こうすれば、金属の錆(さび)を防げる!〜適切な防食の知識を身につけよう〜

33,000 円(税込)

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

このセミナーの申込みは終了しました。


よくある質問はこちら

このセミナーについて質問する
開催日 13:00 ~ 17:00 
締めきりました
主催者 株式会社 新技術開発センター
キーワード 金属材料   機械材料   電気化学
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したオンライン講座

セミナー講師

福﨑 昌宏 氏福﨑技術士事務所 代表/技術士(金属部門)略歴2005年、千葉工業大学院工学研究科金属工学専攻卒業同年電子機器向けの金属加工メーカーに入社、2013年に建設機械メーカーに転職。研究・生産技術部門で金属材料に関する材料開発や品質改善に従事2017年に技術士(金属部門)取得。2019年4月独立して福﨑技術士事務所を開業「金属組織の分析屋」として様々な顧客の金属材料に関する課題や不具合を解決若手技術者向けのセミナーなどを多数行う書籍や執筆に『金属材料の疲労破壊・腐食の原因と対策』(2021)日刊工業新聞社、「機械設計」連載講座『金属材料の基礎と不具合調査の進め方』(2020)日刊工業新聞社などがある

セミナー趣旨

金属の錆(さび)は、変色や強度劣化を引き起こし、重大事故になる場合もあるため金属製品の品質管理における重要テーマです。しかも、ほとんど全ての金属で錆が発生するため、必ずと言っていいほど防食(錆を防ぐ)対策が必要になります。そして、防食対策を正しく行うには、錆の原因となる金属腐食の発生メカニズムを理解しなければなりません。しかし、金属腐食に関しては、多くの方が「部分的な知識」しか持ち合わせておらず、防食対策が十分にできていません。さらに、金属腐食や防食対策を体系的に学ぶ場がないため、ほとんど防食対策が行われていないケースが多いのです。たとえば、金属製品を倉庫で保管する場合、何をどのように防食対策すればいいかを理解しているでしょうか?本セミナーでは、金属の錆が起こるメカニズムと防食対策を体系的に理解できるようわかりやすく解説します。金属腐食の専門家である講師が、錆が発生するパターンごとに防食対策を紹介しますので、明日から様々な現場で防食対策を実行できるようになります。

習得できる知識

金属腐食の基礎知識防食技術の基礎知識防食対策の進め方

セミナープログラム

1.金属の錆(さび)が発生するメカニズム
1-1 周期表と金属元素
1-2 酸化還元反応、電池反応
1-3 イオン化傾向
1-4 不動態皮膜
1-5 腐食における環境要因
1-6 全面腐食、局部腐食
1-7 応力腐食割れ
2.防食対策の基礎技術
2-1 めっき・塗装
2-2 電気防食
2-3 耐食材料
2-4 環境制御
3.金属種類別の防食対策
3-1 ステンレス鋼
3-2 アルミニウム合金
3-3 銅合金
4.製品の状態・状況による防食対策
4-1 保管・輸送(屋外倉庫、トラックなど)
4-2 設置(プラントの水道管など)