
どのような重合法が適しているのか?そして何に気を付けるべきなのか?機能性高分子・高性能高分子開発者は必聴です!
こちらは6/20実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
セミナー趣旨
モノマーの種類に応じた適切な重合法の選択は、さまざまな機能性高分子・高性能高分子を開発する際の根幹です。本講座のねらいは、モノマーの化学構造の特徴とそれに基づく反応性を理解し、どのような重合法が適しているのか、そして何に気を付けるべきなのかを、予想できるようになることです。さまざまな典型例を示しながら、高分子合成の基礎を解説いたします。
習得できる知識
・各重合法の反応機構
・モノマーの構造に応じた重合法の選択
セミナープログラム
1.高分子合成とは?
1-1.高分子と人類の関わり
1-2.分子間にはたらく力
1-3.高分子科学の歴史
1-4.合成高分子の特徴
2.連鎖重合(1)付加重合
2-1.ラジカル重合
1)開始反応
2)停止反応
3)連鎖移動反応
4)反応の選択性
5)共重合性
2-2.カチオン重合・アニオン重合
2-2-1.カチオン重合
1)カチオン重合可能なモノマー
2)カチオンの転位反応
3)連鎖移動反応
2-2-2.アニオン重合
1)アニオン重合可能なモノマー
2)重合末端の反応性
3)メタクリル酸エステルのアニオン重合
4)立体制御
2-3.配位重合
2-4.ビニルモノマー以外のモノマーの付加重合
3.連鎖重合(2)開環重合
3-1.エポキシドの開環重合
3-2.ラクトンの開環重合
3-3.環状シロキサンの開環重合
3-4.アミノ酸N-カルボキシ無水物の開環重合
3-5.オキサゾリンの開環重合
3-6.開環メタセシス重合
4.逐次重合
4-1.重付加
1)ポリウレタンの合成
2)エポキシ樹脂
4-2.重縮合
1)ポリエステル・ポリアミド・ポリカーボナート
2)その他
4-3.付加縮合
高分子、合成、重合、反応、ラジカル、カチオン、アニオン、連鎖、開環、逐次
セミナー講師
近畿大学 理工学部 エネルギー物質学科 教授 博士(工学) 須藤 篤 氏
<ご専門>
高分子合成
<学協会>
高分子学会、日本化学会、アメリカ化学会、日本接着学会
<ご略歴>
平成9年4月 東京工業大学資源化学研究所 教務職員
平成9年12月 同上 助手
平成14年4月 近畿大学分子工学研究所 講師
平成18年4月 近畿大学分子工学研究所 准教授
平成23年4月 近畿大学理工学部 准教授
平成28年4月 近畿大学理工学部 教授 現在に至る
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合44,000円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
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受講について
・こちらは6/20開催WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
・セミナー資料は配信開始日までにPDFで配布します。セミナー資料は紙媒体では送付しません。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
・動画のURLはメールでお送りします。
申込締日: 2023/06/26
受講料
49,500円(税込)/人
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