軟包装のモノマテリアル化とリサイクル技術の最新開発動向 ~規制・特許動向や実例、紙化なども交えて解説~

国内外の関連法規制動向から、モノマテリアル化やバリア付与技術、リサイクル手法開発動向、軟包装の紙化まで。 

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

      プラスチック製容器包装材料は、カーボンニュートラル、海洋汚染、廃棄物輸出禁止等の要因により、欧州を中心にリサイクルに向けた動きが活発化している。軟包装は多種の素材を積層することで機能を発揮しており、マテリアルリサイクルは困難である。そこで、リサイクルし易い設計として、軟包装のモノマテリアル化が提言され、そのための包装材料開発が進められている。
      欧州では、サーマルリサイクルはリサイクルとして認められず、ケミカルリサイクルを含めて軟包装のリサイクル手法の開発が進められている。また、プラスチックの使用量の削減及びカーボンニュートラル素材ということで、プラスチックから紙への材料変更も行われている。
      軟包装のモノマテリアル化及びリサイクル手法の開発動向について、特許情報を交えて述べる。

    受講対象・レベル

    軟包装材料の製造、開発及び利用に関わって2年以上の経験を有する方。

    必要な予備知識

    ■必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まるサイトなど:※閲覧必須ではありません。
    ・欧州プラスチック戦略について 経済産業省 (2018.03)
    ・プラスチック資源循環戦略(env.go.jp)(2019.05.31)

    習得できる知識

    ・欧州での包装材料のリサイクル、減量化の法制化
    ・軟包装のモノマテリアル化に向けた業界の動向
    ・軟包装のモノマテリアル化の実例
    ・軟包装のモノマテリアル化に必要な透明蒸着フィルムの動向
    ・軟包装の油化によるリサイクルの動向
    ・軟包装のプラスチック削減のための紙化
       など

    セミナープログラム

    1.プラスチック製容器包装廃棄物規制動向
     1)EUのプラスチック環境戦略
     2)EUのプラスチック廃棄物の現状
     3)EUの法規制
     4)日本のプラスチック廃棄物の現状
     5)日本の環境のプラスチック環境戦略と法制化
     6)欧州のグローバル企業及び団体の動向
    2.軟包装のモノマテリアル化のガイドラインと実例
     1)CEFLEXのガイドライン
     2)海外のモノマテリアル化例
     3)国内のモノマテリアル化例
     4)モノマテリル化関連出願特許
    3.軟包装のモノマテリアルとバリア付与
     1)透明蒸着
      a)透明蒸着海外メーカー
      b)透明蒸着国内メーカー
     2)コーティング
     3)EVOH
    4.プラスチックリサイクルの現状
     1)リサイクルの定義
     2)国内のプラスチック製容器包装のリサイクル
      a)マテリアルリサイクル
      b)ケミカルリサイクル
    5.海外の軟包装リサイクル手法開発動向
     1)メカニカルリサイクル
     2)油化
     3)ガス化
     4)解重合
     5)リサイクル品の食品包装への適用
      a)FDA
      b)EFSA
     6)ケミカルリサイクル関連特許
    6.軟包装の紙化
     1)紙化の構成
     2)紙へのバリア付与
     3)紙化の実例
    <質疑応答>


    *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。

    セミナー講師

     土屋特許事務所 弁理士   土屋 博隆 先生 ※元・大日本印刷株式会社

    ■ご略歴
    大日本印刷株式会社に37年間勤務。軟包装材料、液体紙容器、透明蒸着、
    無菌充填装置等の開発及び包装材料加工技術の開発に従事、この間、包装研究所所長等に就く。
    現在は弁理士として業務に従事。

    セミナー受講料

    【オンライン:見逃し視聴なし】 1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

    【オンライン:見逃し視聴あり】 1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

    *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

    受講について

    ※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

    配布資料・講師への質問等について

    • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
      (開催1週前~前日までには送付致します)。

      ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
      (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
    • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
      (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
    • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
      無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

    下記ご確認の上、お申込み下さい

    • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
    • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbps以上の回線をご用意下さい)。
      各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
    • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

    Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

    • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
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      使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
    • Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
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       対応ブラウザーについて(公式) ;
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    • 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
    • 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
      セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
      尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
      ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
      (見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
      こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

     

    受講料

    47,300円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    10:30

    受講料

    47,300円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込、コンビニ払い

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    高分子・樹脂加工/成形   汚染物質排出抑制技術   省資源

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    キーワード

    高分子・樹脂加工/成形   汚染物質排出抑制技術   省資源

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