以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
~ 材料設計のポイントと最適な複合化への効率的なアプローチ ~
高分子材料にカーボンナノチューブやグラフェン、ナノダイヤモンドなど
ナノカーボンを充てんすることで単一材料では得られない優れた特性を引き出すことができる
効率的な材料設計手法を解説いたします。
ただ混ぜ込むだけではなく、狙った物性を発現させる重要な要素である
フィラーの分散や化学修飾、界面相互作用の制御方法などの理解を深めることができます。
ナノカーボン充てん高分子系複合材料の高機能化・高性能化の技術開発をされる方、
ナノカーボン分散系材料をお取り扱いの方、ぜひご受講ください。
※高分子系複合材料について基礎から解説しますので、
これから高分子やナノカーボンを取り扱う方にもお役立て頂けます。
セミナー趣旨
本セミナーでは、高分子系複合材料に関する研究例を交えながら、高分子中におけるナノカーボンの分散技術と高分子複合材料の設計技術について解説する。
受講対象・レベル
・高分子材料,ナノ材料,複合材料に関わる方。
※高分子,ナノカーボンとは何かという最低限の予備知識があるほうが望ましいです。
習得できる知識
・高分子系複合材料設計におけるポイントを習得
・最適な複合化手法に効率的にアプローチできるようになる
セミナープログラム
1.高分子系複合材料とは
1.1 身近にある高分子材料
1.2 なぜ複合化するのか
1.3 高分子系複合材料の主な作製方法
1.4 高分子系ナノ複合材料
a) フィラーの大きさの効果
b) フィラーの分散性の効果
c) 界面相互作用の効果
2.ナノカーボン
2.1 ナノカーボンの種類
2.2 ナノカーボンの特徴
2.3 親水性ナノカーボン
3.ナノカーボン充てん高分子系複合材料
3.1 材料設計方法
3.2 ナノカーボンの分散性
a) 化学修飾
b) 界面活性剤
3.3 界面相互作用
a) 共有結合
b) 静電引力
c) 物理的相互作用
3.4 高分子・フィラーの配向・配列の効果
3.5 高分子系複合材料材料の評価方法
a) 構造評価方法
b) 物性評価方法
4.まとめ
□ 質疑応答 □
セミナー講師
【ご専門】
有機―無機複合材料、高分子構造・物性
2013年9月 神戸大学 大学院 工学研究科 応用化学専攻 博士課程 後期課程 修了 博士(工学)
2015年4月 中部大学 工学部 応用化学科 助教
2018年4月 同上 講師 現在に至る
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:35,750円 ( E-Mail案内登録価格 33,990円 )
※WEBセミナーには「アーカイブとオンデマンド」が含まれます。
※1名様でお申込み場合、キャンペーン価格が自動適用になります。
※他の割引は併用できません。
受講について
Zoom配信の受講方法・接続確認
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
- 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー中、講師へのご質問が可能です。
- 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
≫ テストミーティングはこちら
配布資料
- 製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
原子散乱因子:金属材料基礎講座(その137)
◆ 原子散乱因子 X線と電子による相互作用や散乱を一つの原子に対して見てみます。原子の周りには原子番号の数だけ電子があります。もし入射X線が同じ方向... -
Lorentz因子、吸収因子と温度因子:金属材料基礎講座(その136)
【目次】 1. Lorentz因子 X線回折はブラッグの式によって起きますが、回折ピークの角度から少しずれた角度でもある程度の回折... -
多重度因子、かたより因子:金属材料基礎講座(その135)
【目次】 1. 多重度因子 回折が例えば(100)で起こる時、同じ面間隔を持つ(010)、(001)などの面も同様に回折を起こしま... -
構造因子 面心立方格子:金属材料基礎講座(その134)
◆ 構造因子 面心立方格子 面心立方格子の構造因子を見てみます。面心立方格子の場合、立方格子の頂点の000と各面の中心1/2,1/2...