人間工学を応用した製品デザインの進め方
開催日 | 12:30 ~ 16:30 |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 感性工学 工業デザイン |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
人間工学の定義と考え方を最初に概説し、ユニバーサルデザインやアフォーダンスといった既存のデザイン概念を批評します。そのうえで、人間の特性と生理測定方法からデータの設計反映、製品仕様の評価方法について解説します。
~真に人間工学に基づいたデザインを展開するビジョンと方法~
※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。【アーカイブ配信受講:5/27(月)~6/3(月)】での受講もお選びいただけます。
セミナー講師
国立大学法人千葉大学 デザイン・リサーチ・インスティテュート 教授 博士(工学)下村 義弘 氏【ご専門】人間工学、生理人類学【ご略歴】 ・一般社団法人日本生理人類学会 理事 ・生理人類士1級 ・千葉大学フロンティア医工学センター兼務 ・千葉県立保健医療大学非常勤講師
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、 2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。※LIVE配信とアーカイブ配信(見逃し配信)両方の視聴を希望される場合 会員価格で1名につき49,500円(税込)、2名同時申込で59,400円(税込)になります。 コメント欄に「LIVEとアーカイブ両方視聴」と明記してください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
人間工学に基づいた製品という言葉をよく耳にしますが、残念ながら多くの製品で、それは単なる宣伝文句にすぎません。人間工学が実質的に導入されているかどうかを見極めるのも、困難なことがあります。また多種多様でばらつきの大きい人間の特性はつかみどころがなく、どのように製品を企画してその仕様に落とし込んでいくか、そういった方法に困難を感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。 本セミナーでは人間工学の定義と考え方を最初に概説し、ユニバーサルデザインやアフォーダンスといった既存のデザイン概念を批評します。そのうえで人間の特性データや生理測定方法を紹介し、データをどのように設計に反映させるのか、そして製品仕様をどのように評価するのか、ということについて説明します。具体的な事例によって使いやすさや快適性の評価方法を概観し、人間工学を応用した製品デザインの進め方を説明します。このセミナーによって、真に人間工学に基づいたデザインを展開するビジョンと方法を習得しましょう。
受講対象・レベル
製品の企画、設計、評価等の業務に携わっている方。
必要な予備知識
予備知識は特に必要ありませんが、生理学や脳科学に近い内容が含まれますので、それらに対して拒否感がない方がよいと思います。
習得できる知識
人間工学の基本的な考え方を理解し、人間の特性を設計に反映したり、人間に基づく指標で製品を評価したりする方法の基礎を習得できます。
セミナープログラム
1.人間工学の基礎 1-1.人間と機械は一体化したシステムである 1-2.人間工学を導入する目的 1-3.ヒューマンエラーは原因ではなく、結果である 1-4.生理的負担2.既存のデザイン概念がかかえる問題と新たな着眼点 2-1.ユニバーサルデザイン 2-2.アフォーダンス3.人間の特性と生理測定方法 3-1.自然環境で700万年をかけて培われた生理機能 3-2.“感性”という生理機能 3-3.認知や行動は感性と身体機能によって作られる 3-4.主観評価の妥当性 3-5.無意識下の反応の重要性 3-6.使いやすさや快適性にせまる生理測定方法4.人間中心の製品デザインの進め方 4-1.物がこうだから、ではなく、人がこうだから、の視点 4-2.課題設定から評価までのプロセス 4-3.実験の方法5.事例紹介 5-1.手で使う道具のデザイン 5-2.パッケージデザイン 5-3.サービスデザイン 5-4.医工学デザイン 5-5.光環境のデザイン
キーワード:人間工学,基礎,デザイン,生理,測定,製品,事例,セミナー,講演,研究