QA視点から考える医薬品GMPハード対応 ―クオリフィケーションとバリデーション―【オンデマンド配信】

医薬品製造所管理のポイントを分かり易く解説!

■QA視点の構造設備のあるべき姿(望ましくない姿)
■改正GMP省令に対応する製薬用水設備/空調設備

本セミナーでは、新たに医薬品製造所関連の事業として、設備/機器、建設等に係る必要性が生じ、構造設備(GMPハード)に対する理解を進めたい方々や、QAの視点で製造委託先の構造設備の適格性を評価することとなった方々等を対象に、医薬品製造所におけるGMPハードに対する要求事項を整理した上で、管理のポイントを分かり易く解説します。

また、構造設備のあるべき姿(望ましくない姿)を、構造・設備ごとに例示し、それらを検証するための手段としてのバリデーションの考え方についても解説します。

<全4コース> コースで申し込むと1本分のセミナー料金が無料!
『改正GMP省令に対応したQA業務(ハード・ソフト)とGMP文書管理/作成・教育訓練実施』
コースの詳細内容・お申込みはこちら

日程

2023年3月30日(木)  まで申込受付中
視聴時間:4時間30分
※主催者でお申込み受付後、10営業日ご視聴いただけます。

セミナー趣旨

本講演では、新たに医薬品製造所関連の事業として、設備/機器、建設等に係る必要性が生じ、構造設備(GMPハード)に対する理解を進めたい方々や、QAの視点で製造委託先の構造設備の適格性を評価することとなった方々等を対象に、医薬品製造所におけるGMPハードに対する要求事項を整理した上で、管理のポイントを分かり易く解説します。

また、構造設備のあるべき姿(望ましくない姿)を、構造・設備ごとに例示し、それらを検証するための手段としてのバリデーションの考え方についても解説します。

習得できる知識

1.医薬品製造所の構造設備に関する法規制
2.薬局等構造設備規則における規制
3.改正GMP省令における規制
4.構造設備のあるべき姿とは
5.工場建設時に考慮すべきこと
6.倉庫のあるべき姿とは
7.用役設備のあるべき姿とは
8.自動検査システム(外観検査)
9.構造設備のクオリフィケーションとバリデーション

セミナープログラム

1.GMPハード
 1.1 GMPハードとは?
 1.2 GMPソフトとは?
 1.3 GMPソフトとハードの関係
 1.4 日本の法体系
 1.5 法令をサポートする告示・通知類
 1.6 日本のGMP関連規制の推移
 1.7 薬局等構造設備規則とは?
  1.7.1 一般区分の医薬品製造業者等の製造所の構造設備
  1.7.2 無菌医薬品区分の医薬品製造業者等の製造所の構造設備
   ・アイソレータシステム
   ・アクセス制限バリアシステム (RABS)
   ・アイソレータ/RABSの例
   ・アイソレータ都RABSの違い
 1.8 改正GMP省令では?
  1.8.1 第8条の2 交叉汚染の防止
   ・GMP施行通知(2021年4月28日公布)逐条解説では
  1.8.2 第9条 構造設備
  1.8.3 封じ込めが必要な施設の調査事例(PMDA)
   ・指摘事項(PMDA)
   ・バグイン・バグアウト式(密封交換式)とは?

2.構造設備のあるべき姿とは
 2.1 工場建設時に考慮すべきこと
  2.1.1 外周/グリーンベルト
  2.1.2 防虫対策
  2.1.3 外部開放
  2.1.4 構造体
  2.1.5 更衣室
   ・人からの汚染
   ・お掃除ロボット利用
   ・手洗い設備
  2.1.6 エアロックとは
  2.1.7 エアシャワーとは
  2.1.8 パスボックスとは
  2.1.9 人・物の動線
  2.1.10 クリーンルーム用清掃用具
   ・クリーンルーム用掃除機
   ・粘着マットの管理
  2.1.11 清掃方法
   ・一方向の拭取り
   ・壁の清掃
   ・天井の清掃(頻度/手順を決める)
   ・クリーンルーム清掃用具

3.倉庫のあるべき姿とは
 3.1 GMPの前に
 3.2 倉庫のゾーニング(区分と施錠)
 3.3 温度マッピング
  3.3.1 温度マッピングの実施
   ・温度マッピングデータの例
   ・必要なセンサの数はいくつか?
   ・温度マッピングに関する規定(参考)
 3.4 倉庫のセキュリティ管理
  3.4.1 セキュリティ対策の例
 3.5 倉庫エリアの防虫対策
  3.5.1 防虫モニタリングと評価
  3.5.2 虫の侵入形態
  3.5.3 防虫モニタリング機器の例
  3.5.4 虫の同定
  3.5.5 虫を入れない対策(侵入防止対策)
  3.5.6 虫を近づけさせない(接近制御)
  3.5.7 パレット洗浄機

