機能性色素の応用展開と研究最前線

49,500 円(税込)

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

このセミナーの申込みは終了しました。


よくある質問はこちら

このセミナーについて質問する
開催日 10:00 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 化学反応・プロセス   電気化学   電子デバイス・部品
開催エリア 全国
開催場所 Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能)

~外部刺激応答性・光電変換用などの各物性と分子設計・応用、研究の最新情報と新展開~

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

機能性色素の様々な応用と研究開発の最前線を詳しく解説します!
外部刺激応答性・光電変換用・分子認識能を有する・一重項酸素を発生する機能性色素の分子設計と物性、それらの発光素子・有機系太陽電池等のオプトエレクトロニクス分野や医療分野への応用、外部刺激応答性発光材料・蛍光センサーなどの機能性色素研究の最前線を解説。

【アーカイブ配信に関して】
セミナー終了後、2営業日以内に視聴URLをマイページに掲載いたします。
視聴期間は、3月3日中までを予定しています。
なお、動画は未編集のものになりますのでご了承ください。

セミナー講師

広島大学 大学院先進理工系科学研究科 教授 博士(理学) 大山 陽介 氏
専門:機能性色素化学、有機合成化学、有機材料化学、材料物性化学、光化学、電気化学

<受賞歴>
1.有機合成化学協会 日産化学工業研究企画賞
2.宇部興産学術振興財団 学術奨励賞
3.有機電子移動化学研究会 有機電子移動化学奨励賞
4.色材協会研究発表会 最優秀講演賞
5.有機合成化学協会中国四国支部奨励賞
6.有機合成化学協会 DIC研究企画賞
7.色材協会創立85周年記念会議 優秀講演賞
8.コニカミノルタ画像科学奨励賞
9.TANAKAホールディングス株式会社 MMS賞
10.広島大学 特に優れた研究を行う若手教員(DR:Distinguished Researcher)に認定

<学会等委員>
1.電気化学会 有機電子移動化学研究会 常任幹事
2.日本学術振興会 繊維・高分子機能加工第120委員会 研究委員
3.日本化学会 
  新領域研究グループ「サステイナブル・機能レドックス化学」グループメンバー

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:39,600円 ( E-Mail案内登録価格 37,620円 )
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※他の割引は併用できません。

受講について

Zoom配信の受講方法・接続確認

  • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
  • 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー中、講師へのご質問が可能です。
  • 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
    ≫ テストミーティングはこちら

配布資料

  • 電子媒体(PDFデータ/印刷可)

セミナー趣旨

 機能性色素(Functional Dye)は、1970年代後半に日本から発生した学術用語であり、光、熱・電場・磁場などの何らかの操作(外部刺激)によって、色や発光性が変化する・情報を記録する・エネルギー変換を引き起こすなどの新しい機能を発現する分子である。オプトエレクトロニクスデバイスや環境分野さらには医療分野に応用できるため、持続可能な開発目標(SDGs)に資する重要な材料群である。
 本セミナーでは、各種応用分野に最適な機能性色素の分子設計指針と新規な色素母体骨格の開発およびオプトエレクトロニクス(発光素子、有機系太陽電池など)や医療分野(光線力学的療法)への応用展開、さらに機能性色素研究(外部刺激応答性発光材料、蛍光センサー、一重項酸素発生光増感色素)の最前線について解説する。

受講対象・レベル

有機色素の研究開発・応用等に係っている方。それぞれの応用分野に最適な機能性色素の分子設計指針と新規な色素母体骨格の開発およびオプトエレクトロニクス(発光素子、情報記録・情報表示、有機系太陽電池など)や医療分野(光線力学的療法)への応用展開、さらに最前線の機能性色素の研究開発(外部刺激応答性発光材料、蛍光センサー材料、一重項酸素発生光増感色素)を新規展開することを想定されている方。

習得できる知識

それぞれの応用分野に最適な機能性色素の分子設計・合成、オプトエレクトロニクス(発光素子、情報記録・情報表示、有機系太陽電池など)や医療分野(光線力学的療法)用の発光性色素・光増感色素の構造と光電子特性の関係、分子認識と光物性の関係(蛍光センサー)、外部刺激応答特性固体発光性色素、一重項酸素発生光増感色素および蛍光性水センサーの研究開発動向

セミナープログラム

1.外部刺激応答性の機能性色素の分子設計と物性:メカノフルオロクロミック色素を例として
 1.1 固体発光性
 1.2 分子間相互作用の制御
 1.3 メカノフルオロクロミズム
 1.4 結晶とアモルファス
 1.5 理論的考察
 
2.光電変換用の機能性色素の分子設計と物性:色素増感太陽電池を例として
 2.1 光電流・光起電圧
 2.2 電子移動の最適化
 2.3 分子配列・配向性の制御
 2.4 電極と色素間の相互作用
 2.5 耐久性
 
3.分子認識能を有する機能性色素の分子設計と物性:蛍光性水センサーを例として
 3.1 ホスト・ゲスト
 3.2 分子間相互作用
 3.3 分子認識と光吸収・蛍光特性
 3.4 蛍光性水センサー
 3.5 蛍光性クラスレート色素
 
4.一重項酸素を発生する機能性色素の分子設計と物性:光線力学的療法用光増感色素を例として
 4.1 一重項酸素の発生機構
 4.2 一重項酸素発生の評価法
 4.3 色素骨格と一重項酸素発生

 □ 質疑応答□