＜研究開発のための＞ シナリオプランニングの考え方と実践方法

“研究開発の” シナリオプランニング！

★ 新規テーマ立案や技術戦略の策定に活かす！

講師

(株) スタイリッシュ・アイデア　代表取締役社長　
(一社) シナリオプランナー協会　代表理事 　新井 宏征 先生

【講師紹介】
・産業技術大学院大学 非常勤講師
・東京外国語大学大学院修士課程修了（応用言語学専攻）
・Said Business School Oxford Scenarios Programme修了
＊R&Dから市場撤退までを見据え、長期的視点でアドバイスができるイノベーションコンサルタントとして活躍。グローバルに通用するプロダクトの開発はもちろん、技術力、開発力を活かすための「組織作り・チーム作り」も熟知している。

受講料

1名41,040円(税込（消費税8％）、資料付)
＊1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円
＊学校法人割引 ；学生、教員のご参加は受講料50％割引。

セミナーポイント

　研究開発や事業開発においてイノベーションの必要性が叫ばれています。特に研究開発においては、長期の環境変化を踏まえた研究開発テーマやそれを元にした技術戦略の策定が益々求められるようになってきました。
　今回のセミナーでは、長期の環境変化をとらえるための手法であるシナリオプランニングをご紹介した上で、なぜシナリオプランニングが必要なのか、シナリオプランニングを研究開発計画等の策定にどのように活用していくのか等の実践方法をご紹介します。セミナーの途中ではシナリオプランニングを体験する機会も設けます。

■受講対象者は？
・各企業の技術者・研究者・研究企画担当者
・次の研究開発テーマ、研究開発領域の調査・探索を担っている方
・シナリオプランニングの考え方を学んで、研究開発やその戦略策定に活用したい方　など

■受講することで得られる知識/ノウハウは？
・シナリオプランニングの意義・効用
・シナリオプランニングの基本的な考え方と具体的なプラン策定手順
・研究開発活動におけるシナリオプランニングの適用方法、実務ノウハウ　など

セミナー内容

1 シナリオプランニングの概要
　1.1　シナリオプランニングが必要とされる時代背景
　　1.1.1　パラダイムが変わりつつある時代
　　1.1.2　思い込みを排除した環境認識の必要性
　1.2　シナリオプランニング概要
　　1.2.1　シナリオプランニングとは
　　1.2.2　シナリオプランニングの起源
　　1.2.3　シナリオプランニングと予測の違い
　　1.2.4　未来を考える手法 ― フォーサイト
　　1.2.5　シナリオプランニングと他の手法と関係性
　　1.2.6　学術分野でも増えるシナリオプランニングの活用

2 研究開発分野でのシナリオプランニング活用検討
　2.1　イノベーションの考え方
　　2.1.1　OECDの定義に基づくイノベーションの分類と変化
　　2.1.2　社会期待を含めた研究開発テーマの検討プロセス
　　2.1.3　イノベーションに必要な洞察力
　2.2　シナリオプランニング活用の考え方
　　2.2.1　シナリオプランニングを元にした考え方の基本
　　2.2.2　短期的な取り組みと長期的な取り組みの視点の違い
　　2.2.3　パラダイムシフトを起こしていくための考え方
　　2.2.4　未来を起点にしたバックキャスティングによる計画作成

3 シナリオプランニングの具体的な活用方法と体験
　3.1　シナリオプランニングの具体的なイメージ
　　3.1.1　シナリオプランニング実例紹介
　　　3.1.1.1　エンジニアリングと建設に関するグローバル未来シナリオ
　　　3.1.1.2　自動車の再定義のための自動車業界変革のシナリオ
　　　3.1.1.3　製造業に関するグローバル未来シナリオ
　　3.1.2　シナリオプランニングの読み解き方と作り方
　3.2　シナリオプランニング体験
※この項目では、シナリオ作成を実際に体験していただくため「10年後の日本企業の未来」というテーマで、講師が準備した素材を使って、参加者同士の小グループでのシナリオ作成体験の機会とします。そのため、事前準備や自社情報の開示等の必要なく、シナリオプランニング体験をすることができます。
　　3.2.1　設定テーマによるシナリオ作成体験
　　3.2.2　シナリオ作成体験の振り返り
　3.3　シナリオプランニング活用の実際
　　3.3.1　シナリオプランニングの基本的な流れ
　　3.3.2　シナリオプランニングプロジェクトの進め方
　　3.3.3　シナリオプランニングプロジェクトのアウトプットの活用法

4 シナリオプランニングを組織に導入する際の考慮点
　4.1　組織導入前の環境作り
　4.2　プロジェクトメンバーの選定方法
　4.3　プロジェクト完了後の組織浸透の考え方

＜質疑応答・名刺交換・個別相談＞