金属有機構造体(MOF)によるガス分離・吸着への応用

MOFの構造、合成、設計からCO2の分離回収・吸着/ガス貯蔵・分離などの最新研究について解説!

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    セミナープログラム

    【10:30-12:00】
    1.多孔性配位高分子(PCP/MOF)の 商業化最新動向2023.6
    京都大学 物質-細胞統合システム拠点 特定准教授 博士(工学) 樋口 雅一 氏  

    【講座趣旨】
      多孔性配位高分子(PCP/MOF)は、金属イオンと有機分子から合成される新たな多孔性材料の一種です。 近年益々活発になってきたPCP/MOFの商業化の最新動向について説明致します。

    1.PCP/MOF材料の基礎
     1.1 多孔性材料の歴史
     1.2 PCP/MOF材料の特徴
    2.PCP/MOF商業化到達例 (日本、ヨーロッパ、アメリカ)
     2.1 日本初のPCP/MOF商業化例
     2.2 PCP/MOFの商業化動向まとめ世界で3例
    3.PCP/MOFスタートアップ企業の台頭
     3.1 化学技術と人の流れ
     3.2 PCP/MOFはサイエンスからビジネスフェーズへ
    4.PCP/MOFを用いた開発中アプリケーション
     4.1 二酸化炭素に関連するアプリケーション
     4.2 水に関連するアプリケーション
     4.3 その他のアプリケーション
     4.4 次世代型ガスボンベCubiTanについて
    【質疑応答】


    【12:50〜14:20】
    2.金属有機構造体 (MOF) の合成、同定、およびガス分離・貯蔵実験の基礎
    東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 准教授 博士(工学) 細野 暢彦 氏

    【講座趣旨】
      MOFとは何か、その種類や構造、性質について述べた後に、MOFの一般的な合成法・同定法を紹介します。合成後の一般的な構造解析法、実際に欲しい構造のMOFが得られているかを判断するためのキャラクタリゼーション法の実際や、注意するべき事項などについて触れます。その後、MOFへのガス吸着の基礎や、分離目的に合わせたMOFの設計等について述べ、実験室におけるガス分離実験の方法等についても紹介します。最後に、MOFによるガス分離技術に関する最新のトピックについても触れます。

    1.MOFについて
     1.1 MOFの構造の特徴
     1.2 細孔構造のデザイン
     1.3 階層構造のデザイン
    2.MOF合成およびキャラクタリゼーションの実際
     2.1 MOFの一般的な合成法
     2.2 MOFの一般的な構造解析法
     2.3 MOFのキャラクタリゼーションの実際
     2.4 MOFの構造・物性データベースの紹介
    3.MOFによるガス分離・貯蔵
     3.1 MOFへのガス吸着
     3.2 柔軟性MOFの概要
     3.3 MOFによるガス分離・貯蔵の実際
     3.4 MOFによるガス分離の最先端
    【質疑応答】


    【14:30〜16:00】
    3.金属有機構造体 (MOF) 薄膜の形成と応用展開
    大阪公立大学 大学院工学研究科 物質化学生命系専攻 准教授 博士(工学) 岡田 健司 氏

    【講座趣旨】
      異なる組成の固体(各種ポリマー、木質粒子、無機粒子)をできるだけ均質に混合するには、相溶性とともに、界面での相互作用を積極的に活用することが必要である。特にポリマー表面のグラフト化は、ポリプロピレンの結合性向上に有効である。

    1.MOFのパターン形成と配向制御の現状
     1.1 金属水酸化物を前駆体としたMOFパターン形成
      1) 金属パターンを利用したMOFパターン形成
      2) 3次元表面におけるMOF形成
      3) MOFパターンの応用
    2.金属水酸化物表面におけるMOFのヘテロエピタキシャル成長
    3.金属水酸化物ナノ結晶を用いた配向MOF薄膜の形成と応用
     3.1 配向金属水酸化物薄膜
     3.2 金属水酸化物表面におけるMOFのヘテロエピタキシャル成長
     3.3 実用スケールにおける配向MOF薄膜の形成
     3.4 配向MOF薄膜の構造と応用
    4.配向したフレームワーク構造化合物の形成、応用と今後の展開
    【質疑応答】

    セミナー講師

    1.樋口 雅一 先生   京都大学 物質-細胞統合システム拠点 特定准教授 博士(工学) 
    2.細野 暢彦 先生   東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 准教授 博士(工学) 
    3.岡田 健司 先生   大阪公立大学 大学院工学研究科 物質化学生命系専攻 准教授 博士(工学) </strong

    セミナー受講料

    1名につき 60,500円(消費税込、資料付)
    〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕

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    受講料

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    ※銀行振込、会場での支払い

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    ナノ構造化学   化学反応・プロセス   薄膜、表面、界面技術

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