機械設計図面の基礎と製図の実践【初級編】&【中級編】セット申込みページ

■最新JISにもとづく図面作図法と図面作成のノウハウを学ぶ(演習付き)
■設計計算で求めた寸法をもとに作図することで設計製図の実務を学ぶ(演習付き)
■若手設計者向け、製図のスキルアップセミナー!(全2回)
■機械・プラント製図国家検定1級・2級取得を目指す方にも役立つ 

★最新規格に則った製図ができていますか?
★第一線で活躍する設計製図技術者となるために必聴のノウハウを伝授する、特別セミナー!

日時

Live配信:1日目】 2024年4月11日(木)  13:00~16:30
Live配信:2日目】 2024年4月12日(金)  13:00~16:30

会場受講:1日目】 2024年4月11日(木)  13:00~16:30
会場受講:2日目】 2024年4月12日(金)  13:00~16:30
  受講可能な形式:【Live配信】のみ
※【Live配信受講のみ】に変更になりました。会場受講はありません

受講対象・レベル

【初級編】
(1) 機械図面の描き方と作図法の基本を習得したい方
(2) 図面作成のルールとスケッチに必要な作図方法を習得したい方
(3) 表面性状、幾何公差など高精度、高機能化を実現する製図法のルールを習得したい方

【中級編】
(1) 設計製図に必要な力学の考え方と計算式の知識を学びたい方
(2) 電動軸の強度計算から作図までの設計の実務を学びたい方
(3) フランジ軸継手の強度計算から作図までの設計の実務を学びたい方

セミナープログラム

■1日目【初級編】:2024年4月11日(木) 13:00~16:30

<趣旨>
図面は、だれもが使える標準化された共通の作業指示書です。少なくとも、第一線で活躍する設計製図技術者は、最新の製図規格や実用的な図面の描き方を知っておく必要があります。しかし、多くの会社では設計製図の重要さは認識していても、教育環境を整えておらず、旧JISや旧来の社内基準による設計製図を余儀なくされているのが実態です。
現在ではCADによる作図が一般的になっていますが、他の作業者が間違えにくく、加工性・組立性も良く、安定した品質を作り込むことができる「正しい図面」を描けているのか、不安を抱いている方々が多いと聞きます。ムダがなくわかりやすい図面は、要求された性能を確保し、コスト低減にもつながります。
【初級編】となる本セミナーは、最新の製図規格にもとづいた作図方法を基礎からわかりやすく学習します。特に、これから図面に取り組む方や、少し設計製図の経験を持っているレベルの方でも、図面の描き方の基本や製図の基礎をしっかり理解し、作図のノウハウを学ぶことで見違えるようにわかりやすい図面を描くことができるようになります。
「どのように図面を描けば良いのかわからない」「どうすればもっとわかりやすく、間違いのない図面を描けるのか」「スピードを上げて正確な図面を描くにはどうすればよいのか」などの様々な疑問に対し、事例をもとに製図の基礎から実用的な図面の描き方まで幅広くお教えします。製品開発設計の担当者、冶具や設備の設計製作担当者、生産技術者、試作担当者、アウトソーシングのCADオペレータ、営業・購買担当者の方々まで多くの方々の参加をお勧めします。

<得られる知識・技術>
(1) 誰もが間違いやすい図面の正しい描き方と実用的な作図法を学ぶ
(2) 性能や機能を保証する設計製図に必要な設計計算と製図法を学ぶ
(3) 図面に隠された不具合を見抜く真の検図法の極意を学ぶ

<準備物>
・筆記用具:シャープペンシル0.5mm(できれば0.7mmも)、消しゴム、20cm定規、製図用コンパス(径120mmが描ける大きさ)
・電卓(加減乗除のみで可。ただし、立方根の計算ができるものが望ましい)
・方眼紙(A4サイズ、1mmマス目)数枚~10枚くらい

