ライトフィールドカメラ/ライトフィールドディスプレイの基礎と最新技術動向【オンデマンド配信】

CGやCV、画像処理の他、光学設計、ディスプレイ、カメラでも有用なライトフィールドを学ぶ

ライトフィールドの基礎理論から、ライトフィールドカメラ・ライトフィールドディスプレイへ!
基礎から最新動向まで丁寧に解説いたします。

日程

2023年3月30日(木)まで申込み受付中
【収録日:2022年11月17日(木)】※映像時間:2時間51分
※主催者でお申込み受付後、10営業日ご視聴いただけます。

セミナー趣旨

 ライトフィールドは、光を電磁場などの物理的な場と同様に捉える考え方であり、かつ、光を記述する関数でもある。一般には、ライトフィールドは、2次元の位置と、2次元の方向の4次元の情報で表さられ、様々な処理や解析を行う。
 1996年にコンピュータグラフィックス分野で本格的に研究が始まったライトフィールドは、当初は、複数枚の画像から新しい画像を生成するイメージベースドレンダリングの一手法という位置付けであった。しかしながら、現在は、多くの研究によりコンピュータグラフィックスやコンピュータビジョン、画像処理だけでなく、光学設計、ディスプレイ、カメラ、他分野でも有用であることがわかってきた。ライトフィールドは理論的な解析も進んできており、今まで以上に幅広い領域に応用が広がりつつある。近い将来、関連分野では必須の知識・技術となると予想される。一方で、ライトフィールドの日本語での解説は少なく、国内では十分な認知がされているとは言いがたい状況である。
 そこで、本セミナーでは、ライトフィールドの基本的な考え方から、記法、理論的背景、解析方法について説明し、続いて、ライトフィールドの主な応用先である、カメラとディスプレイについて最新の研究結果も交えながら解説を行う。

習得できる知識

ライトフィールドの全体像、ライトフィールドを取り扱うための理論的基礎、ライトフィールドカメラとライトフィールドディスプレイの原理と研究動向、応用先

セミナープログラム

1.ライトフィールドの基礎
 1.1 ライトフィールドとは何か
 1.2 ライトフィールドの背景・歴史
 1.3 ライトフィールドの理論的基礎・特性

2.ライトフィールドの理論
 2.1 光線空間
 2.2 ライトフィールドの定式化
 2.3 ライトフィールドの座標系
 2.4 ライトフィールドのサンプリング理論
 2.5 ライトフィールドの処理

3.ライトフィールドカメラ
 3.1 ライトフィールドカメラの原理
  3.1.1 プレノプティックカメラ
  3.1.2 フォーカスドプレノプティックカメラ
 3.2 ライトフィールドカメラの実装例
  3.2.1 カメラアレイ
  3.2.2 レンズアレイカメラ
 3.3 ライトフィールドカメラの実例
 3.4 ライトフィールドカメラの研究動向

4.ライトフィールドディスプレイ
 4.1 ライトフィールドディスプレイの原理
  4.1.1 標本化方式ディスプレイ
  4.1.2 積層方式 (テンソル) ディスプレイ
 4.2 ライトフィールドディスプレイの実装例
  4.2.1 バリア方式
  4.2.2 レンズアレイ方式
  4.2.3 複数パネル方式
 4.3 ライトフィールドディスプレイの製品化動向
  4.3.1 ライトフィールド関連ベンチャー企業紹介
  4.3.2 製品技術解説
 4.4 ライトフィールドディスプレイの応用
  4.4.1 裸眼3D(立体)ディスプレイ
  4.4.2 ピント調節機能付きライトフィールドディスプレイ
  4.4.3 ヘッドマウントディスプレイへの応用
  4.4.4 メガネ型ディスプレイへの応用
  4.4.5 ヘッドアップディスプレイへの応用
  4.4.6 その他

5.ライトフィールドの可能性と今後

□質疑応答□
 
■Q&A■
 このセミナーに関する質問に限り、講師とメールにて個別Q&Aをすることができます。
 具体的には、セミナー資料に講師のメールアドレスを掲載していますので、セミナーに関する質問がございましたら
 直接メールでご質問ください。
 (ご質問の内容や時期によっては、ご回答できない場合がございますのでご了承下さい。)

セミナー講師

法政大学 情報科学部 教授 小池 崇文 氏

【専門】
画像処理、CG、コンピュテーショナル・ディスプレイ/カメラ、バーチャルリアリティ・拡張現実、応用光学など。
現在は”実世界指向メディア”、”Computational Reality”と いうキーワードで要素技術から全体システム、応用まで研究を行っている。

【経歴】
1995年 東京工業大学 理学部物理学科 卒業
1997年 東京大学 大学院工学系研究科 修士課程 修了 
同年 (株)日立製作所 入社
2009年 東京大学 大学院情報理工学系研究科 博士課程修了 
2013年 法政大学 情報科学部 教授、実世界指向メディアの研究に従事。

セミナー受講料

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キーワード

光学技術   UI/UX/ヒューマンインターフェース   VR(仮想現実)/AR(拡張現実)

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