付着・固結・閉塞・漏れ・飛散・異物混入・粉塵爆発など粉体プロセスにおける各種トラブルの予測・予防・対策

★形状,サイズ,密度,水分,帯電・・・何がどこでトラブルになるのか?,粉のふるまいの測定
★異常加熱や流動不良対策,防爆対策 ,粉体プロセスの異物除去と洗浄・メンテナンスなど

セミナープログラム

【10:30〜12:30】
第1部 粉体プロセスにおける付着・固結・滞留・ 閉塞・リークなどのトラブル実例と対処
●講師 (株)奈良機械製作所 取締役 プロジェクトチームデルタ 部長 高島 久継 氏

【講座の趣旨】
 粉体プロセスは粉砕,乾燥,集塵,輸送,貯蔵など多岐にわたり,そこでは様々なト ラブルが発生します。 粉体プロセス固有のトラブルを乾燥設備メインに発生事例と具体的な解決策について 実施例を紹介しながら解説します。

【セミナープログラム】
1.付着
  1.1 乾燥機伝熱面への付着による伝熱阻害
  1.2 湿粉の分散
  1.3 付着異物の製品混入汚染
  1.4 集塵装置の付着

2.固結
  2.1 乾燥工程での固結
  2.2 充填工程での固結
  2.3 保管工程での固結

3.滞留
  3.1 異常滞留蓄熱による発火
  3.2 滞留堆積による粉塵爆発
  3.3 発火・粉塵爆発の防止策

4.閉塞
  4.1 ディスクドライヤー内の閉塞
  4.2 流動層乾燥機の閉塞
  4.3 ロータリーバルブの閉塞

5.リーク
  5.1 回転機器のシャフトシールからの粉漏れ
  5.2 最新シャフトシール構造

6.フラッシング
  6.1 貯蔵サイロにおけるマスフローとファンネルフロー
  6.2 輸送機のフラッシングによる不安定供給
  6.3 装置内からの粉の飛散

【質疑応答】


【13:20〜14:20】
第2部 粉じん爆発と被害軽減対策について
●講師 日本フェンオール(株) 営業統括部東京SSP営業部部長代理 小原 一晃 氏

【講座の趣旨】
 粉体を取扱うプロセスにおいて、粉じん爆発の危険性を完全に除去することは困難である。本講では粉じん爆発とその被害ならびに、特に密閉度合いの高いプロセスで発生する粉じん爆発の被害軽減対策について解説する。

【セミナープログラム】
1.粉じん爆発とその被害について
  1.1 粉じん爆発
  1.2 粉じん爆発の被害

2.粉じん爆発の被害軽減対策
  2.1 爆発圧力放散設備
  2.2 爆発抑制装置(サプレッションシステム)
  2.3 爆発伝ぱ遮断システム
  2.4 その他の対策

【質疑応答】


【14:30〜16:30】
第3部 〜粉体プロセスのトラブル要因の解明につながる〜 微粒子の"付着力・凝集力・摩擦力"測定解析法
●講師 (株)ナノシーズ 技術顧問 工学博士  羽多野 重信 氏

【講座の趣旨】
 近年のナノテクノロジーの進展につれて、粉体原料、中間製品、最終製品など、ますますファイン化・高機能化の傾向にあります。これに伴い粉体の諸操作やハンドリングにおけるトラブルが増えています。最近では、二次電池の粉体材料の設計、3Dプリンター用の粉体の設計などの相談も急増しています。  本講義では、付着力・凝集力・摩擦力に焦点を当て、粉体取り扱いの現場において混乱している粉体物性の適切な評価法、考え方をやさしく解説します。さらに、諸操作におけるトラブルの原因を粉体物性の面から探り、トラブル解決の手掛かりとなる適切な物性評価を行うことを提案します。

【セミナープログラム】
1.粉体の特徴と取り扱いの基礎

2.粉体の一次物性の評価
  2.1 粒子径と粒子径分布の評価
  2.2 粒子形状の評価
  2.3 密度の表し方
  2.4 比表面積・細孔径の評価

3.粉体の付着性
  3.1 付着性と付着力の関係
  3.2 付着力発現の要因
  3.3 付着力の測定と評価
  3.4 実用的な付着性の評価

4.粉体の流動性
  4.1 流動性に及ぼす付着力・凝集力・摩擦力の影響
  4.2 荷重下の流動性と非荷重下の流動性
  4.3 流動の様式
  4.4 流動性の測定と評価
  4.5 実用的な流動性の評価

5.その他の影響因子
  5.1 粒子のかたさの表現
  5.2 粉体の静電気特性
  5.3 粉体の水分吸脱着特性

【質疑応答】

セミナー講師

【第1部】(株)奈良機械製作所 取締役 プロジェクトチームデルタ 部長 高島 久継 氏

【第2部】日本フェンオール(株) 営業統括部東京SSP営業部部長代理 小原 一晃 氏

【第3部】(株)ナノシーズ 技術顧問 工学博士  羽多野 重信 氏

セミナー受講料

1名につき60,500円(消費税込み,資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕

受講について

  • 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
  • 下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
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    お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
  • 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
  • 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
    録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
  • 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
    複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。
    部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

60,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

化学反応・プロセス   応用物理一般   安全工学一般

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

60,500円(税込)/人

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化学反応・プロセス   応用物理一般   安全工学一般

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