
EVを始めとした次世代自動車の普及展望とリチウム、コバルトなどLiB用金属資源の今後
受講可能な形式:【会場受講】or【アーカイブ配信】のみ
日時
【会場受講】 2023年12月21日(木)13:00~16:30
【アーカイブ受講】 2024年1月10日(水)から配信予定(視聴期間:配信から10営業日後まで)
セミナー趣旨
2023年に入り、世界的な電気自動車の流れは強まっており、これまでは電気自動車に距離を置いていると思われてきた世界首位の自動車メーカーのトヨタが、2021年12月14日に2030年に電気自動車の世界販売台数を350万台と大幅に引き上げ、投資額も蓄電池を含めて4兆円と、電気自動車に注力することを表明した。さらに、2023年春には社長交代とともに、さらなる電気自動車強化への動きを表明している。2022年1月にはソニーも、電気自動車をエンタテインメントの一つとして、参入することを表明し、日本を代表するソニーとホンダが手を組み、既存の大手自動車メーカー、IT企業、新興企業を巻き込んだ壮大な、「グレート・ゲーム」が始まった。
リチウム・イオン電池の技術革新と価格低下により、意欲的な見通しにおいては、2040年の世界の電気自動車市場は、新車販売の50%以上を占める。電気自動車は、スマート・フォンと比較して、1万倍近くのリチウム・イオン電池の容量を必要とし、レアメタルであるリチウム資源、コバルト資源の偏在と、需要の増加に供給が追いつかないうえに、ロシアによるウクライナへの侵攻もあって、正極材に使うリチウム、コバルト、ニッケルというレア・メタルの価格も高騰した。世界は、電気自動車の普及に向けて、レア・メタル、レア・アース争奪戦の様相を見せている。電気自動車の普及は、ガソリン車に依存した部品メーカーの淘汰を促し、既存の自動車企業、部品メーカーとIT企業の提携を通じて、日本の自動車メーカーの勢力図を変貌させる可能性が強い。
セミナープログラム
2.ロシアによるウクライナ侵攻とレア・メタル、レア・アース等の価格動向
3.次世代自動車の普及状況とガソリン自動車の競争力と生き残り策
4.欧米における次世代自動車への政策動向と強化支援策-EV普及策
5.日本における次世代自動車への普及政策の今後-軽と商用車の電動化
6.燃料電池車のメリットとデメリット-量産化への制約
7.電気自動車のメリットとデメリット-自動運転、蓄電池の価格と性能
8.電気自動車の今後の普及予測-中国、米国、欧州諸国
9.天然ガス自動車のメリットとデメリット-米国のシェール・ガス革命
10.燃料電池車の普及の可能性と市場規模-燃料電池トラック、バス
11.水素ステーションの普及の可能性と市場規模-水素社会の促進策
12.電気自動車と充電ステーションの普及の可能性と今後の市場規模
13.リチウム・イオン電池に係わる日本企業の強み-中国、韓国との競争
14.リチウム資源の現状と今後の価格動向-リチウム資源の争奪戦
15.コバルト、ニッケル資源の開発と今後の開発動向-ウクライナへの侵攻
16.レア・メタル、レア・アースの価格見通し-イーアクスルの供給
17.天然ガス自動車と天然ガス・ステーションの普及の可能性と市場規模
18.自動運転技術の革新動向とライド・シェアによる次世代自動車の動き
19.コバルト、ニッケルを利用しない蓄電池の開発動向-リン酸鉄リチウム電池
20.次世代自動車への日本企業のとるべき勝ち残り戦略-電動化と価値創造
□ 質疑応答 □
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