
LNP(脂質ナノ粒子)/核酸DDS技術の実用化・製剤化と品質評価および製造プロセス開発
受講可能な形式:【Live配信】のみ
~LNP製剤の品質管理に必要な評価法~
~RNA創薬に関する体内動態制御法~
~LNPの製剤設計のポイントとLNPの製造技術の動向~
第1部『脂質ナノ粒子製剤・リポソーム製剤の品質評価』
第2部『核酸・mRNAのDDS技術としてのLNP ~デザインから製剤原理まで』
第3部『LNPの処方設計と製造プロセス開発』
品質管理においては従来の製剤とは異なる留意点が必要!
脂質ナノ粒子製剤・リポソーム製剤の特徴と品質評価について解説 LNPはpH応答性のカチオン脂質を含む複数の脂質から構成されるナノ粒子であり、製剤設計や製造プロセス設計には特有の技術やノウハウが必要!
ポイントについて解説 LNPの製剤設計や製造プロセス設計について、特有の技術やノウハウ、そのポイントについて解説。
セミナープログラム
近年、脂質ナノ粒子やリポソームは核酸DDSのキャリアとして注目されている。製剤が複雑であるため、その品質管理においては従来の製剤とは異なる留意点が必要となる。本講演では、脂質ナノ粒子製剤・リポソーム製剤の特徴と品質評価について述べたい。
・リポソーム製剤や脂質ナノ粒子製剤の特徴
・リポソーム製剤や脂質ナノ粒子製剤の品質管理に必要な評価法
1.脂質ナノ粒子製剤・リポソーム製剤の特徴
1.1 リポソーム製剤
1.2 脂質ナノ粒子製剤
2.脂質ナノ粒子製剤・リポソーム製剤の品質評価
2.1 リポソーム製剤の品質評価
2.2 脂質ナノ粒子の品質評価
2.3 品質評価法の標準化
□質疑応答□
第2部『核酸・mRNAのDDS技術としてのLNP ~デザインから製剤原理まで』(13:00~14:45)
世界初のsiRNA医薬である「オンパットロ点滴静注」や、新型コロナウイルスに対するRNAワクチン「コミナティ筋注」、「スパイクバックス」が相次いで承認されたことを皮切りに、mRNA創薬研究が大きく加速している。この中で、脂質ナノ粒子(Lipid Nano Particle: LNP)が薬物送達技術(Drug Delivery System: DDS)として大きく貢献している。
本講座では、LNPを形成する重要な構成要素であるカチオン性脂質のデザインや、その応用についての動向について概説する。我々が開発しているカチオン性脂質についても、その実施例として紹介したい。
・原薬としてのmRNAの基礎的知識
・現在に至るまでのLNP開発の簡単な歴史
・RNAワクチンで用いられている脂質デザインやその免疫活性化機構に関する知見
・RNA創薬に関する体内動態制御法
・RNA創薬に関する製剤学的知識
1.自己紹介
2.遺伝子・核酸創薬の概説
2.1 mRNA創薬のメリット:DNAでなくなぜmRNAなのか
2.2 mRNAの構造
3.RNA送達技術としての脂質ナノ粒子(LNP)のデザイン
3.1 LNP技術の変遷
3.2 LNPの体内動態
4.RNAワクチン
4.1 新型コロナウイルスワクチンで使われている技術
4.2 RNAワクチン製剤の免疫活性化機構
5.LNPの応用
5.1 細胞/臓器標的化技術
5.2 免疫寛容制御技術等への応用
6.LNPの調製原理
6.1 LNPの製造原理:アルコール希釈法について
6.2 RNA製剤の構造
□質疑応答□
第3部『LNPの処方設計と製造プロセス開発』(15:00~16:45)
mRNAワクチンの開発を機にmRNA医薬の開発が増加している。その成功の鍵を担う一つの要素がLNPである。LNPはpH応答性のカチオン脂質を含む複数の脂質から構成されるナノ粒子であり、製剤設計や製造プロセス設計には特有の技術やノウハウが必要となる。本セミナーではこれらのポイントについて解説する。
・LNPの製剤設計のポイント
・LNPの製造技術の動向
1.脂質ナノ粒子(LNP)の開発動向
・開発のトレンド
2.LNPの製剤設計
・pH応答性カチオン脂質
・その他構成素材
3.LNPの品質管理
・品質管理項目
・安定性
4.LNPの製造プロセス
・プロセスの概要
・製造設備
5.LNPを製造するCDMO
・各CDMOの特徴
・富士フイルムの特徴
6.その他留意点
□質疑応答□
セミナー講師
『脂質ナノ粒子製剤・リポソーム製剤の品質評価』
北里大学 薬学部 教授氏 博士(薬学) 加藤 くみ子 氏
第2部(13:00~14:45)
『核酸・mRNAのDDS技術としてのLNP ~デザインから製剤原理まで』
東北大学 大学院 薬学研究科 教授 博士(薬学) 秋田 英万 氏
第3部(15:00~16:45)
『LNPの処方設計と製造プロセス開発』
富士フイルム(株) バイオサイエンス&エンジニアリング研究所 主席研究員
富士フイルム富山化学(株) バイオ事業本部 第二部 部長 辻畑 茂朝 氏
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
【テレワーク応援キャンペーン(1名受講) オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価 40,150円/E-Mail案内登録価格 38,170円 )
定価:本体36,500円+税3,650円
E-Mail案内登録価格:本体34,700円+税3,470円
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※他の割引は併用できません。
受講、配布資料などについて
Zoom配信の受講方法・接続確認
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
- 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー中、講師へのご質問が可能です。
- 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
≫ テストミーティングはこちら
配布資料
製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
その他注意事項
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
受講料
55,000円(税込)/人