事業・研究・知財戦略推進のためのパテントマップ作成方法とその活用
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | サイエンス&テクノロジー株式会社 |
キーワード | 知的財産マネジメント 事業戦略 技術マネジメント総合 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【品川区】きゅりあん |
交通 | 【JR・東急・りんかい線】大井町駅 |
~ 事業・研究・知財戦略の立案、推進に必要なインテリジェンスを
「見える化」する ~
講師
[第1部 10:30~13:00]
株式会社戦略データベース研究所 所長 鶴見 隆 氏
◆専門/主な業務
専門/繊維工学、分離膜工学、知財管理、特許情報管理、標準化
業務/大・中小企業の知財コンサルティング
◆簡単な経歴・経験等
1966年 3月 東京大学理学部化学科卒業
1966年 4月 旭化成(株)に入社
同社において、ベンベルグ不織布(ベンリーゼ)、人工腎臓用中空糸膜、
ウイルス分離膜(プラノバ)等の開発に従事、
これらの開発に関し、繊維学会技術賞、日本化学会技術賞、発明協会発明賞等を受賞。
1993年~1997年 同社カシミロン工場長
1997年~2004年 同社常務理事として知的財産部次長、技術情報センター長および
知的財産・技術情報センター長を担当
2005年~2011年 東京農工大学大学院技術経営研究科教授として、
知財関連の教育・訓練及び国際標準化に関する研究を担当
現在
(株)戦略データベース研究所代表取締役社長
(株)知財デザイン取締役
知的財産高等裁判所専門委員
知財国家検定試験委員
[第2部 13:45~16:30]
ミダスIPパートナーズ 代表 大田 恭義 氏
◆専門/主な業務
知財戦略コンサルタント(調査解析、知財戦略、発明発掘etc)
◆簡単な経歴・経験等
1984 年 東京工業大学大学院修士課程修了後、富士写真フイルム株式会社(現富士フイルム株式会社)入社。
医療機器開発に従事した後に、2000 年に知的財産部へ異動。主に医療事業分野における発明発掘から権利化、契約交渉などの知財業務全般に従事。2008 年からは医療機器開発設計部門との兼務となり、医療事業全体の知財戦略の推進や戦略を実行するリエゾンの体制づくりを牽引。その一方で、課題発展型発明生産手法(iDメソッド)を開発し部門展開を行い、自ら発明者として1000 件以上の国内出願を短期間で推進するなどして、医療事業分野で勝ち抜くための知財活動を主導。本手法を世の中に広めるべく2015 年秋に退社し、ミダスIPパートナーズを創業。
一般社団法人企業研究会の研究アドバイザーも務め、複数大手企業の知財戦略コンサルタントを手掛けており、各種社内外セミナーも開催。2017 年より、インパテック株式会社 パテントマップ研究会 アドバイザーに就任。
受講料
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
【キャンペーン!2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円 )】
※2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で受講できます。
※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
趣旨
事業・研究を成功させるためには、事前におよび継続的に情報調査を行い、事業・研究を取り巻く内外環境を十分に把握・解析して、競合他社に勝てる戦略を立て、推進することが肝要です。情報の中でも取り分け特許情報は、技術動向、他社の事業・研究戦略を知るとともに、自社の事業・研究活動が可能な領域および自社権利を確立する領域を探り、知財戦略を立案・推進する上で必要不可欠なものです。
この特許情報解析を進める上で不可欠なツールがパテントマップです。大量の特許情報の山を、適切な分類記号・キーワードを用いて解析することにより、事業・研究・知財戦略の立案、推進に必要なインテリジェンスを手に取るように「見える化」することが可能になります。
本講座では、パテントマップ作成を目指す技術者の方々を対象に、わかりやすく作成方法を解説するとともに、その応用事例を解説します。
プログラム
第1部[10:30~13:00] 講師:鶴見 隆 氏
1.パテントマップの基礎
1)特許情報の重要性
・特許情報は、権利・技術・経営情報のかたまり!
・特許情報は、もっとも使いやすくかつ世界最大の技術情報源
2)特許情報の活用場面
・三位一体の戦略の要!
・特許管理の要諦!
・技術者・研究者の成功の鍵!
3)特許情報を活用しよう!
・特許情報は活用されているか?
・なぜ十分に活用されていないのか?
・活用を進めるためのキーポイント!
4)特許情報調査の基礎
・分類記号検索とキーワード検索
・目的とする特許群の検索方法
5)目的に応じたパテントマップの作り方・使い方
・パテントマップ作成の手順
・パテントマップの種類と用途
・事業・研究戦略の推進とパテントマップ
6)パテントポートフォリオの構築とパテントマップ
・パテントポートフォリオの構築方法
・課題/解決手段系統図の活用とパテントポートフォリオの構築
7)旭化成での活用事例
・遡及調査・継続調査をやらずに研究開発を進めてはいけない!
・研究テーマに関連する特許群のデータベース化(LDB)
・戦略的に活用可能なデータベース(SDB)の構築
□ 質疑応答・名刺交換 □
第2部[13:45~16:30] 講師:大田 恭義 氏
2.パテントマップ活用の実際
1)クリアランス確保のための加工分析の仕方と読み方
2)競合他社の技術予測のための加工分析の仕方と読み方
3)業界予測のための加工分析の仕方と読み方
4)事業予測のための加工分析の仕方と読み方
5)新技術・新事業企画のための特許情報の加工分析の仕方と読み方
3.特許情報解析の戦略的活用(事例研究)
1)新規事業開発におけるターゲット商品決定の事例
2)新商品探索の事例
3)産学連携による製品開発の事例
4)中小企業と大手企業の連携の事例
□ 質疑応答・名刺交換 □