★粘着剤、粘着テープを製造しているメーカー、粘着製品のユーザーであるインフラ、ライフサイエンス、自動車、エレクトロニクスを含む産業分野における技術者、研究開発者の方々対象!
★粘着の基礎や粘着メカニズムなどの基盤技術の他、解析技術による粘着剤のトラブル解決事例、SDGs、カーボンニュートラルに根差す今後の粘着技術の動向を詳述。

セミナー趣旨

 セミナーでは、粘着剤の基礎と最適設計に起因するレオロジー、表面自由エネルギー、ポリマーブレンドの相溶性をキーワードに講義させていただきます。また、ポリマーブレンドによる粘着物性をコントロールする事例として、ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤/フッ素樹脂ポリマーブレンド(傾斜ドメイン構造)、応用製品として半導体製造プロセスに使用されるUV硬化型粘着剤での取り組みを詳述させていただきます。更に、粘着テープで発生するトラブル(粘着力の低下、劣化、寿命)について、先端解析技術も含め解説させていただきます。最後にSDGs、カーボンニュートラルを配慮するための粘着技術の現状と将来トレンド動向を紹介いたします。 

【講演キーワード】
粘着・接着技術、粘着メカニズム、ポリマーブレンド、傾斜構造、先端解析技術、カーボンニュートラル

【講演のポイント】
粘着剤、粘着テープを製造しているメーカー、および粘着製品のユーザーであるインフラ、ライフサイエンス、自動車、エレクトロニクスを含む産業分野における技術者、研究開発者の方々を対象にしています。粘着の基礎や粘着メカニズムなどの基盤技術の他、解析技術による粘着剤のトラブル解決事例、SDGs、カーボンニュートラルに根差す今後の粘着技術の動向を詳述させていただきます。

習得できる知識

・粘着剤の種類、評価法、粘着製品などの一般的な基礎知識
・粘着メカニズムに起因する各種パラメータ
・ポリマーブレンドの相溶性と粘着特性との関係
・傾斜ドメイン構造を有する粘着剤
・解析技術による粘着剤のトラブル解決法
・SDGs、カーボンニュートラルに供する粘着技術の将来動向

セミナープログラム

1.粘着の基礎
2.粘着剤の最適設計に起因する各種パラメータ
 2-1 結合過程のパラメータ(表面自由エネルギー)
 2-2 解結合過程のパラメータ(レオロジー)
3.ポリマーブレンドの相溶性と粘着
 3-1 ポリブタジエン/粘着付与剤系
 3-2 アクリル系ポリマー/フッ素系ポリマーブレンドに発現する傾斜ドメイン構造
 3-3 アクリル系ポリマー/フッ素系ポリマーブレンドにおける粘着性制御
 3-4 半導体製造プロセス用UV硬化型粘着剤
4.先端解析技術によるトラブル対策(粘着力の低下、劣化、寿命)
5.SDGs、カーボンニュートラルを配慮した粘着技術の将来トレンド

【質疑応答】

セミナー講師

古河電気工業株式会社 研究開発本部 サステナブルテクノロジー研究所 フェロー   加納 義久 氏

1998年古河電気工業(株)に入社し、粘接着製品やポリマー加工製品の開発に従事、ナノテクセンター長、解析技術センター長を経て、2015年より、フェローとして、新規テーマ創出、若手育成を担当。

受賞歴:日本接着学会の進歩賞、論文賞(2回)、技術賞、功績賞。

セミナー受講料

【1名の場合】39,600円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:30

受講料

39,600円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

高分子・樹脂材料   高分子・樹脂加工/成形   薄膜、表面、界面技術

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受講料

39,600円(税込)/人

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高分子・樹脂材料   高分子・樹脂加工/成形   薄膜、表面、界面技術

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