自動車室内の快適性を向上させるスマートウィンドウ技術の最新動向

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セミナー趣旨

 あらゆるモノがインターネットに繋がるIoT社会がいよいよ本格普及期に入り、人間の更なる快適性・利便性向上を目的に様々な製品のスマート化が進展している。 自動車用スマートウィンドウもその一つであり、光の透過性をコントロールする調光ウィンドウや熱線遮蔽ウィンドウ、自動車の安全性を更に高めるヘッドアップディスプレイや電熱風防ウィンドウ、高速・大容量通信を支援する透明ガラスアンテナなど様々な提案・技術開発が進展している。レベル3以降の自動運転車においては、自動車室内には更なる快適性の向上が要求される。
 本講演では、まず自動車用ウィンドウに求められる特性およびその具体的評価方法についてわかり易く解説し、自動車室内の快適性を更に向上させるスマートウィンドウ技術の現状と最新技術動向および今後について述べる。併せて、ゼロエミッション住宅・ビル (ZEH, ZEB) への応用展開動向についても触れ、これらを踏まえ、スマートウィンドウ市場における新たな事業機会および新商品・新規事業創出のポイントについて考察する。

受講対象・レベル

本テーマにご関心ある方であればどなたでも受講可

習得できる知識

・自動車用ウィンドウに求められる特性とその具体的評価方法
・自動車室内の快適性を更に向上させるスマートウィンドウ技術
・自動車用ディスプレイに関する技術動向
・調光・ヘッドアップディスプレイ・熱線遮断・電熱ヒーター・透明アンテナ技術の基本原理と各方式のメリット・デメリット
・住宅・ビル用スマートウィンドウとゼロエミッション住宅・ビル

セミナープログラム

1.次世代自動車用ウィンドウの市場動向

2.自動車用ウィンドウに求められる特性
 2-1.フロントガラス
  ・製造方法(合わせガラス・強化ガラス)
  ・要求特性
 2-2.車内ディスプレイ
  ・液晶・有機EL
  ・次世代ディスプレイ(マイクロLEDなど)
 2-3.評価法
  ・光学的(透過率・耐光性・透視歪, 二重像)
  ・機械的(耐衝撃性・耐摩耗性・耐貫通性)
  ・耐久性(耐熱性・耐湿性・耐薬品性)

3.自動車室内の快適性を高めるスマートウィンドウ技術
 (各方式の基本原理・材料・特徴・メリット/デメリットについて)
 3-1.熱線遮蔽ウィンドウ
   ・微粒子分散タイプ
   ・薄膜コーティングタイプ
 3-2.電熱ヒーターウィンドウ
  ・金属細線タイプ
  ・透明導電膜タイプ
 3-3.調光ウィンドウ
  ・エレクトロクロミックタイプ (ECW)
  ・液晶微粒子分散タイプ(LCW)
  ・懸濁微粒子分散タイプ (SPD)
  ・その他(サーモクロミック・ガスクロミック・フォトクロミック)
 3-4.ヘッドアップディスプレイ
  ・ウィンドシールドタイプ
  ・コンバイナタイプ
 3-5.透明ガラスアンテナ

4.住まいの快適性を高めるスマートウィンドウとゼロエミッション住宅・ビル

5.スマートウィンドウの新事業機会

6.まとめ

<質疑応答>

セミナー講師

MirasoLab 代表 工学博士 竹田 諭司 氏

【略歴】
 1992年旭硝子株式会社入社. 中央研究所にて複数の新商品・新技術開発に従事. 2002年より米国留学、新材料開発に従事. 2007年よりエレクトロニクス事業部の新事業プロジェクトリーダー, 複数の新ビジネスの企画・立ち上げ・事業化に従事. 2017年9月旭硝子を退職。同年10月MirasoLab創立, 代表就任.

【関連書籍】
 車載ディスプレイの現状と今後, 車載テクノロジー3月号, 技術情報協会 (2022)、快適空間設計とスマートウィンドウ, 機能性材料2月号, CMC出版 (2022)、高信頼性ディスプレイ & 低融点ガラス封止, 封止・バリア・シーリングに関する材料・成形成膜・応用の最新技術, 技術情報協会 (2021)、空間快適性を高める低環境負荷ガラス, 建築・住宅用高分子の要求特性とその開発, 技術情報協会 (2021)、5G高周波材料と透明アンテナ, 次世代無線通信に向けたアンテナ開発, CMC出版 (2020)、自動運転車で求められる車載ディスプレイ, 車載テクノロジー3月号, 技術情報協会 (2020)、フッ素化合物の特徴, AndTech, 2019、日本大企業における新規事業・イノベーションの課題と新アプローチ,AndTech (2019)、防汚・防水・防曇のための材料とコーティング, 技術情報協会 (2018).

【その他】
 日本セラミックス協会 ガラス部会 役員 (2004〜2007年), 国際ガラス委員会技術委員 (International Commission on Glass, Technical Committee 19, 2000〜2007年), 東京都大田区産業振興協会ビジネスサポータ (2018~2020. 3月), 東工大横浜ベンチャープラザ インキュベーションマネージャ (2020~2021年), 横浜企業経営支援財団 技術アドバイザー&コーディネーター(2018~2022. 3月)

セミナー受講料

49,500円(税込、資料付)
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  2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
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開催日時


13:00

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

自動車技術   無機材料   省エネルギー

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