<プログラム>
1.図形と寸法のルール
 1.1 図形の表し方・・・図面の表し方の基本中の基本を学ぶ!
  1.1.1 線の種類と用途
  1.1.2 第三角法と3面図
  1.1.3 寸法記入
  1.1.4 投影図
  1.1.5 断面図
 1.2 寸法の表し方・・・簡単なようで難しい寸法の入れ方を学ぶ!
  1.2.1 寸法
  1.2.2 面取り、半径
  1.2.3 穴加工、ザグリ
  1.2.4 キー溝
  1.2.5 加工方法
 1.3 寸法公差の表し方・・・設計者の意図した精度にする方法を学ぶ!
  1.3.1 寸法公差
  1.3.2 普通公差と許容値
  1.3.3 すきまとしめしろ
  1.3.4 はめあいの表示
  1.3.5 公差の累積
 1.4 スケッチの作図法・・・図面の見方、描き方を演習から学ぶ!
  1.4.1 スケッチの準備
  1.4.2 測定具
  1.4.3 スケッチの仕方
  1.4.4 3D図から2D図(演習)
  1.4.5 軸の作図(演習)
  1.4.6 軸継手の作図(演習)

2.表面性状と幾何特性のルール
 2.1 表面性状の表し方・・・機械加工方法で異なる表面性状を学ぶ!
  2.1.1 表面粗さの求め方
  2.1.2 表面性状の範囲
  2.1.3 表面性状の記入方法
  2.1.4 表面性状の目安
  2.1.5 表面性状の作図例
 2.2 幾何公差の表し方・・・設計者の意図する組立精度の保証方法を学ぶ!
  2.2.1 幾何公差の種類
  2.2.2 幾何公差の表示方法
  2.2.3 データムと幾何公差の記入方法
  2.2.4 二つの公差域
  2.2.5 平面度・真円度公差
  2.2.6 円筒度・直角度公差
  2.2.7 真直度公差
  2.2.8 平行度公差
  2.2.9 位置度公差
  2.2.10 同軸度・対称度公差
  2.2.11 円周振れ公差
  2.2.12 全周振れ公差
  2.2.13 幾何公差の適用例

 □質疑応答□


 ■2日目【中級編】:2024年4月12日(金) 13:00~16:30

<趣旨>
信頼性が高いムダのない設計図面は、加工しやすく組立性も良く、安定した品質を作り込むことができます。さらに、製品性能を向上させ、コスト低減にもつながります。機械部品では、要求品質を満足させるための重要部品の最適な寸法を、設計計算により設定します。近年では、CADデータをもとにCAE解析を活用して形状や寸法を決める機会が多くなっていますが、原理原則に基づいた設計計算をしっかり習得しておかなければなりません。
【中級編】となる本セミナーは、要求品質から設計計算にもとづいた寸法の決め方や、決めた寸法に従った作図を経験することで、設計製図プロセスの実務的な手法を学習します。また、最新の製図規格と合わせてムダを省いた最適で簡潔な実用的な作図方法をわかりやすく解説します。機械部品を題材として、設計計算から部品図作成の実務的なプロセスを学ぶことで、モノづくりにおいて最も重要な設計製図の基本や考え方をしっかり習得することができます。
信頼性が高くわかりやすい、間違えのない設計図面を描くにはどうすれば良いのか、もっとスピードをあげて適正な設計図面を描くにはどうすればよいのか、などの様々な疑問を解決いたします。
特に、実務で設計製図に携わっている方や設計製図の経験がある方で、もう一度、設計計算から設計製図の基本を学びたいと思っている方に最適です。製品開発設計者、冶具や設備の設計者、試作設計担当者、CADに携わっている設計者の方で初級から中級レベルの方々を主体に多くの方の参加をお勧めします。

<得られる知識・技術>
(1) 誰もが間違えやすい図面の正しい描き方と実用的な作図法を学ぶ
(2) 性能や機能を保証する設計製図に必要な設計計算と製図法を学ぶ
(3) 図面に隠された不具合を見抜く真の検図法の極意を学ぶ

<準備物>
・筆記用具:シャープペンシル0.5mm(できれば0.7mmも)、消しゴム、20cm定規、製図用コンパス(径120mmが描ける大きさ)
・電卓(加減乗除のみで可。ただし、立方根の計算ができるものが望ましい)
・方眼紙(A4サイズ、1mmマス目)数枚~10枚くらい

