研究開発DXにおける自然言語処理の基礎および導入・活用展開

AIの中でも特に進境著しく、マテリアルズ・インフォマティクスへの活用も期待される自然言語処理技術をR&D活動に活かすための必要知識を網羅!

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    セミナー趣旨

      昨年の12月にChatGPTが登場し、自然言語処理の技術変遷はAIの中でも最も著しい分野となっている。研究においては、特許・文献・報告書から効率よく情報収集を行い、重要文書の抽出や要約、文書の分類といった様々なタスクが生じている。また、ゆくゆくはChatGPTのような自動応答タスクを用いて開発が行われていくことになると考えられる。
      本セミナーでは、自然言語処理の基礎の概要説明にはじまり、R&D部門でよく行われると想定される類似文書検索や文書の分類といったテーマに即して、古典的手法から近年発達が著しいBERTやGPTといった応用的な手法の解説および、実践に向けたR&D活動への活用方法まで、必要な知識を網羅できるように、順を追って説明していく。

    受講対象・レベル

    ・自然言語処理をやってみたいが、何からやってみたらよいか分からず困っている技術者の方
    ・研究開発現場ではどのような自然言語処理の適用が望ましいか、一通りの流れを知りたい方
    ・自然言語処理の入門から応用まで、研究開発活動への活用に向けどのような技術を習得すればよいかポイントを
       絞って知りたい方
     など

    習得できる知識

    ・自然言語処理の基礎知識全般
    ・基礎から応用まで自然言語処理の活用の仕方
    ・自然言語処理の研究開発現場への導入・活用方法

    セミナープログラム

    1. R&D活動における自然言語処理の概要
       1.1 R&Dにおける自然言語処理の活用事例、よくあるケース
     1.2 R&Dでよく使われる特許や文献の文書の特徴
     1.3 自然言語処理の流れ
      (a) 形態素解析
      (b) 構文解析
      (c) ユーザー定義辞書の作成
       1.4 自然言語処理の技術変遷
    2. 類似文書検索のすすめ方
     2.1 形態素解析
     2.2 文書のベクトル化
      (a) Bag Of Words
      (b) n-gram
      (c) 単語の出現回数による文章のベクトル化(tf-idf)
      (d) 潜在意味解析(Latent Semantic Analysis)
     2.3 文書の類似度計算
      (a) ベクトルの類似度(cos類似度、jaccard係数、dice係数)
      (b) 類似文書検索の評価(適合率、再現率、MRR)
     2.4 単語の分散表現を用いた手法(Word2vec)
     2.5 文書の分散表現を用いた手法(Doc2Vec)
     2.6 Watson Discoveryの活用
     2.7 類似文書検索の実施例
    3. 文書の分類/判定のすすめ方【古典的手法】
     3.1 機械学習における分類問題
     3.2 ロジスティック回帰、他機械学習モデル
     3.3 ニューラルネットワーク
     3.4 文書のベクトル化による予測根拠の可視化 
    4. 文書の分類/判定のすすめ方【BERT】
       4.1 事前学習済モデル
     4.2 BERTモデルの入出力
     4.3 BERTの流れ
      (a) Transformer
      (b) Position Embeddings
      (c) BertLayer
      (d) Multi-Head Attention
     4.4 BERTによる文書の分類
     4.5 BERTによる予測根拠の可視化
      (a) Attention
      (b) LIME
      (c) Grad-CAM
     4.6 文書の分類/判定の実施例
    5. 自然言語処理のR&D活動への活用事例
       5.1 特許調査
     5.2 新規材料探索
     5.3 生物医学分野に特化したAI「BioGPT」
    6. 自然言語処理ツールの活用
     6.1 自然言語処理のノーコード簡易ツールの紹介
      (a) オープンソース(KHCoderなど)
      (b) クラウドサービス
     6.2 自然言語処理に用いられるPythonライブラリの紹介(Mecabなど)
    7. 自然言語処理のさらなる応用、今後の展望
       7.1 文書の要約
     7.2 感性分析
     7.3 マテリアルズ・インフォマティクスへの活用展開
     7.4 ChatGPTをはじめとする自動応答タスクの活用
    <質疑応答>

    セミナー講師

     向田 志保 先生   三井化学(株)DX推進本部 DX企画管理部 チームリーダー
     信州大学 工学部 特任准教授/大阪大学 基礎工学研究科 招へい教授 博士(工学)  

    セミナー受講料

    【オンライン受講:見逃し視聴なし】1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円

    【オンライン受講:見逃し視聴あり】1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

    *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

    受講について

    ※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

    配布資料・講師への質問等について

    • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
      (開催1週前~前日までには送付致します)。

      ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
      (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
    • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
      (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
    • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
      無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

    下記ご確認の上、お申込み下さい

    • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
    • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbps以上の回線をご用意下さい)。
      各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
    • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

    Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

    • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
      お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
      確認はこちら
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      使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
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       対応ブラウザーについて(公式) ;
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    • 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
    • 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
      セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
      尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
      ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
      (見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
      こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

     

    受講料

    36,300円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:00

    受講料

    36,300円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込、コンビニ払い

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    デジタル情報管理   機械学習・ディープラーニング   ソフトウェア運用・活用

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