セミナー趣旨
近年、AIの実用化が進み、官民を問わず様々な場面での活用が進んでいます。他方で、AIを組み込んだ製品やサービスが引き起こすリスクや不具合などをコントロールするために、EUをはじめとする国内外で規制の整備が進んでいるだけでなく、競争法/独占禁止法に基づいた競争環境の整備、その執行にも現実味が増してきました。
そこで、本講義では、米欧中等の主要国における規制動向の要点を踏まえながら、競争法/独占禁止法上の論点を軸として、日本における生成AIやAIに関するソフトウェア等の開発、提供、販売等を行う際の実務対応のポイントを解説します。
受講対象・レベル
・法務部門、知的財産部門、情報システム部門、研究開発部門、総務部門など関連部門のご担当者様
・本テーマにご関心のある方
セミナープログラム
1. AIをめぐる競争法・独占禁止法上の論点
2.EUにおける動向
(1) AI規則
(2) AIとデータ規制
(3) AIと競争法/独占禁止法
3. 米国における動向
4. 英国などにおける動向
5. 日本における動向
6. AIをめぐる競争法・独占禁止法上の実務対応
7. まとめと質疑応答
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。
セミナー講師
西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 弁護士 角田龍哉 氏
デジタルプラットフォーム/IT分野におけるデータ、電気通信、競争等の様々な規制案件を中心に取り扱っており、国内外の政策分析にも精通。2022年に東京で開催されたGlobal Partnership on Artificial Intelligence (GPAI) Summit、公正取引委員会「「AI(生成AIを含む)に関して今後生じ得る問題」に関する懇談会」に登壇するなど、AI関連の案件も取り扱っている。AIガバナンス協会賛助会員。
セミナー受講料
会員 35,200円(本体 32,000円) 一般 38,500円(本体 35,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【オンライン受講の方】
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
【会場受講の方】
お申込完了後、自動返信メールにて受講票をお送りいたします。
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