ファインバブル(マイクロバブル・ナノバブル)の基礎・発生装置とその利用

49,500 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 機械技術一般   化学反応・プロセス   農業技術
開催エリア 全国
開催場所 Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能)

■ファインバブルの特性とその作製方式、実際の産業的利用事例とその問題点■

★ mmサイズ気泡とは異なる、100 μm未満の微細気泡の高い産業的利用特性とは!?
★ 農水産業や環境改善、洗浄、食品加工、医療など、ファインバブルが秘める産業展開の可能性を探る!

■特典■
このセミナーはアーカイブ付きです。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
Live受講に加えて、アーカイブでも以下の期間視聴できます。
視聴期間:2023年4月29日(土)~5月5日(金)まで

セミナー講師

高知工業高等専門学校 教授 秦 隆志 氏

【主な受賞など】
・第4回地域産業支援プログラム表彰(イノベーションネットアワード2015)文部科学大臣賞 受賞
・FOOMA JAPAN 2019(2019 国際食品工業展)アカデミックプラザ AP賞(グランプリ)受賞「食品分野に生かせるファインバブル技術 !」など

【WebSite】
https://www.kochi-ct.ac.jp/

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:29,700円 ( E-Mail案内登録価格 28,215円 )
※WEBセミナーには「アーカイブとオンデマンド」が含まれます。
※1名様でお申込み場合、キャンペーン価格が自動適用になります。
※他の割引は併用できません。

受講について

Zoom配信の受講方法・接続確認

  • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
  • 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー中、講師へのご質問が可能です。
  • 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
    ≫ テストミーティングはこちら

配布資料

  • PDFテキスト(印刷可・編集不可)

セミナー趣旨

 近年、マイクロバブル・ナノバブル(総称してファインバブル)と呼ばれる100μm未満の微細気泡がmmサイズ等の気泡とは異なり、産業的利用性が高い特性を示すことが分かってきました。これらの特徴と水と気体だけを原料とする汎用性・利便性から、ファインバブルは農水産業や環境改善、洗浄、食品加工、医療などをはじめ、多岐に渡った産業展開の可能性を秘めています。
 ファインバブルのこれまでに分かっている特性やその作製方式、また実際の産業的利用事例、その問題点等を紹介し、このファインバブル技術について広く知っていただき、参加者のみなさまの産業的利用に対しお手伝いができればと思っています。

習得できる知識

・ファインバブルの基本的知識
・各種ファインバブル発生方式のしくみ・特徴と導入時の選定法
・各種産業応用やその際の使い方のポイント など

セミナープログラム

1.ファインバブルとは ?
 1.1 ミリバブル・マイクロバブル・ウルトラファインバブル(ナノバブル)について
 1.2 ファインバブルの特性・挙動・機能について
   ・ファインバブルの基本的な物理・化学的特性について
   ・液中のバブル挙動(発生・合一・消滅・圧壊等)
   ・収縮とそれに伴う溶存酸素の向上
   ・バブルが有するζ電位
   ・バブルの存在時間
   ・バブルの安定化 ~阻害要因、安定性に寄与する条件・物質など~
   ・封入内包気体種を変えた場合は ? ~窒素・二酸化炭素・オゾンなど~
   ・バブル水の表面張力 ~界面活性剤との相互作用なども~
   ・ラジカルの発生 ~超音波の併用による増強も~
   ・バブルの殺菌作用とそのメカニズム
   ・バブルの生理活性作用とそのメカニズム(仮説)
   ・生体への影響は ?
   ・その他考えられる機能・効果について

2.ファインバブルの発生原理と作製方法
 2.1 発生方法の種類・原理と長所・短所
 2.2 加圧溶解方法
 2.3 エジェクター方法
 2.4 気液剪断方法
 2.5 その他の方法
 2.6 発生器を自分で作製・調整するためのノウハウ
 2.7 市販されている装置について

3.ファインバブルの測定評価法
 3.1 粒子径の測定評価法
 3.2 粒子数(バブル濃度)の測定評価法
 3.3 ウルトラファインバブル(ナノバブル)の評価
 3.4 ウルトラファインバブルと不純物を如何に区別するか
 3.5 実作業の場での評価 ~より簡便・安価に評価する方法について~

4.産業的な使用事例
 4.1 農産業
   ・植物の生育・成長促進への影響
 4.2 水産業
   ・酸欠防止・成長促進への影響
   ・輸送技術
 4.1 一般・工業洗浄とその洗浄メカニズム
 4.2 食品
 4.3 その他

5.使用時の留意点等
 5.1 なにを期待して、なにを狙うのか ?
 5.2 効果の出し方・効率向上のポイント
 5.3 それぞれの産業分野・現場での装置選定・条件設定のポイント
   ~最適な方式や最適な粒子径・密度等について~
 5.4 安定に生産されない場合のチェックポイント
 5.5 スケールアップの影響と留意点

  □質疑応答□