様々な異材組合せに対する接合の現状や適用例、継手性能改善に対する方策、今後の展開についてわかりやすく解説する! 

セミナー趣旨

 異なる特性を有する材料を適材適所で組み合わせて、工業製品の高機能化や多機能化、さらにはコスト削減を目指したものづくりの考え方は「マルチマテリアル化」と呼ばれ、製品の設計自由度を大幅に高めることから、国内外問わず数多くの研究・開発が進められている。しかし、実用上要望が多い異材接合の組合せの多くにおいて、接合界面での過度な材料間の反応により優れた特性を得ることは難しいため、一部の実用化例が報告されているものの、世の中で広く利用されるに至っていない。
 本講義では、異材接合の重要性や課題を理解し、異材接合過程で生じる種々の現象を踏まえつつ、さまざまな異材組み合わせに対する接合の現状や適用例、継手性能改善に対する方策、今後の展開について平易に解説する。

受講対象・レベル

異材接合に興味がある若手研究者

必要な予備知識

金属材料に関する基礎知識

習得できる知識

異材接合の基礎、現状と課題が理解できる

セミナープログラム

1.異材接合とは
 1-1.異材接合の重要性
 1-2.異材接合の課題
 1-3.異材接合を達成する接合方法

2.異材接合で生じる基礎現象
 2-1.拡散と界面反応
 2-2.金属間化合物の形成
 2-3.継手強度とミクロ組織の関係

3.アルミニウム/鉄の異材接合
 3-1.接合時の諸現象と課題
 3-2.種々の接合法を用いた実施例・実用化例
 3-3.継手強度向上に向けた対策例
 3-4.界面反応の制御技術

4.その他の異材接合
 4-1.アルミニウム/銅の異材接合
 4-2.アルミニウム/チタンの異材接合
 4-3.アルミニウム/マグネシウムの異材接合
 4-4.鉄/チタンの異材接合
 4-5.金属/熱可塑性樹脂の異材接合
 4-6.今後の展開

 【質疑応答】


異材接合,マルチマテリアル,異種金属接着,アルミニウム,鉄,セミナー

セミナー講師

東北大学 大学院工学研究科 材料システム工学専攻 教授 博士(工学) 佐藤 裕 氏

【ご活躍】
 溶接学会 理事
 溶接学会編集委員会 委員長
 日本溶接会議第2委員会 委員長
 日本溶接協会東北地区溶接技術検定委員会 委員長
 2009年Prof. Koichi Masubuchi Award (American Welding Society)など受賞多数。

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
  メールまたは郵送でのご案内となります。
  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
    ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。
    開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますことご了承下さい。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

金属材料   複合材料・界面技術   機械加工・生産

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開催日時


10:30

受講料

55,000円(税込)/人

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全国

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キーワード

金属材料   複合材料・界面技術   機械加工・生産

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