【中止】衝撃変形の評価と耐衝撃設計への展開
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
---|---|
主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 機械材料 金属材料 高分子・樹脂材料 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
実用的な衝撃工学の知識とその応用として耐衝撃設計へのアプローチを解説!
実際に衝撃変形試験を行うためのノウハウ(主にスプリット・ホプキンソン棒法)についても詳しく説明します!
【アーカイブ配信:4/25~5/2】での受講もお選びいただけます。
セミナー講師
防衛大学校 システム工学群 機械工学科 准教授 博士(工学) 山田 浩之 氏【ご専門】 衝撃工学,材料力学,固体力学,材料工学 【学協会等】 日本機械学会,日本材料学会,軽金属学会,アメリカ機械学会,日本金属学会,日本非破壊検査協会,日本航空宇宙学会,日本実験力学会,日本高圧力技術協会【ご略歴】 2010年3月大阪大学大学院基礎工学研究科機能創成専攻博士後期課程修了 2010年4月防衛大学校システム工学群機械工学科 助教 2012年10月防衛大学校システム工学群機械工学科 講師 2016年4月防衛大学校システム工学群機械工学科 准教授
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、 2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。※上記金額はライブ配信、アーカイブ配信いずれかの受講料です。ライブ配信、アーカイブ配信両方視聴される場合は、会員価格で1名につき55,000円(税込)、2名同時申込で66,000円(税込)になります。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますことご了承下さい。
- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
衝撃工学は身近に存在する衝突(自動車など輸送機器)、落下(携帯などの電子デバイス)のような実現象問題を解明する上で必要不可欠な分野です。しかし、衝撃工学を解説した参考書が非常に少ないため,具体的にどうやって実験すれば良いかわからないことから、難しい学問という印象を持たれてしまいます。しかし、衝撃工学の正しい知識は、現実的かつ安全性を考慮した構造物の耐衝撃設計に大きく役立ちます。 本セミナーは、衝撃工学を学ぶ初学的な位置付けで、基礎問題を重視した内容です。衝撃工学で重要となる応力波の概念をメインに、衝撃変形時の応力-ひずみ関係の計測方法、金属材料学的な視点からの基礎理論(転位運動の熱活性化理論)、有限要素解析、様々なケーススタディーを通して、実用的な衝撃工学の知識とその応用として耐衝撃設計へのアプローチを解説します。今回は特に、衝撃工学を身近に感じてもらえるように、実際に衝撃変形試験を行うためのノウハウ(主に代表的な衝撃試験方法であるスプリット・ホプキンソン棒法(JIS Z 2205: 2019))について詳しく説明します。
受講対象・レベル
・衝撃問題を取り扱う必要がある技術者・強度設計に衝撃工学を応用したい方(主に自動車,航空機,精密機器,機械材料(鉄鋼,アルミニウムなど)を扱う技術者)・材料・構造体の衝撃変形試験方法(スプリット・ホプキンソン棒法)を学びたい方
習得できる知識
・衝撃工学の基礎知識・衝撃問題における実験技術(スプリット・ホプキンソン棒法(JIS Z 2205: 2019))・耐衝撃設計へのアプローチの基礎
セミナープログラム
1.はじめに~衝撃変形とは?~
2.衝撃工学の基礎知識 (1)材料力学の教科書における衝撃問題 (2)応力波伝播の基礎知識 (3)応力波伝播による弾性変形 (4)応力波の入射,透過,反射 (5)応力波の伝播問題に関するケーススタディー (6)応力-ひずみ関係(材料構成式) (7)ひずみ速度依存性 (8)転位運動の熱活性化理論
3.衝撃変形における材料・構造体の応力―ひずみ関係の計測方法 (1)衝撃試験計測で落ち入りやすいミス (2)一般的な衝撃試験の計測手法(ひずみゲージによる測定) (3)高速度カメラを使用した衝撃現象の観察 (4)代表的な衝撃試験方法 (a)スプリット・ホプキンソン棒法 (b)ワンバー法 (c)落錘試験 (d)その他
4. JIS Z 2205:2019紹介「スプリット・ホプキンソン棒法を用いた高変形速度試験方法」 (1)概略 (2)理論 (3)圧縮試験 (4)引張試験 (5)曲げ試験 (6)評価方法と精度保証
5.衝撃における有限要素解析 (1)衝撃問題における有限要素解析 (2)陽解法を使った解析 (3)材料構成式の重要性 (4)耐衝撃設計における有限要素解析の利便性
6.衝撃工学に関するケーススタディー (1)鉄鋼材料,アルミニウム合金の衝撃変形特性(データの紹介) (2)発泡構造体の衝撃緩衝・吸収エネルギー評価とその応用(発泡高分子材料,発泡アルミニウムなど) (3)低強度材料のひずみ速度依存性(例:生体模擬材料への応用) (4)押込試験を使った新しい材料構成式の評価 (5)その他
7.まとめ
キーワード衝撃,工学,応力,材料,変形,金属,計測,試験,評価,有限要素,解析