
【中止】ナノファイバー技術の基礎、エレクトロスピニング法とその応用展開
■エレクトロスピニングでナノファイバーを作るためのノウハウ
■ナノファイバーの用途・応用展開
■エレクトロスピニング法ナノファイバーの安全性
■セルロースナノファイバーとエレクトロスピニング法ナノファイバーの違い
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ
★ エレクトロスピニング法によるナノファイバーを徹底解説!セルロースナノファイバーCNFも解説します。
日時
【Live配信】 2023年12月21日(木) 10:30~16:30
【アーカイブ配信】 2024年1月10日(水) から配信開始(視聴期間:1/10~1/23)
セミナー趣旨
習得できる知識
セミナープログラム
1.極細繊維開発の歴史
フラッシュ紡糸、メルトブローン紡糸、エレクトロスピニング紡糸
1950年代から極細繊維の研究開発は続けられてきました。これらの中で一番生産量が多いのはメルトブローンです。ただしこの方法では用いるポリマーはPPがほとんどです。フラッシュ紡糸は高圧下でポリエチレンを溶かして大気中に押し出す方法です。
それに対してエレクトロスピニング法は溶媒に可溶なポリマーであればナノファイバー化できる技術でだれでも容易にクモの糸のような繊維を作ることが可能になります。
芯鞘極細繊維
2.エレクトロスピニングナノファイバーの歴史
2.1 アクロン大学でのレネカー教授の研究を振り返って
レネカー教授はこの分野の第一人者として研究を先導されました。その功績をたどりながら、これからのエレクトロスピニングの将来について紹介します。
2.2 エルマルコの果たした功績
リベレツ工科大学のオルドリッチ教授はノズルを使わない方式のエレクトロスピニングを提案しました。工業化に向けてはこの方が広く採用されています。この方法の面白い点やなぜこの方法が生まれたのかなどを紹介します。
3.エレクトロスピニングでナノファイバーを作るためのノウハウ
3.1 溶液の作り方
溶液濃度、溶媒の選定などを説明します。
3.2 電圧と電流
電圧が高いほど細いナノファイバーができるわけではありません。また電流をきちんとモニタリングしないと思わぬ感電をすることもあります。
3.3 ノズルの作り方
ノズルの太さや形状などについてご紹介します。
3.4 ナノファイバーを回収するターゲットの作り方
ナノファイバーを一方向に配向させたり、綿状に堆積させたりするための工夫を紹介します。
3.5 オンラインによる実演
実際のカトーテック社のNEUや手作りの装置を用いてエレクトロスピニングの実演をします。
4.ナノファイバーの用途
4.1 バイオ・メディカル用途
4.2 フィルター用途
4.3 食品用途
4.4 複合材料補強材用途
5.エレクトロスピニング法ナノファイバーの安全性
6.セルロースナノファイバーとエレクトロスピニング法ナノファイバーの違い
セルロースナノファイバーは天然由来で非常に多くの企業でも取り組みを始めています。用途やその性能について紹介します。
7.セルロースナノファイバーの今後
セルロースナノファイバーには多くの製紙メーカーや成形加工メーカーも取り組んでいます。それらを通してこれらの実用化に向けた方向性を紹介します。
□質疑応答□
セミナー講師
福井大学 繊維・マテリアル研究センター 教授 山下 義裕 氏
<経歴・専門・活動など>
1990/03/25 単位取得満期退学 京都大学 工学研究科 高分子化学専攻 博士
1990/04/01-1995/03/31 ユニチカ株式会社 中央研究所 研究員
1995/04/01-2016/03/31 滋賀県立大学 工学部 材料科学科 講師
2002/07/01-2003/03/31 アメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア ドレクセル大学客員教授
2014/04/01-2014/09/30 東京大学 生産技術研究所 吉江尚子教授研究室 客員研究員
2016/04/01-2019/08/31 大阪成蹊短期大学 生活デザイン学科 准教授
2019/09/01 福井大学 繊維・マテリアル研究センター 教授
山下は福井大学が福井県内をはじめとした北陸、近畿の教育と研究と企業活動を積極的に支援しながら、福井県の発展のために寄与していきたいと願っています。
山下の専門は抗コロナウイルス対策、ナノファイバー、繊維、プラスチック、ゴム、アパレルなど多岐に渡っています。
セミナー受講料
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※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
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1名申込みの場合:受講料( 定価:40,150円/E-mail案内登録価格 38,170円 )
定価:本体36,500円+税3,650円
E-mail案内登録価格:本体34,700円+税3,470円
※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
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