【中止】CRISPRゲノム編集技術の疾患モデル動物作製と遺伝子治療への応用<会場開催セミナー>

41,800 円(税込)

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開催日 12:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 株式会社 情報機構
キーワード ゲノム技術   再生医療等製品技術
開催エリア 東京都
開催場所 【品川区】きゅりあん
交通 【JR・東急・りんかい線】大井町駅

〇これまでの経験をもとに自身が開発した独自の技術にも言及しつつ、その利点や欠点も含めて詳細に解説する。
〇日々進化を続けるゲノム編集技術に関して、改良・発展型のツールや、遺伝子治療への応用に至るまで、最新の情報を紹介!

セミナー講師

 大塚 正人 先生   東海大学 医学部基礎医学系分子生命科学 遺伝子工学・ゲノム編集研究室 教授

■ご略歴
【学歴】
1995年3月 横浜国立大学 教育学部 基礎理学課程 卒業
1997年3月 名古屋大学 大学院理学研究科 博士前期課程生物学専攻 卒業
2000年3月 名古屋大学 大学院理学研究科 博士後期課程生命理学専攻修了 博士(理学)
【職歴】
1998年4月~2000年3月 日本学術振興会 特別研究員(DC2)
2002年1月~2002年3月 European Molecular Biology Laboratory (EMBL) 訪問研究員
2000年4月~2003年3月 東海大学 医学部 博士研究員
2003年4月~2008年6月 東海大学 医学部 特任助教(助手)
2008年7月~2009年3月 東海大学 総合医学研究所 特任助教
2009年4月~2010年3月 東海大学 総合医学研究所 特任講師
2010年4月~2014年3月 東海大学 医学部 講師
2018年4月~2018年10月 ジョージア大学 薬学部 客員教授
2014年4月~2019年3月 東海大学 医学部 准教授
2019年4月~現在 東海大学 医学部 教授
■ご専門および得意な分野・ご研究
・遺伝子工学
・実験動物学
・ゲノム編集
■本テーマ関連学協会でのご活動
・日本分子生物学会
・日本実験動物学会
・日本繁殖生物学会
・日本ゲノム編集学会(教育実習委員会)
・遺伝子研究安全管理協議会 (幹事)
・International Society for Transgenic Technologies
・American Society of Gene & Cell Therapy

セミナー受講料

1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 感染拡大防止対策にご協力下さい。
  • セミナー会場での現金支払いを休止しております。
  • 新型コロナウイルスの感染防止の一環として当面の間、昼食の提供サービスは中止させて頂きます。
  • 配布資料は、当日セミナー会場でのお渡しとなります。
  • 希望者は講師との名刺交換が可能です。
  • 録音・録画行為は固くお断り致します。
  • 講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
  • 講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
    場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。(*PC実習講座を除きます。)

セミナー趣旨

  ゲノム編集技術の登場により、様々な生物種で極めて簡単に遺伝子改変を行うことが可能になった。特に、ガイドRNAとCas9タンパク質という2つの要素から構成されるCRISPR-Cas9系は、その設計の容易さから研究者の間で急激に広まり、汎用的な技術となっていきている。本セミナーでは、CRISPRゲノム編集技術の基礎的な知識や設計法から、それを用いていかにゲノム編集動物モデルを作製するかなどについて、演者のこれまでの経験をもとに自身が開発した独自の技術にも言及しつつ、その利点や欠点も含めて詳細に解説する。また、日々進化を続けるゲノム編集技術に関して、改良・発展型のツールや、遺伝子治療への応用に至るまで、最新の情報を紹介したい。

受講対象・レベル

・ゲノム編集技術について聞いたことがある(または多少の知識はある)が、これから詳細に勉強したい方
・疾患モデル動物を含むゲノム編集動物の作製法を知りたい方
・ゲノム編集技術を応用して、(自身で)モデル動物を作製したいと考えている方
・ゲノム編集技術を応用した遺伝子治療法の開発に関する基礎研究について勉強したい方

必要な予備知識

■必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど
・生物学(特に遺伝学)に関する基礎知識。
・初心者は、「トコトンやさしいゲノム編集の本 (今日からモノ知りシリーズ)」
(宮岡 佑一郎著・日刊工業新聞社・2019/3/20)などを一読すると理解しやすくなる。

習得できる知識

・CRISPRの基礎の理解
・ゲノム編集動物作製法に関する詳細な知識
・遺伝子治療法の開発を目指したゲノム編集技術の基礎

セミナープログラム

1. ゲノム編集の基礎
  1.1. ゲノム編集とは
  1.2. トランスジェニック技術と遺伝子ターゲティング法
  1.3. CRISPR-Cas9
  1.4. DNA修復機構(NHEJとHDR)
  1.5. 遺伝子ノックアウトと遺伝子ノックイン
  1.6. ゲノム編集技術の課題
  1.7. CRISPR関連の各種ツール
2. 遺伝子ノックイン動物作製技術(Easi-CRISPR法を中心に)
  2.1. Easi-CRISPR法について
  2.2. ノックイン動物作製
  2.3. コンディショナルノックアウト動物作製
  2.4. gRNAの設計
  2.5. ドナーDNAの設計
  2.6. ゲノム編集溶液の調製
  2.7. 得られた個体の遺伝子型解析
  2.8. モデル動物系統の確立の際の注意点
  2.9. Easi-CRISPR法以外のノックイン技術
3. i -GONAD法(自分で作るゲノム編集動物)
  3.1. 顕微注入法とin vitroエレクトロポレーション法
  3.2. i -GONAD法について
  3.3. i -GONAD法に必要な機器等
  3.4. ゲノム編集溶液の調製
  3.5. i -GONAD法の一連の操作
  3.6. ヒト型変異動物(疾患モデル動物)作製
  3.7. マウス以外の動物への応用
  3.8. i -GONAD法の利点と課題
4. ゲノム編集技術の遺伝子治療への応用を目指した基礎研究
  4.1. 遺伝子治療とは
  4.2. 変異遺伝子の治し方
  4.3. 各種疾患の遺伝子治療戦略
  4.4. 遺伝子治療に用いられうるゲノム編集ツール
  4.5. ex vivo遺伝子治療とin vivo遺伝子治療
  4.6. ゲノム編集試薬の送達法(AAVやLNPなど)
  4.7. ゲノム編集技術による遺伝子治療法の課題

■講演中のキーワード
・CRISPR ・ゲノム編集動物
・疾患モデル動物
・i-GONAD法
・Easi-CRISPR法
・遺伝子治療