農業リモートセンシング・モニタリング技術 ~画像・GIS・GPSを活用した 農業情報の基礎から応用まで~

農作物の生育状況把握や収穫時期・収量の予測、農地診断まで!
ドローン、衛星観測等によるデータの特徴など
農業分野への活用方法について、事例を交え解説します!

セミナー趣旨

農業は情報を活用して行う時代になってきている。
 スマート農業の促進・6次産業化とともに、企業の農業参入も注目されている中、高価な機材やソフトウェアがなくても、デジタルカメラ、ドローン、無料の衛星画像データなどを利用した農地や作物の管理が可能となってきている。農業分野へのICT、IoTやAI応用の進展とともに、農業の情報活用は益々進むと予想される。
 本セミナーでは、土地利用型作物を対象にリモートセンシング、GIS、GPSといった情報の基礎から農業に活用する方法まで事例を交えながら解説する。

受講対象・レベル

・農業事業に携わっている企業の方
・大規模農業経営者
・地域農業に関する農業団体・公的機関の方
・ドローンやカメラ・センサ・情報通信機器等を扱っている企業の方で、今後の農業分野参入をお考えの方
 など

習得できる知識

・農業リモートセンシングの基礎知識、リモートセンシング情報の活用方法
・GIS・GPS情報の活用方法など

セミナープログラム

1.農業におけるリモートセンシング
 1)リモートセンシングの基礎

  a) 原理
  b) 画像センサの種類とその用途
   ・可視光センサ
   ・スペクトルセンサ
   ・熱赤外線センサ
   ・マイクロ波センサ
 2)プラットホームの種類とそのデータの特徴
  a) 衛星観測
  b) ドローン観測
  c) 地上観測
 3)スケールの考え方
  a) 空間スケール
  b) 時間スケール
 4)農業におけるリモートセンシングの活用事例―リモートセンシングでわかることー
  a) 光学衛星の活用事例
   ・作物の生育状況
   ・追肥の要否・追肥量の決定
   ・収量の予測
   ・収穫適期の予測
   ・タンパク質含有量の推定
   ・生育環境・農地診断
  b) マイクロ波衛星の活用事例
   ・水田の抽出
   ・作付分類
  c) ドローンリモートセンシングの活用事例
   ・作物の生育状況
   ・追肥の要否・追肥量の決定
   ・収量の予測
   ・3次元計測

2.農業へのGPS活用
 1)位置情報の取得

  a) 測位の原理
  b) 安価なGNSS測位機の紹介
 2)農業におけるGPSの活用事例―GPSデータ活用によりわかること―
  a) 自動運転
  b) ドローンとの併用

3.農業へのGIS活用
 1)GISの基礎

  a) GISデータとはどのようなものか?
  B) GISを利用した空間情報処理
   ・データの解析方法
 2)G空間情報
  a) 筆ポリゴン(農地の区画情報)
  b) e-土壌図の使い方・活用法
 3) 農業におけるGISの活用事例―GISデータの活用によりわかることー
  a)圃場管理システム

4.スマート農業における画像・GIS・GPS活用
 1)農業情報の統合的利用

  a) Society5.0
  b) スマート農業
  c) 農業データ連携基盤

  <質疑応答>

セミナー講師

農研機構農業環境変動研究センター 環境情報基盤研究領域・農業空間情報解析ユニット 
上級研究員 博士(経営情報)石塚 直樹 先生

セミナー受講料

1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


12:30

受講料

41,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【大田区】大田区産業プラザ(PiO)

【京急】京急蒲田駅

主催者

キーワード

メカトロ・ロボティクス   情報技術   IoT

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開催日時


12:30

受講料

41,800円(税込)/人

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メカトロ・ロボティクス   情報技術   IoT

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