
【中止】粉体の基礎理論と特性評価、粉体単位操作の設計計算法
粉体理論を初めて学ばれる方、学び直したい方、専門の知識をさらに高めたい方を対象に、粉体技術の核心となる理論を分かりやすく解説!
講師が独自に作成した詳しい解説付きのテキストをお渡ししますので、講習後も講師の言葉を思い出しながら復習できます!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
◆受講者限定で見逃し配信(1週間:何度でも視聴可)を予定しております。
セミナー趣旨
粉体は、気体・液体・固体のいずれとも異なる挙動を示すことから、粉体を正しく扱うにはまず粉体特有の性質について知る必要があります。粉体の最たる特徴は、粒子1個1個の寸法や形状にバラツキがあるということです。したがって、粉体の基本情報を客観的に正しく評価するには、ルールの部分、すなわち寸法や形状の定義やバラツキの表し方について理解しておく必要があります。
この講座では、粉体理論を初めて学ばれる方、学び直したい方、専門の知識をさらに高めたい方を対象に、粉体技術の核心となる理論を分かりやすく解説します。受講に際して粉体工学や化学工学の知識は要しませんが、学問分野の性格上、所々に計算例を取り入れており、解説の際に簡単な四則計算を行います。なるべく言葉に置き換えて説明いたします。
当日は、講師が独自に作成した詳しい解説付きのテキストをお渡ししますので、講習後も講師の言葉を思い出しながら復習することができます。
受講対象・レベル
・粉体技術の基礎理論を一から学びたい、あるいは学び直したい方
・粉体特性を評価する上での理論的背景を身につけたい方
・粉体単位操作機器を選定する上での理論的背景を身につけたい方
・粉体工学に関連する自習用のテキストをお探しの方
必要な予備知識
中学~高校程度の簡単な数学ができると理解が深まります。
(数式の部分はなるべく言葉に置き換えて説明いたします。)
習得できる知識
・粒子径分布、粒子形状、終末沈降速度など粉体技術用語の本質的な理解が得られます。
・粉体特性の合理的な評価方法に関する理論的背景が身につきます。
・粉体単位操作機器の合理的な選定方法に関する理論的背景が身につきます。
・最近の書籍にはあまり記載されていない内容
(とくに粉体単位操作の設計計算式)が含まれたテキストを入手できます。
セミナープログラム
1. 粉体技術の概要
(1) 粉体の特徴
(2) 粉体の利用例
(3) 粉体プロセスの例
(4) 粉体単位操作の例
2. 粉体特性
(1) 粉体と粒体の境界
(2) 代表粒子径の種類と表現法
(3) [計算例]代表粒子径
(4) 平均粒子径の種類と表現法
(5) [計算例]平均粒子径
(6) 粒子径分布の種類と表現法
(7) 粒子径分布の測定法と解析法
(8) [計算例]粒子径分布
(9) 粒子形状の種類と表現法
(10) 粒子形状の測定法と解析法
(11) [計算例]粒子形状
(12) 粒子密度の種類と表現法
(13) 粒子密度の測定法と解析法
(14) [計算例]粒子密度
(15) 比表面積の測定法と解析法
(16) [計算例]比表面積
3. 粉体層特性
(1) 粉体層の空隙率
(2) [計算例]空隙率
(3) 粉体層内の流れ
(4) [計算例]粉体層圧力損失
(5) 流動層
(6) [計算例]流動化開始速度
(7) 粉体層の力学的強度
(8) [計算例]粉体層強度
(9) 粉体層内の応力状態
(10) [計算例]粉体層応力
(11) 円筒容器内の粉体圧
(12) [計算例]粉体圧
(13) 粉体流動性
(14) 粉体トラブル
4. 粉体粒子の運動
(1) 運動方程式
(2) 自由沈降
(3) [計算例]自由沈降速度
(4) 干渉沈降
(5) [計算例]干渉沈降速度
(6) 遠心沈降
(7) [計算例]遠心沈降速度
5. 粉体単位操作(時間が不足する場合は、テキストへの記載に留める。)
(1) 貯蔵
(2) [計算例]サイロ
(3) [計算例]ホッパー
(4) 供給
(5) [計算例]スクリューフィーダー
(6) 固体輸送
(7) [計算例]ベルトコンベア
(8) [計算例]空気輸送
(9) 粉砕
(10) [計算例]ジョークラッシャー
(11) [計算例]ボールミル
(12) 造粒
(13) [計算例]転動造粒機
(14) 粉体混合
(15) [計算例]V字型混合機
(16) 分級
(17) [計算例]振動スクリーン
(18) 集塵
(19) [計算例]サイクロン
(20) [計算例]バグフィルター
(21) 沈降分離
(22) [計算例]連続シックナー
(23) ろ過
(24) [計算例]フィルタープレス
(25) [計算例]オリバーフィルター
(26) 遠心分離
(27) [計算例]シャープレス遠心機
(28) 脱水
(29) [計算例]遠心脱水機
【質疑応答】
キーワード:
粉体,粒子,粉体層,計算,密度,WEB,セミナー,講演,研修
セミナー講師
新潟大学 工学部 工学科 化学システム工学プログラム 准教授 博士(工学)
三上 貴司 氏
【ご専門】
化学工学、晶析工学
【ご略歴】
2010年3月 早稲田大学大学院博士課程修了・博士(工学)
2010年4月 鶴岡工業高等専門学校物質工学科・助教
2013年4月 新潟大学工学部化学システム工学科・准教授
2017年4月 新潟大学工学部工学科化学システム工学プログラム・准教授(配置換え)
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
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2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
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受講料
55,000円(税込)/人