
以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
ポリプロピレンの複合化で高機能に、目的の部材へ、高分子の基礎的理論も学ぶ
バンパー材にもアンダーフード材にもなる。内装表皮にも。さらには塗装接着層へ
★ 自動車用樹脂として海外で広く使われているオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)を徹底解説!
★ ポリプロピレンの複合化技術、成形加工と構造物性を大きく変化させる手法とは!
講師
(株)プライムポリマー 自動車材研究所 所長付 小林 豊 氏
博士(理学)、SPE日本支部理事
受講料
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
【キャンペーン!2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
※2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
趣旨
日本ではTPOは馴染みのない言葉ですが、海外では自動車用の樹脂材料として広く使われています。その実態は、ポリプロピレン(PP)を主体として複合化した材料です。ゴムでタフニングすればバンパー材、タルクやガラス繊維で強化すればアンダーフード材です。動架橋したものは内装の表皮などに使われるほど柔らかくなります。一方、化学的な変性をすれば、塗装する際の接着層にもなります。
この講座では、1970年頃から現在に至る技術を説明すると同時に、理論を補足しながら将来を展望します。
プログラム
<得られる知識・技術>
ポリプロピレンを中心とする複合材料の知識、複合化する手法、分析方法、高分子の基礎的な理論を学ぶことができます。
<プログラム>
1.ポリオレフィンの構造と物性
1.1 ポリオレフィンとは
1.2 単独重合体の性状
1.3 共重合体の性状
1.4 他樹脂との違い
1.5 物性と構造の関係
(1) 流動性
(2) 剛性‐衝撃バランス
(3) 表面の特性、透明性
(4) 拡散性、ブリード性
2.複合化技術
2.1 タフニング(ゴム強化)
2.2 フィラー強化、繊維強化
2.3 添加剤
2.4 変性
2.5 コンパウンド技術
(1) グレースカーブ、キャピラリー数
(2) 流動誘起相溶解
(3) スピノーダル分解
3.成形加工と構造物性
3.1 紡糸を例として分子鎖の配向を考察
3.2 分子構造とレオロジー特性
3.3 フィルムの延伸と構造
3.4 射出成形での構造形成
(1) スキンーコア構造
(2) スキン層と物性
(3) 多層構造と物性 線膨張係数など
□ 質疑応答・名刺交換 □
受講料
48,600円(税込)/人
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
RO膜(逆浸透膜)とは?RO膜による水処理の仕組み、メリット・デメリットをわかりやすく解説
【目次】 水は私たちの生活に欠かせない資源であり、その水質は健康や環境に大きな影響を与えます。近年、世界中で水資源の不足... -
-
モビリティ革命とは?モビリティ革命が描く未来の移動と新しい社会システムの探求
【目次】 ▼さらに深く学ぶなら!「自動車技術」に関する オンデマンド セミナーはこちら! 21世紀に入り、私たちの生活は急速に変化... -
ドゥカティのデスモドロミックとは?仕組みやメリット、歴史を解説!
イタリアに本社を置くドゥカティ社は、日本の4大メーカーをはじめ各国のメーカー・ブランドがしのぎを削る2輪車市場で長年にわたって独自の存在感を発揮し、レ...