日本の宇宙政策の重点と宇宙空間のガバナンス

33,520 円(税込)

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開催日 13:30 ~ 15:30 
締めきりました
主催者 JPI (日本計画研究所)
キーワード 航空・宇宙技術   政策・行政
開催エリア 東京都
開催場所 【港区】JPIカンファレンススクエア
交通 【地下鉄】広尾駅

内閣府 宇宙政策委員会 鈴木 一人 委員 特別招聘~宇宙の「民主化」「商業化」「軍事化」「脆弱性の顕在化」にどう対応して行くべきか~

セミナー講師

内閣府 宇宙政策委員会 委員東京大学 公共政策大学院 教授 公益財団法人国際文化会館 地経学研究所長鈴木 一人 氏<略歴>1970年生まれ。2000年英国サセックス大学ヨ-ロッパ研究所現代ヨーロッパ研究専攻博士課程修了。2000年から2008年まで筑波大学国際総合学類、2008年から2020年まで北海道大学公共政策大学院。2012年から2013年にはプリンストン大学国際地域研究所客員研究員。2013年から2015年までは国連安保理イラン制裁専門家パネル委員。2020年から東京大学公共政策大学院、2022年から地経学研究所長。内閣府宇宙政策委員会委員(宇宙安全保障部会長)、日本安全保障貿易学会会長、国際宇宙アカデミー正会員、国際問題研究所客員研究員なども兼任。専門は国際政治、国際政治経済学、科学技術と安全保障、安全保障貿易管理、国連制裁など。主著として『宇宙開発と国際政治』(岩波書店、2011年。サントリー学芸賞受賞)“UN sanctions on Iran and their financial elements” in Sachiko Yoshimura (eds.) United Nations Financial Sanctions (Routledge, 2021) など

セミナー受講料

1名:33,520円(税込)2名以降:28,520円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合) ご請求書は電子データ(PDF)にてお送りいたします。jpi.md@jpi.co.jp から届くメールを必ずご確認ください。

セミナー趣旨

現代の宇宙開発はかつてのそれとは異なる次元に移りつつある。宇宙は「民主化」され、「商業化」が進み、「軍事化」が重視され、「脆弱性の顕在化」が問題とされている。その中で日本の宇宙政策はどこに重点を置き、どのような方向性を取るべきなのかを詳説する。

セミナープログラム

1. 宇宙開発の第二局面  (1)宇宙の「民主化」  (2)宇宙の「商業化」  (3)宇宙の「軍事化」  (4)宇宙の「脆弱性の顕在化」2. 宇宙空間のガバナンス  (1)地上とは異なるガバナンス    ①空間的支配に基づくガバナンスができない    ②主権的権力による保護ができない  (2)オペレータを制御するガバナンス    ①何らかの国際ルールに基づくガバナンス    ②国際ルールを国内法化して規制    ③オペレータの自己規制  (3)非意図的なリスク    ①宇宙デブリの現状    ②リスクの可視化が困難3. 意図的な攻撃によるリスク  (1)グレーゾーンとしての宇宙    ①平和的状態と紛争状態の間    ②先制攻撃の誘因  (2)対宇宙攻撃(Counterspace)能力    ①物理的(Kinetic)攻撃    ②非物理的攻撃4. 宇宙空間のルール作り  (1)既存の宇宙ガバナンスルール  (2)米中対立の中でのルール作り  (3)新たなルール作りの方向性5. 日本の政策の重点  (1)「民主化」支援  (2)「商業化」の推進  (3)「脆弱性の顕在化」への対応   ①機能保証(Mission Assurance)   ②デブリ除去などの優位技術の強化   ③国際ルール作り  (4)国家安全保障戦略と宇宙安全保障構想6. 日本が主導する国際ルール作り  (1)米中ロの対立の中でのルール作り  (2)日本が主導する新たな国際ルール7. 関連質疑応答8. 名刺・情報交換会■講師及び参加者間での名刺・情報交換会を実施しますので人脈づくりや新たなビジネス展開にお役立てください。■ライブ配信受講の方も、会場の名刺・情報交換会終了後に講師と個別対話できる時間を設けております。