抗菌・抗ウイルス・抗バイオフィルムのための材料表面設計と表面処理技術

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 抗菌・抗ウイルス技術   化学反応・プロセス   薄膜、表面、界面技術
開催エリア 全国
開催場所 オンライン配信セミナー

~細菌・ウイルス・バイオフィルムの基礎と材料表面での挙動、増殖抑制技術~~殺菌・不活性化・付着防止等の表面処理技術~

抗菌・抗ウイルス製品の製造・開発・研究およびその高機能化に向け、細菌・ウイルス・バイオフィルムの挙動や増殖抑制技術、細菌・不活性化効果・付着防止等の表面処理技術、最近の表面処理研究などについて解説します。

日時

【Live配信】 2023年11月28日(火) 10:30~16:30【アーカイブ配信】 2023年12月7日(木) まで受付(配信期間:12/7~12/20)

セミナー講師

日本工業大学 基幹工学部 応用化学科 教授 博士(工学) 伴 雅人 氏
 
専門:真空工学、プラズマ応用、薄膜応用、バイオマテリアル表面技術協会 理事(2016年〜2017年、2022年〜)
 
【略歴】1991年3月 名古屋大学 大学院工学研究科 金属工学専攻 修了1991年4月 川崎重工業株式会社 入社2005年9月 川崎重工業株式会社 退職2005年10月 日本工業大学 工学部 システム工学科 助教授2012年10月 日本工業大学 工学部 創造システム工学科 教授2018年4月 日本工業大学 基幹工学部 応用化学科 教授表面技術協会 関東支部会 主査(2014年~)表面技術協会 理事(2016年~2017年)

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】1名申込みの場合:40,150円 ( E-Mail案内登録価格 38,170円 )※WEBセミナーには「アーカイブとオンデマンド」が含まれます。※1名様でお申込み場合、キャンペーン価格が自動適用になります。※他の割引は併用できません。

受講について

Zoom配信の受講方法・接続確認

  • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
  • 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー中、講師へのご質問が可能です。
  • 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。≫ テストミーティングはこちら

アーカイブ配信の受講方法・視聴環境確認

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 会場での録画終了後から営業日で10日以内を目安に視聴開始のご案内をお知らせします。
  • S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
  • 視聴期間は営業日で10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。(テキストに講師の連絡先が掲載されている場合のみ)
  • 動画視聴・インターネット環境をご確認ください以下の視聴環境および視聴テストを事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。≫ 視聴環境  ≫ 視聴テスト【ストリーミング(HLS)を確認】

配布資料

  • Zoom配信受講:PDFテキスト(印刷可・編集不可)
  • アーカイブ配信受講:PDFテキスト(印刷可・編集不可)

セミナー趣旨

 温暖化による大規模な山火事の発生は人獣の接触機会を増加させ、また、永久凍土の融解は未知の細菌やウイルスの出現可能性を増大させています。我々は、細菌やウイルスによる新興・再興感染症が、今後も再び起こることを想定し、急ぎ対策を進めないといけません。ヒトの行動制限を伴わず接触感染を防止する手段としてのモノの表面の抗菌・抗ウイルス加工は、「予防工学」とも命名できる公衆衛生に関わる有効な工学技術の一つです。 本講演では、材料表面の抗菌・抗ウイルス加工のさらなる高機能化のための一助となることを期待し、細菌やウイルスが材料表面でどのように振る舞い、それらの増殖を抑制するためにはどのように材料表面を設計すべきなのか、そしてそのような材料表面はどのような方法で創出できるのか、について概説します。

受講対象・レベル

・抗菌加工製品製造・開発・研究・営業に携わる方・表面処理技術の開発・研究・営業に携わる方・抗菌材料について基礎から学習したい技術者の方

習得できる知識

抗菌・抗ウイルス・抗バイオフィルムとはどういうことであるか、また、ヒト-モノ-ヒト感染を減らす手段としてのモノの表面処理に関する材料設計指針、抗菌メカニズム、使用材料や施工方法など。

セミナープログラム

1.細菌・ウィルス・バイオフィルムとその表面での様態 1.1 細菌とウイルスの違いと共通点 1.2 バイオフィルムとはどのようなものか 1.3 細菌やウイルスに感染するとはどういうことか 1.4 細菌は材料表面でどのように生き残るか 1.5 ウイルスは材料表面でどのくらいの期間「生きている」か2.細菌・ウイルスの増殖抑制の方法 2.1 増殖抑制の作用機構 2.2 抗菌・殺菌やウイルス不活化にはどのような方法があるか3.抗菌・抗ウイルスのための表面処理手法 3.1 材料表面設計指針 3.2 殺菌・不活化効果: どのようなしくみで抗菌されるのか  3.2.1 活性酸素の活用  3.2.2 金属イオンの活用 3.3 付着防止効果: どのようなしくみで抗菌されるのか  3.3.1 表面形態(物理的側面)  3.3.2 タンパク質吸着抑制(化学的側面)  3.3.3 表面特性(疎水/親水・帯電・表面粗さ)による複雑性 3.4 どのような表面処理手法が使われているか  3.4.1 処理手法の整理  3.4.2 プラズマプロセス  3.4.3 めっき  3.4.4 溶射・コールドスプレ 3.5 最近の表面処理研究から  3.5.1 グラフェンによる殺菌効果  3.5.2 昆虫の羽のナノ構造による殺菌効果  3.5.3 光触媒酸化チタンのウイルスへの効果  3.5.4 その他4.今後の課題 □質疑応答□