熱可塑性エラストマー(TPE)の基礎と生分解性TPEの開発

49,500 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:00 
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 高分子・樹脂材料   高分子・樹脂加工/成形
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

 ★生分解性TPEの分子設計、合成、物性、および生分解性について紹介します!

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。☆日程が延期になりました。2024年1月22日(月)⇒ 2024年2月27日(火)☆日程が延期になりました。2024年2月27日(火)⇒ 2024年5月14日(火)【アーカイブ配信:5/15~5/29(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。

セミナー講師

広島大学 大学院先進理工系科学研究科 応用化学プログラム 准教授 中山 祐正 氏【学位】博士(理学)【専門】高分子化学【略歴】1995年3月大阪大学大学院理学研究科高分子科学専攻博士後期課程修了(博士(理学)取得)1995年4月大阪大学 理学部 助手2000年4月広島大学 工学部 助手2007年4月 同 大学院工学研究科 助教2008年4月 同 大学院工学研究科 准教授2020年4月改組により 同 大学院先進理工系科学研究科 准教授2022~2023年度 高分子学会グリーンケミストリー研究会 運営委員長

セミナー受講料

49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、  2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
  • アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

 熱可塑性エラストマー(TPE)は、熱可塑性プラスチックと同様に成型加工が可能なエラストマー(ゴム)材料であり、通常の架橋ゴムと比較して、成型加工性やリサイクル性に優れているという特徴を有する。一般にTPEは柔軟なソフトセグメントと剛直なハードセグメントから構成される、トリブロック以上の多ブロック共重合体やグラフト共重合体の構造を持つ。TPEがどのように合成されるのか、TPEの構造と物性の関係、などについて説明し、一般的なTPEの例とそれらの特徴について述べる。 また、植物由来の生分解性ポリマーとして注目されているポリ乳酸は比較的剛直なポリマーであり、ポリ乳酸をハードセグメントとして利用したTPEがいくつか報告されている。そのようなTPEの例として、講演者が開発した生分解性TPEの分子設計、合成、物性、および生分解性について紹介する。

受講対象・レベル

・製造業務にたずさわって1~3年の若手技術者や新人~中堅の方

必要な予備知識

・高分子化合物やその原料などの化学構造式が出てきます。・高分子化学の基礎知識があると理解しやすいですが、できるだけ分かり易くするよう努めます。

習得できる知識

・熱可塑性エラストマー(TPE)とは何か。・一般的なTPEの種類、化学構造、性質が理解できる。・生分解性TPEの分子設計を理解できる。

セミナープログラム

1.はじめに 1-1.高分子材料 1-2.プラスチックとゴム

2.熱可塑性エラストマー(TPE) 2-1.TPEの特徴 2-2.TPEの構造 2-3.TPEの合成 2-4.TPEの物性 2-5.一般的なTPEの例

3.生分解性を有するTPE 3-1.生分解性TPEの分子設計 3-2.ポリ乳酸をハードセグメントとするTPE  (1) これまでの報告例  (2) 最近の研究1:ポリ(ε-カプロラクトン-co-D,L-ラクチド)をソフトセグメントとするTPE  (3) 最近の研究2:縮合系脂肪族ポリエステルをソフトセグメントとするTPE

キーワード:熱可塑性,エラストマー,生分解性,高分子材料,プラスチック,ゴム,ポリ乳酸,講演,セミナー