“なんとなく”や“言葉にしずらい”感情をどう見える化し、 製品開発に結びつけるのか?

セミナープログラム

【10:00-11:30】
1.ウェアラブル技術による心拍変動による感情解析と実用例
WINフロンティア(株) 取締役・芝浦工業大学 客員准教授 博士(工学) 駒澤 真人 氏  

【習得できる知識】
 近年盛り上がりを見せているウェアラブル技術の動向や、特に心拍変動(自律神経)を活用した感情解析技術を、ビジネスや研究でどのように応用しているかを学ぶことができる。 

【講座趣旨】
  感情解析技術を活用したいと考えている企業の研究開発部やPR・マーケティング部、人事総務部の担当者及び、医学部、理工学部、心理学部など幅広い分野に渡る大学の研究者に対して、心拍変動による感情解析技術の活用方法をお伝えする。 

・人間情報学に関して
・ウェアラブル技術の動向
・心拍変動技術
・自律神経の測定
・ヘルスケアサービス
・メンタルヘルス
・プロダクトの感性評価
・感情マーケティング
・医工連携
・快適性の評価
・効果測定サービス
・ウェルビーイング
・集中度
・クリエイティビティ
・ストレスマネジメント       
・健康教育
・健康経営
・ニューロサイエンス
・ヘルスケアエンターテインメント
・ゲーミフィケーション
・行動変容
・学術研究

【質疑応答】


【12:10-13:40】
2. 表面筋電図、心電図を用いた感性評価
早稲田大学 人間総合研究センター 招聘研究員 博士(工学) 菅原 徹 氏

【習得できる知識】
・表面筋電図を用いた筋活動の定量化
・筋電位多点計測法を用いた筋疲労の評価
・心電図を用いた自律神経活動の評価

【講座の趣旨】
 あいまいな感性の定量化、見えにくい心の状態の可視化など、これまで工学が取り扱わなかった領域を生体計測の研究事例をもとに解説する。

1.売れる商品には感性工学がある
2.人間工学から感性工学へ
3.経済産業省による「感性価値創造イニシアティブ」のすすめ
4.表面筋電図
5.顔の筋トレ効果の検証事例
6.新型デザインの包丁の使い心地と負担軽減
7.筋電位多点計測法
8.肩部の筋疲労の評価
9.心電図
10.自動車運転中の心拍変動
11.自律神経活動指標
12.心電図を用いた笑いの感性評価

【質疑応答】


【13:50-15:20】
3.ウェアラブル生体センサによる情動スペクトルの推定
(株)ハートビートサイエンスラボ 代表取締役 名古屋市立大学 名誉教授 博士(医学) 医師 早野 順一郎 氏

【講座趣旨】
 本講座ではまず、情動とは何か、情動が健康におよぼす影響を生理学および健康科学的観点から解説します。次に、急速に普及しているウェアラブル機器によって得られる日常生活下の長期生体情報の特徴と、その解釈のための基本概念としてのアロスタシスについて解説し、日常活動下のデータに検査室の測定値の判定規準を転用することの問題点、ウェアラブル機器でしか得られない情報の活用法について述べます。なお、この講演には生体信号による情動推定の具体的な技法は含まれません。

1.情動の生理学
 1.1 情動と感情の違い
 1.2 情動と情動障害の違い
 1.3 情動障害と疾患リスク
2.ウェアラブル生体情報モニタリング
 2.1 短期生体情報と長期生体情報
 2.2 ホメオスタシスとアロスタシス
 2.3 長期生体情報における健康の概念
 2.4 短期生体情報概念の適用による解釈の誤り
 2.5 長期生体情報に適した解析法

【質疑応答】


【15:30-17:00】
4.生体計測に基づく注意・情動状態の推定と特性の顕在化
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 dX garage  スペシャリストリード 博士(工学) 角田 啓介 氏

【習得できる知識】
・生体データ(心拍・呼吸)の計測手法
・機械学習を用いた心拍・呼吸データの分析手法
・注意・情動状態に関する基礎知識
・注意・情動状態の推定手法およびアプリケーション化に向けたポイント

【講座の趣旨】
 本講座では,心拍,呼吸といった生体情報計測と,それらを用いた人の状態推定の基礎についてまず述べる.その後,日常生活における状態推定の応用事例と,それらの結果が個人特性の顕在化へ応用できる可能性についても述べる.最後に,これらを用いたアプリケーション実現に向けたポイントについて論じる.

1.心拍・呼吸計測とデータ活用の基礎
 1-1 心拍・呼吸データの基礎
 1-2 心拍・呼吸データの特徴
 1-3 心拍・呼吸データの計測

2.心拍・呼吸データを用いた状態推定
 2-1 心拍・呼吸データを用いた状態推定の概論
 2-2 個人差の把握と吸収
 2-3 日常生活における活用のポイント

3.日常生活に向けた状態推定の事例
 3-1 心拍変動を用いた注意状態の推定
 3-2 心拍と呼吸を用いた情動状態の推定
 3-3 個人特性把握への応用

4.アプリケーション化へ向けたポイント
 4-1 汎用型と特化型
 4-2 日常生活への応用と限界
 4-3 ユーザ価値:計測コストとユーザメリットのトレードオフ
 4-4 精度向上とその限界

【質疑応答】

セミナー講師

1.WINフロンティア(株) 取締役・芝浦工業大学 客員准教授 博士(工学) 駒澤 真人 氏

2.早稲田大学 人間総合研究センター 招聘研究員 博士(工学) 菅原 徹 氏

3.(株)ハートビートサイエンスラボ 代表取締役 名古屋市立大学 名誉教授 博士(医学) 医師 早野 順一郎 氏

4.デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 dX garage  スペシャリストリード 博士(工学) 角田 啓介 氏

セミナー受講料

1名につき 66,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき60,500円〕

受講について

  • 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
  • 下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
     → https://zoom.us/test
  • 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
    セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
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  • パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
  • セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
    お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
  • 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
  • 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
    録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
  • 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
    複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。
    部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

66,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

人体計測・センシング   感性工学

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10:00

受講料

66,000円(税込)/人

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全国

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キーワード

人体計測・センシング   感性工学

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