
以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
本講座では、以下のようなポイントを軸に、丁寧に解説いたします!
【制定の背景】臨床研究法の全体像/契機となったディオバン事件の本質等。
【臨床研究法】観察研究の位置付け/臨床試験情報登録/利益相反と監査。
【倫理指針】適切な同意の考え方/ICやオプトアウト手続の見直し。
【課題と期待】2024年以降における、GCP省令を含む関連法規制の展望。
会場では、個別のご質問も大歓迎です。是非、この機会をご活用ください!
セミナー趣旨
臨床研究実施の手続や臨床研究に関する資金等の提供に関する情報の公表の制度等を定めた臨床研究法が、2017年4月14日に公布されました。その約1年後、臨床研究施行規則が2018年2月28日に公布され、臨床研究法と併せて2018年4月1日から施行されました。
従来、本邦における臨床研究については、「臨床研究に関する倫理指針」という、いわゆるガイドラインの下で実施されてきました。その後、臨床研究に係る不正行為が相次いで発覚し、法制化されました。
一方、欧米諸国では、以前より、介入のあるClinical ResearchとしてのClinical Trialは、全てICH-GCPというガイドラインの対象とされてきました。
このように、本邦と欧米では臨床研究(試験)に関して、見かけ上、レギュレーションギャップがあります。しかしながら、これはあくまでも見かけ上のものであって、同じ人を対象とした臨床研究(試験)のあり方に、国内外で本質的な違いがあって然るべきではありません。また実際に、臨床研究法の施行後、本邦の臨床研究が停滞しているという現実も看過することはできません。
本講座では、まず臨床研究法や倫理指針の歴史から、それらの目的や制定趣旨を確認します。そして、今般の改正臨床研究法及び倫理指針の論点とそれらへの対応を検討します。さらに、GCP省令を含む本邦の臨床試験関連規制の課題と今後の期待について論説します。
必要な予備知識
■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・臨床研究法
・倫理指針
・GCP省令
習得できる知識
・臨床研究法及び倫理指針の目的と制定趣旨
・改正臨床研究法及び倫理指針の論点
・臨床試験関連規制の課題
セミナープログラム
1 倫理指針から臨床研究法へ
1.1 臨床研究法はなぜ作られたのか?
1.2 臨床研究法の全体像
1.3 ディオバン事件の本質
2 臨床研究法改正の論点
2.1 観察研究にも適応されるの?
2.2 そもそも臨床試験情報登録の目的は?
2.3 COIと監査?
3 倫理指針改正の論点
3.1 適切な同意とは?
3.2 ICの見直し
3.3 オプトアウト手続の見直し
4 臨床試験関連規制の課題と今後の期待
5 質疑応答&個別質問(相談)
※途中、小休憩を挟みます。
■講演中のキーワード
・臨床研究法
・倫理指針
・GCP省令
セミナー講師
アンテレグループ合同会社 代表社員 オフィスアンテレ薬剤師行政書士事務所 代表
一般社団法人クリニカルリサーチ審査センター 理事 新見 智広 先生
■ご経歴
ファイザー、ガルデルマ、そーせい等の日米欧のグローバル製薬企業にて20年以上、
医薬品開発、薬事、PMS及びマーケティングの経験をした。
その後、医薬品・医療機器開発、医事・薬事法務及び品質マネジメント(ISO9001)等に関するサポート
及びコンサルタント業務を行い現在に至る。
■これまでご経験された主な業務
①日米欧、大規模から中小規模の異文化環境下での医薬品及び医療機器の開発業務
②ローカル及びグローバルプロジェクトマネジメント
③部門責任者として組織マネジメント及びピープルマネジメント
④製薬会社、CRO、SMO、セントラルラボ及び倫理委員会といった医薬品開発の全てのキープレーヤー
⑤シニアマネジメントとしてのビジネスマネジメント
⑥メディカル領域(医療機関、製薬会社、医療機器会社、CRO、SMO)を対象とした医薬品開発の実施のための
品質マネジメントシステム(QMS)の導入支援及びISO認証取得コンサルテーション
⑦QMS(ISO9001)審査員及び技術専門家
⑧ヘルスケアビジネス法務(薬機法・医療法・行政法・会社法・商法・民法等)
⑨医療機器、化粧品等の製造業/製造販売業許可、品目承認等の各種申請/届出に関する業務
■ご専門および得意な分野・ご研究
・医薬品・医療機器開発(特に皮膚科、感染症、循環器の領域に多くの経験)
・医薬品開発の品質マネジメント(ISO9001)
・ヘルスケアビジネス法務(薬機法・医療法・行政法・会社法・商法・民法等)
■本テーマ関連学協会でのご活動
・東京都行政書士会会員
・日本品質管理学会(JSQC)会員
・QMS(ISO9001)審査員
・Research Quality Association (RQA)会員
・元日本QA研究会(JSQA)国際委員会副委員長及びGCP部会幹事
セミナー受講料
1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 感染拡大防止対策にご協力下さい。
- セミナー会場での現金支払いを休止しております。
- 新型コロナウイルスの感染防止の一環として当面の間、昼食の提供サービスは中止させて頂きます。
- 配布資料は、当日セミナー会場でのお渡しとなります。
- 録音・録画行為は固くお断り致します。
- 講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
- 講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。(*PC実習講座を除きます。)
受講料
41,800円(税込)/人
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
41,800円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、コンビニ払い
開催場所
東京都
【品川区】きゅりあん
【JR・東急・りんかい線】大井町駅
主催者
キーワード
医薬品技術 医療機器・医療材料技術 医薬品・医療機器・化粧品等規制
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
41,800円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、コンビニ払い
開催場所
東京都
【品川区】きゅりあん
【JR・東急・りんかい線】大井町駅
主催者
キーワード
医薬品技術 医療機器・医療材料技術 医薬品・医療機器・化粧品等規制関連教材
もっと見る関連記事
-
【ものづくりの現場から】革新的医療器具"AIBOU"に学ぶ、医工連携の取り組みとは(豊國)
ものづくりドットコムの連載「ものづくりの現場から」では、現場の課題や解決策に注目し、ものづくりの発展に寄与する情報を提供しています。今回は、医療機器分...