<プログラム>
1.力学の知識
 1.1 材料と力学・・・信頼性の高い機械設計に必要な力学を学ぶ!
  1.1.1 力と荷重
  1.1.2 静荷重と動荷重
  1.1.3 引張応力
  1.1.4 圧縮応力
  1.1.5 せん断力
  1.1.6 ひずみ
  1.1.7 許容応力
  1.1.8 曲げ応力
  1.1.9 曲げモーメント
  1.1.10 たわみ
 1.2 機械と力学・・・駆動機構の設計に必要な運動法則を学ぶ!
  1.2.1 ニュートンの運動第3法則
  1.2.2 力のモーメント
  1.2.3 摩擦力と摩擦係数
  1.2.4 速度と加速度
  1.2.5 角速度とラジアン
  1.2.6 角加速度

2.機械要素設計の基礎
 2.1 機械要素・・・機械設計の原点となる機械要素を学ぶ!
  2.1.1 ネジ
  2.1.2 軸
  2.1.3 転がり軸受
  2.1.4 ガイドウェイ型リニア軸受け
  2.1.5 ボールネジ
  2.1.6 歯車
 2.2 ネジの強度計算法・・・機械設計の基本となるネジの強度計算を学ぶ!
  2.2.1 メートル並目ネジの規格
  2.2.2 ネジの力学
  2.2.3 引張強さ
  2.2.4 せん断強さ
 2.3 軸の設計計算法・・・壊れない、故障しない機械設計の基本を学ぶ!
  2.3.1 軸の種類
  2.3.2 軸の引っ張り強さ
  2.3.3 動力とトルク
  2.3.4 ねじりモーメントのみの軸径計算法
  2.3.5 曲げモーメントのみの軸径計算法
  2.3.6 曲げとねじりを同時に受ける軸径計算法
  2.3.7 軸のこわさ
 2.4 動力伝達軸の設計計算製図法・・・設計計算から図面作成のプロセスを学ぶ!
  2.4.1 動力伝達軸の設計仕様
  2.4.2 軸径の計算法(演習)
  2.4.3 軸径の決定
  2.4.4 軸継手の製図法(演習)
  2.4.5 軸径の寸法許容差の決定
  2.4.6 軸端部のR寸法の決定
  2.4.7 キー溝寸法の決定
  2.4.8 製図の解答とチェックポイント

3.軸継手の設計図面から検図法を学ぶ
 3.1 図面寸法の求め方・・・計算プロセスから重要寸法の決定方法を学ぶ!
  3.1.1 フランジ型軸継手
  3.1.2 軸継手の強度計算のポイント
  3.1.3 ボルトのせん断強さ
  3.1.4 フランジ付け根部のせん断強さ
  3.1.5 計算例
 3.2 設計計算による継手寸法の決定(演習)・・・設計演習から検図法のポイントを学ぶ!
  3.2.1 軸継手設計条件
  3.2.2 角速度、伝達トルク、軸径
  3.2.3 軸継手の仮選定
  3.2.4 軸継手計算と最終決定
 3.3 継手の作図と検図法(演習)・・・検図演習から検図法のコツを学ぶ!
  3.3.1 軸継手の作図の基本
  3.3.2 製図例と確認事項
  3.3.3 検図のチェックポイント

 □質疑応答□

セミナー講師

TSF自動化研究所 代表 村山 省己 氏

東海大学 工学部 機械工学科 非常勤講師
東海大学 総合科学技術研究所 研究員
東京都中小企業振興公社 デジタル技術アドバイザー

【専門分野・研究分野】
設計工学、機械工学、ロボット工学、自動化システム工学、生産技術開発、設備投資計画他
【所属学会】
自動車技術協会、日本設計工学会、日本機械学会、精密工学会他

セミナー受講料

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1名申込みの場合:受講料( 定価:72,050円/E-mail案内登録価格:68,530円 ) 
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49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) 
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