医療機器における生物学的安全性評価の進め方とデータ評価のポイント

医療機器開発における重要事項である安全性の中でも、特に複雑な生物学的安全性の評価に関して、国内外の関連規制、各種生物学的安全性試験の概要、試験により得られたデータの考え方など、詳細に解説!

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    セミナー趣旨

      医療機器の開発において、有用性とともに安全性は両輪とも言えるほど重要な要素です。安全性には、生物学的安全性、電気的安全性、機械的安全性などいくかの種類がありますが、その中でもとりわけ複雑なのが生物学的安全性です。特に医療機器の開発や申請に従事されている皆さまにとって、生物学的安全性は今までのご専門分野とは異なる分野であることが多く、評価の基本的な部分から、実際の試験データの収集、解析に関して悩まれることもあろうかと思います。
      本セミナーでは、生物学的安全性の基本情報、医療機器の生物学的安全性評価の規制状況、各種の生物学的安全性試験の概要、そして、問題のある結果が得られた際の評価の考え方を概説致します。
      医療機器の生物学的安全性に不慣れな方でもわかりやすいよう、基本的な事項を中心にご説明致します。

    受講対象・レベル

    ・医療機器の開発担当者
    ・医療機器の薬事担当者

    必要な予備知識

    ■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
    ・「医療機器の製造販売承認申請等に必要な生物学的安全性評価の基本的考え方についての改正について」
       (令和2年1月6日薬生機審発0106第1号)
     別紙 「医療機器の生物学的安全性評価の基本的考え方」
     別添 「医療機器の生物学的安全性試験法ガイダンス」
    ・ISO 10993シリーズ(Biological evaluation of medical devices)

    習得できる知識

    ・生物学的安全性の基本的な考え方
    ・医療機器の生物学的安全性の規制状況
    ・医療機器の生物学的安全性試験の概要と得られた結果の解釈

    セミナープログラム

    1.はじめに
    2.安全性や毒性とは
     2-1.生物学的なハザード
     2-2.リスクの捉え方と生物学的安全性情報
     2-3.用量と反応の関係
    3.医療機器の生物学的安全性評価の国内及び海外規制状況
     3-1.グローバル基準と国内基準の関係
     3-2.国内ガイダンスとは
     3-3.国内ガイダンスの考え方
     3-4.考慮すべき評価項目
     3-5.物理学的・化学的情報収集について
      ・既承認/既認証医療機器との同等性
      ・化学分析結果だけで生安性評価は可能か
      ・物理学的/化学的情報の収集と評価アプローチ
    4.医療機器の生物学的安全性試験法の実際と試験結果の評価
     4-1.細胞毒性
     4-2.感作性
     4-3.刺激性/皮内反応
     4-4.材料由来の発熱性
     4-5.急性全身毒性
     4-6.全身毒性(亜急性、亜慢性、慢性)
     4-7.埋植
     4-8.血液適合性
     4-9.遺伝毒性
     4-10.がん原性
     4-11.生殖発生毒性
     4-12.生分解性
    <終了後、質疑応答>


    ■講演中のキーワード
    医療機器、ISO10993、生物学的安全性評価、生安性セミナー、GLP

    セミナー講師

     勝田 真一 先生   一般財団法人日本食品分析センター 千歳研究所 理事・研究所長 博士(獣医学) 

    ■ご経歴
    1986年財団に入所し、医療機器、医薬品、食品、化粧品及び生活関連物資等の生物学的安全性評価に従事。
    1997年佐々木研究所研究生として毒性病理学及び発癌病理学研究に携わる。
    1999年東京農工大学農学部獣医学科産学共同研究員として生殖内分泌学研究。
    日本毒性病理学会評議員、ISO/TC194国内委員会、
    ISO/TC194 WG10 Technical ExpertやJIS関連の委員などを歴任。
    財団では薬事安全性部門を主管し、GMPやGLP対応を主導。情報システム部門担当を歴任。
    大阪彩都研究所長を経て現在北海道千歳研究所長。
    ■専門および得意な分野・研究
    ・毒性学
    ・毒性病理学
    ・発癌病理学

    セミナー受講料

    【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

    【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

    *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

    受講について

    ※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

    配布資料・講師への質問等について

    • 配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
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    • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
      (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
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    • Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
      ※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
       必ずテストサイトからチェック下さい。
       対応ブラウザーについて(公式) ;
       「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。

    申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です

    • 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
    • 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
      セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
      尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
      ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
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    受講料

    41,800円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:00

    受講料

    41,800円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込、コンビニ払い

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    医薬品・医療機器・化粧品等規制   医療機器・医療材料技術

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    医薬品・医療機器・化粧品等規制   医療機器・医療材料技術

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