4.用役設備のあるべき姿とは
 4.1 製薬用水設備  
  4.1.1 日本薬局方(JP18)品質規格
  4.1.2 製薬用水の選択
   ・製薬用水(仕込み水)の選択基準
  4.1.3 製薬用水の製造設備
   ・設備設計の基本的考え方
   ・構造設備の注意点
   ・製薬用水設備の例
   ・製薬用水に対するWHO管理基準
 4.2 空調設備
  4.2.1 クリーンルームの種類
  4.2.2 HEPAフィルタの捕集の原理
   ・HEPAフィルタの構造
   ・HEPAフィルタの管理
   ・完全性試験(リーク試験)の概要
   ・清浄度区分(微粒子)
   ・清浄度区分(微生物)
  4.2.3 空調設備の特徴
  4.2.4 空調設備の管理
   ・空調管理のポイント
   ・差圧の管理
   ・差圧管理タイプ(廊下vs製造室)
   ・ショートカットとは
   ・給排気設備

5.自動検査システム(外観検査)
 5.1 目視検査から自動検査(ビデオ検査)へ
 5.2 自動検査機の特性
 5.3 錠剤自動検査機の例
    ・錠剤自動検査機の構造と概要
 5.4 顆粒剤自動検査機の例
 5.5 金属検出機の例
 5.6 注射剤用自動検査機の例
   ・SD検査方式(Static Division System)

6.クオリフィケーションとバリデーション
 6.1 適格性評価(Qualification)とは
  6.1.1 設計時適格性評価(DQ:Design Qualification)
   ・URSの考え方
  6.1.2 据付時適格性評価(IQ:Installation Qualification)
  6.1.3 運転時適格性評価(OQ:Operational Qualification)
  6.1.4 性能適格性評価(PQ:Performance Qualification)
 6.2 必要なバリデーションとは?
  6.2.1 品質リスクの考え方
  6.2.2 改正GMP省令では
  6.2.3 GMP施行通知では
   ・バリデーションの種類とタイミング
   ・バリデーションマスタープラン(VMP)
 6.3 バリデーションはなぜ必要か
  6.3.1 プロセスバリデーション(PV:Process Validation)
   ・予測的バリデーション
   ・再バリデーション
   ・変更時のバリデーション
   ・プロトコル(計画書)とは
   ・「期待される結果」とは
 6.4 キャリブレーションとは
  6.4.1 校正(キャリブレーション)の対象
   ・校正の考え方
 6.5 バリデーション実施例
  6.5.1 バリデーションの実施対象範囲
   ・錠剤製造のバリデーション
 6.6 洗浄バリデーション
  6.6.1 サンプリング方法
   ・洗浄バリデーションに関するFDAの考え方
   ・残留許容値の計算法
 6.7 分析法バリデーション
   ・分析能パラメーター
 6.8 コンピュータ化システムバリデーション
  6.8.1 「コンピュータ化システム管理規定」の制定
   ・カテゴリ分類と必要となる対応
 6.9 バリデーションのまとめ

セミナー講師

C&J  代表 新井 一彦 氏

[主な研究・業務]
・GQP/GMPにおける品質保証業務全般
・国内・海外製造所のGMP監査、PMDAによるGMP適合性調査同行及び対応

セミナー受講料

オンライン受講価格:39,600円

<セミナー主催者のメルマガ登録をされる場合>
特別割引価格:
1名:39,600円
2名:55,000円(1名分無料:1名あたり27,500円)
3名以上のお申込みの場合、1名につき27,500円で追加受講できます。

※オンライン受講価格は、Live/アーカイブ/オンデマンドの受講を1名様でお申込みいただいた場合の価格です。複数お申込みでは適用されません。

※複数割引はお申込者全員のメルマガ登録が必須です。同一法人内(グループ会社でも可)によるお申込みのみ適用いたします。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

※セミナーの視聴・資料のダウンロードのため、セミナー主催者の会員登録が必須となります。お申込みと同時に会員登録をさせていただきます。

【セミナー主催者のメルマガ登録】
ものづくりドットコムの無料会員登録に加えて、セミナー主催者でのメルマガ登録を行っていただきますと、特別割引価格でセミナーをご受講いただくことが可能です。
セミナー主催者でのメルマガ登録をご希望されるかどうか、セミナー申込みページにて確認項目がございます。
セミナー主催者の会員詳細はこちら

受講について

オンデマンド配信の受講方法・視聴環境確認

  • 録画セミナーの動画をお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 申込み後すぐに視聴可能です。S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
  • 視聴期間は申込日より営業日で14日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。
    (テキストに講師の連絡先が掲載されている場合のみ)
  • 以下の視聴環境および視聴テストを事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
    セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。
    ≫ 視聴テスト【ストリーミング(HLS)を確認】  ≫ 視聴環境

配布資料

  • 製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
    ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
    ※主催者でお申込み受付後、営業日3日までに発送いたします。

申込締日:2023/03/30

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時

オンデマンド

受講料

39,600円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

医薬品技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   クリーン化技術

申込締日:2023/03/30

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時

オンデマンド

受講料

39,600円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

医薬品技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   クリーン化技術

関連記事

もっと見る