プラスチックの難燃化技術

49,500 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:00 
締めきりました
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 高分子・樹脂材料   安全工学一般
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

★各樹脂の難燃化方法を詳細解説します!★樹脂別に国内で購入可能な難燃剤を使用した難燃処方例等を紹介!~各熱可塑性樹脂の難燃化技術~ ※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はできません。

セミナー講師

林 難燃技術研究所 代表特定非営利活動法人NPOテクノサポート 会員 博士(工学) 林 日出夫 氏<ご専門> 難燃剤、難燃性樹脂組成物の開発<学協会> プラスチック成形加工学会、マテリアルライフ学会、高分子学会、難燃材料研究会<ご略歴> 1985年 千葉大学大学院工学研究科合成化学専攻 修士修了:耐熱性高分子の合成研究 1985年 出光興産(株)入社: 重合開発 1996年 東京工業大学 有機材料工学科 工学博士(論文):耐熱性高分子の合成研究 1996年 出光ファインコンポジット(株)転入:難燃材料の開発 2021年 出光興産(株)定年退職 2021年 林 難燃技術研究所 代表:難燃剤・難燃材料の開発支援     特定非営利活動法人NPOテクノサポート入会:中小企業への経営・技術支援

セミナー受講料

49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合39,600円、  2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

 本セミナーでは、熱可塑性樹脂の難燃化に取り組む研究開発担当者に向けて、各難燃剤の難燃メカニズム、各樹脂の熱分解・燃焼挙動からの難燃化の考え方、難燃剤の選定方法、及び難燃化処方例などについて解説する。特に、第3章の「各樹脂の難燃化方法」の解説に時間を割く予定である。ここでは、樹脂別に国内で購入可能な難燃剤を使用した難燃処方例等を紹介する。 

セミナープログラム

1.プラスチックはなぜ燃える? 1.1. 燃えるメカニズム  1.1.1. ロウソクの例  1.1.2. プラスチックの例 1.2. 分解ガスの燃焼反応

2.プラスチックを燃えにくくするには? 2.1. 難燃性試験方法  2.1.1. UL94V試験  2.1.2. 酸素指数試験  2.1.3. コーンカロリー試験 2.2. 各難燃剤の難燃メカニズム  2.2.1. リン系難燃剤(固相リン炭化断熱層形成-難燃効果の例)  2.2.2. 臭素系難燃剤(気相ラジカル補足-難燃効果の例)  2.2.3. 金属水酸化物系難燃剤(固相吸熱-難燃効果の例)  2.2.4. スルホン酸塩/シリコーン系難燃剤(固相樹脂架橋炭化断熱層形成-難燃効果の例  2.2.5. ラジカル発生剤・捕捉剤(ドリップ促進+気相ラジカル補足難燃効果の例) 2.3. 各難燃剤の特徴まとめ 2.4. 各難燃剤の用途例 2.5. 難燃コンパウンドの現状と課題  2.5.1. 難燃コンパウンドの生産量、特徴と用途  2.5.2. 各樹脂への難燃剤適応例と課題 2.6. プラスチックの難燃化における難燃剤選定の基本的な考え方  2.6.1. 難燃性樹脂組成物の開発設計プロセス  2.6.2. 環境規制、用途、難燃性試験の観点からの難燃剤の選定  2.6.3. 樹脂と難燃剤の分解温度からの難燃剤の選定  2.6.4. 相溶性、分散性からの難燃剤の選定  2.6.5. その他

3.各樹脂の難燃化方法 3.1. ポリオレフィン(PP、PE)  3.1.1. ポリオレフィンの燃焼挙動、熱分解挙動  3.1.2. ポリオレフィンに合った難燃剤の選定  3.1.3. ポリリン酸アンモニウム/助剤 系  3.1.4. リン酸アミン塩 複合 系  3.1.5. リン酸エステル/助剤 系  3.1.6. ホスホネート型リン系難燃剤/窒素系ラジカル発生剤 系  3.1.7. 水酸化マグネシウム又はアルミニウム/助剤(タルク、赤リン、ナノクレイなど)系  3.1.8. 臭素系難燃剤 系 3.2. ポリスチレン(GPPS、HIPS、ABS)  3.2.1. ポリスチレンの燃焼挙動、熱分解挙動  3.2.2. ポリスチレンに合った難燃剤の選定  3.2.2. HIPS/PPE/リン酸エステル系  3.2.3. HIPS/PPE/ホスホネート型リン系難燃剤系  3.2.4. HIPS/フェノール樹脂/赤リン系  3.2.5. HIPS、ABS/赤リン/膨張黒鉛系  3.2.6. ABS/リン酸エステル系  3.2.7. ABS(共重合)/リン酸エステル系  3.2.8. ABS、HIPS/リン酸エステル/次亜リン酸アルミニウム塩系  3.2.9. HIPS、GPPS/NOR型HALS系難燃剤/リン系難燃剤系  3.2.10. HIPS/St-不飽和カルボン酸共重合体/リン系難燃剤系  3.2.11. HIPS、ABS/臭素系難燃剤系 3.3. ポリカーボネート(PC、PC/ABS)  3.3.1. ポリカーボネートの燃焼挙動、熱分解挙動  3.3.2. ポリカーボネートに合った難燃剤の選定  3.3.3. PC/シリコーン系難燃剤/有機スルホン酸塩 系  3.3.4. PC、PC/ABS/リン酸エステル 系 3.4. ポリアミド(ナイロン6、66、6T)  3.4.1. ポリアミドの燃焼挙動、熱分解挙動  3.4.2. ポリアミドに合った難燃剤の選定  3.4.3. ナイロン6、66/メラミンシアヌレート 系  3.4.4. ナイロン66/ポリリン酸メラミン/GF 系  3.4.5. ナイロン66/有機ホスフィン酸金属塩/GF 系  3.4.6. ナイロン66/有機ホスフィン酸金属塩/ポリリン酸メラミン・亜鉛/GF 系  3.4.7. ナイロン6、66/赤燐 系  3.4.8. ナイロン6、66、6T/ポリマー型臭素系難燃剤 系 3.5. ポリエステル(PET、PBT、PLA)  3.5.1. ポリエステルの燃焼挙動、熱分解挙動  3.5.2. ポリエステルに合った難燃剤の選定  3.5.3. PET、PBT/メラミンシアヌレート 系  3.5.4. PET、PBT/赤燐 系  3.5.5. PBT/有機ホスフィン酸金属塩/GF 系  3.5.6. PBT/有機リン系難燃剤 系  3.5.7. PLA/SiO2-MgO  3.5.6. PET、PBT/ポリマー型臭素系難燃剤

4.添付資料 4.1 各難燃剤の御紹介 4.2 各難燃剤のお問合せ先

キーワード:難燃剤,プラスチック,樹脂,ポリオレフィン,ポリスチレン,ポリカーボネート,ポリエステル