
マイクロ波加熱の基礎と化学・材料プロセスへの応用
~活用に向けた原理・特徴・装置の理解~
~応用事例と課題、研究開発事例など~
省エネルギー加熱手法として期待されているマイクロ波加熱。
電磁波・マイクロ波の基礎から、マイクロ波加熱の原理・特徴、装置、応用事例・課題までを解説します。
導入を検討されている方や課題を抱えている方など、ぜひご活用ください。
セミナー趣旨
本講演では、マイクロ波加熱の基礎原理を解説するとともに、化学・材料プロセス応用に貢献するマイクロ波加熱の研究開発事例を紹介します。
受講対象・レベル
電波工学・マイクロ波工学や電気電子工学関連科目を未履修であるが、マイクロ波加熱に興味をお持ちの方を主な対象者とします。もちろん上記科目を履修された方も歓迎します。予備知識として、三角関数や複素数程度の高校の数学を使用します。セミナー前半でも復習を兼ねた簡単な説明をします。
習得できる知識
・マイクロ波加熱の基礎と原理
・マイクロ波加熱装置の仕組み
・マイクロ波加熱の応用事例
セミナープログラム
1.はじめに:電磁波・マイクロ波の基礎
1.1 電磁波・マイクロ波とは?
1.2 電磁波の性質
1.3 波の科学的表現方法
2.マイクロ波加熱の原理
2.1 電気を使った加熱手法の分類
2.2 電気にまつわる物質の定数:誘電率、透磁率、導電率
2.3 なぜ誘電率や透磁率を複素数で表現するのか?
2.4 マイクロ波加熱の特徴
2.5 物質ごとの誘電率の例
3.マイクロ波加熱装置の概要
3.1 マイクロ波電力源:真空管(マグネトロン)と半導体
3.2 マイクロ波照射部の分類
3.3 マイクロ波加熱装置の構成例
4.マイクロ波加熱応用事例
4.1 マイクロ波加熱の応用分野
4.2 木質バイオマス前処理用マイクロ波加熱装置の研究開発事例
4.3 その他のマイクロ波加熱応用事例
5.おわりに:マイクロ波加熱応用の課題
□質疑応答□
セミナー講師
1999年 京都大学工学部電気電子工学科 卒業
2001年 京都大学大学院情報学研究科通信情報システム専攻 修士課程修了
2003年 京都大学宙空電波科学研究センター 助手
2012年 京都大学生存圏研究所 准教授
ホームページ: http://space.rish.kyoto-u.ac.jp/people/mitani/j-index.html
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