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粘着・剥離のメカニズムとその制御【大阪開催】
開催日 |
12:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 高分子・樹脂材料 薄膜、表面、界面技術 |
開催エリア | 大阪府 |
開催場所 | 【大阪市中央区】ドーンセンター |
交通 | 【京阪・地下鉄】天満橋駅 |
粘着・剥離現象を界面科学、レオロジー、破壊力学などの観点から捉え
そのメカニズムや制御方法について事例を交えて解説!!
講師
九州大学 大学院工学研究院 機械工学部門 准教授 博士(工学) 山口 哲生 氏
<ご専門> 接着の科学、ソフトマター物理学
<学協会> 日本接着学会、日本物理学会など
<ご略歴>
2007年~2011年 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻助教
2011年~2012年 九州大学バイオメカニクス研究センター特任准教授
2012年~ 九州大学大学院工学研究院機械工学部門准教授
受講料
49,980円
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習得できる知識
・粘着剤の界面科学
・レオロジー・破壊力学の基礎
・粘着・剥離メカニズムと影響因子
趣旨
粘着・剥離現象を、界面科学、レオロジー、破壊力学などの観点から捉え、粘着・剥離のメカニズムと
その制御方法について解説します.本講演では、まず、粘着・剥離に関連した基本的な事項を説明します。
次に、実際の解析事例や最近の研究動向の紹介を交えながら、接着力が粘着剤の物性とどのような
関係を持っているか、どのように制御すればよいかについて、議論したいと思います。
プログラム
1.粘着・剥離の基礎
1-1.粘着の界面科学
1-1-1.粘着とは、剥離とは?
1-1-2.粘着・剥離の駆動力
1-2.レオロジーの基礎
1-2-1.線形粘弾性
1-2-2.温度-時間換算則
1-2-3.非線形レオロジー
1-3.粘弾性体の破壊力学
1-3-1.エネルギー散逸プロセス
1-3-2.き裂進展速度に依存する破壊エネルギー
1-4.種々の剥離試験における物理的特性の違い
2.粘着・剥離過程の可視化実験
2-1.可視化実験の意義と問題点
2-2.可視化実験の具体例
2-2-1.内部変形過程の可視化
2-2-2.現象の動的なキャラクタリゼーション
3.粘着・剥離過程のモデリング
3-1.粘着・剥離に関する理論・シミュレーション
3-1-1.エネルギーバランス
3-1-2.分子シミュレーション、連続体シミュレーションの問題点
3-2.モデリングの具体例
3-2-1.キャビテーションの効果を取り入れた定式化
3-2-2.計算結果とその解釈
4.粘着・剥離現象の制御
4-1.粘着・剥離現象における重要な因子
4-2.各因子と粘着・剥離特性との関係
5.まとめと今後の展望
キーワード 粘着剤、剥離、接着、破壊、制御