偏光板とその構成フィルムの市場・技術動向

FPDの市場・技術の変化が与える
偏光板・光学フィルムマーケットへの影響

超薄型、OLED用円偏光、
反射防止、インセル化等の技術トレンド


★ FPDの技術トレンドに合わせて変化する偏光フィルムやその周辺光学フィルムについて市場・技術の両面から、その動向を解説いたします。


セミナー講師


第1部
(株)テクノ・システム・リサーチ アシスタントディレクター 桜井 幸広 氏

第2部
技術コンサルタント 岡田 豊和 氏
(元・住友化学(株)/JSR(株)、現(株)矢野経済研究所 客員研究員)
【経歴】
 1974年4月~1975年12月 住友化学工業(株)入社,合成紙の開発研究に従事
 1976年1月~1983年9月 分離膜(特に逆浸透膜)の開発研究に従事
 1983年10月~2007年6月 光学機能性フィルム(偏光板,位相差板など)の開発研究、
  技術・マーケティング企画、品質管理(本社部門)、中国赴任、
  品質保証・管理(愛媛工場)業務に従事
 2007年6月 住友化学(株)退職
 2007年8月 JSR(株)(四日市工場)入社 精密加工事業の開発・技術・ 製造業務に従事
 2010年3月 JSR(株)退職
  以後,技術コンサルタントをしながら現在に至る。
  2015年から矢野経済研究所の客員研究員を兼ねている

第3部
東京農工大学 工学研究院 先端電気電子部門 准教授 飯村 靖文 氏  


受講料


54,000円 ( S&T会員受講料 51,300円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)


S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で54,000円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額27,000円) 

【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。


セミナー講演内容


第1部 「2019年 偏光板・光学フィルム市場展望
 ~FPDの市場・技術の変化が与える偏光板・光学フィルムマーケットへの影響~」
【10:30~12:00】

 FPD市場は2019年にも中国の大型パネル生産が韓国を抜き世界一になる見通しであり、大きな転換期を迎えている。LCDの主要部材の一つである偏光板は、堅調な成長が続いているが、偏光板業界は近年にないほど混沌とした状況に陥っており、市況は刻一刻と変化している。
 また、OLEDではフォルダブルパネルを搭載したスマートフォンの登場により、偏光板や光学フィルム部材に対する仕様要求に変化が生じている。
 本講演では、最新情報をもとに、FPD用偏光板と光学フィルム市場の仕様展望について、わかりやすく解説いたします。

<得られる知識>
・FPD・偏光板・光学フィルム業界の最新動向
・偏光板の最新構成と設計思想
・新規光学フィルムのビジネスチャンス

<プログラム>
1. 市場概要
 1.1 偏光板の原理と構成
 1.2 偏光板・光学フィルム市場の主要参入プレーヤー
 1.3 偏光板・光学フィルム業界を取り巻く環境
 
2. 偏光板市場・技術動向分析
 2.1 LCD用偏光板市場動向
 2.2 OLED用円偏光板市場動向
 2.3 中国パネルの台頭が偏光板市場にもたらす影響
 2.4 需給バランスの考察~偏光板の供給不足はいつまで続くか~
 2.5 異形加工偏光板(ラウンドカット、ノッチ、ホール)の技術動向
 
3. 光学フィルム市場・技術動向分析
 3.1 PVA保護/位相差フィルム市場見通し
 3.2 各フィルム(TAC/COP/PMMA/PET)の比較
 3.3 OLED用λ/4フィルムの最新動向
 3.4 光学フィルム技術動向 ~フォルダブルパネルに向けた光学フィルムの進化~
 
4. まとめ

 □ 質疑応答・名刺交換 □



第2部 「偏光板および周辺光学フィルムの技術動向」
【12:45~14:45】

 偏光板、偏光板と一体で使用される主な光学フィルムの現状技術と将来期待される光学フィルムの動向、ナノ構造やナノ技術から生み出される光学フィルム事例、および屋外表示装置としての反射型表示装置の可能性について紹介する。

<得られる知識>
 表示装置用の偏光板や他の光学フィルムの現状技術とその動向

<プログラム>
1. 偏光板の現状と将来期待されている偏光板
 1.1 現在の標準偏光板
 1.2 標準偏光板の課題と対策
 1.3 薄肉偏光板
 1.4 高耐久偏光板
 1.5 将来期待される偏光板
  (1)超薄肉偏光板
  (2)ワイヤーグリッド偏光板
  (3)インセル偏光

2. 標準偏光板と一体で表示装置に使用される光学フィルムの現状と将来
 2.1 視野角補償板 
 2.2 輝度向上フィルム
 2.3 ガラス代替フィルムと複屈折フリーフィルム
 
3. 反射防止技術の現状と将来
 3.1 反射光防止の二つの側面とそのもとになる光の特性
 3.2 表面反射防止技術
  (1) 光の散乱と干渉
  (2) 自然に学ぶ新技術「モスアイ構造」
 3.3 内面反射防止技術
  (1) 円偏光板による反射防止の原理
  (2) 広帯域円偏光板
  (3) 1/4λ板の性能向上
  (4) 1/4λ板の製造方法の進展
 
4. ナノ構造やナノ技術から生み出される新規光学フィルムの例
 4.1 自然に学ぶ光学フィルム
 4.2 ナノ構造・技術から得られる光学フィルムの例
 4.3 ナノ技術による位相差板
 
5. 屋外表示装置としての反射型表示装置と必要な光学フィルム
 5.1 明るい環境下でも視認性にすぐれるLCD
 5.2 反射型表示装置(LCD含む)

 □ 質疑応答・名刺交換 □



第3部 「高性能インセル型偏光フィルム作製技術の開発 」
【15:00~16:20】

  LCDで用いる光学フィルムのインセル化技術は、これまでの LCD光学設計手法を根本から塗り替える可能性を持っている。これは、視感度最大のG 画素で行う現在の LCD 光学設計手法をRGB 各画素単位で行うことを可能にし、 LCD の最良画質を達成できるからである。このため要求される光学フィルムのインセル化技術は、RGB 画素単位で光学フィルムのリタデーションや光学軸方向等を自由に制御可能な手法が必須である。
 本講義においては、LCDで欠くことのできない光学フィルムである偏光フィルムのインセル化技術について、現在まで我々が行ってきた高コントラスト手法等について紹介する。

 □ 質疑応答・名刺交換 □