 分子センシング  4-2. 導電性  4-3. イオン・プロトン伝導性  4-4. バイオ関連化学への応用  4-5. ガス分離膜への応用  4-6. MOFを用いたクロマトグラフィ分離  4-7. MOFのナノ空間を使った反応・合成  4-8. MOFのナノ空間を使った高分子合成・制御  4-9. MOFと高分子の複合による新機能材料

キーワード:MOF,設計,合成,利用,高分子,材料,セミナー,講演,研修