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「理論的アプローチ」と「現場ノウハウ」による品質改善、現場力向上を目指すセミナー!塗工の理論を解りやすく図解で説明します!
セミナー趣旨
新規フィルム製品の開発や、既存製品の品質の改善・向上に取り組む場合において、「理論的アプローチ」と「現場ノウハウ」のバランスは非常に重要です。緻密な数値解析の結果が得られたとしても、現場の問題解消には必ずしも役立ちませんし、逆に、科学的な考察がないままに現場で起きる現象にのみ目を奪われては、問題の本質にたどり着くのは難しいです。
本セミナーでは塗工やフィルム製膜のグルーバル企業でモノづくりの工程・製造技術経験を積んだ講師が、製造技術に関する様々な理論の具体的な現場応用の方法について解説します。
セミナープログラム
1. 新製品開発 実験室から量産化へのスケールアップ
1-1-1. 開発のステップ
1-1-2. 開発初期 (実験室のサンプル)
1-1-3. 実験室サンプルの改善
1-2-1. 開発中期 (パイロット塗工へのギヤチェンジ)
1-2-2. パイロット設備の適正化 (調送液スケール)
1-2-3. パイロット用の塗工液 (粘度の適正化)
1-2-4. スケールに応じた設備
1-3-1. 塗工欠陥と主な原因 (調送液要因)
1-3-2. 塗工欠陥と主な原因 (塗工スジ)
1-3-3. 開発終盤 塗工欠陥と主な原因 (ハジキ)
1-3-4. 開発終盤 塗工欠陥と主な原因 (レベリング)
1-3-5. 開発終盤 塗工欠陥と主な原因 (レベリング) (a) 塗布直後
1-3-6. 開発終盤 塗工欠陥と主な原因 (レベリング) (b) 風ムラ
1-3-7. 開発終盤 塗工欠陥と主な原因 (レベリング) (C) 基板の凹凸ムラ
1-3-8. 開発終盤 塗工欠陥と主な原因 (乾燥) 風ムラ
1-4-1. まとめ
2. 要因変更 生産速度アップ、幅広化、4M変更、製造移管
2-1-1. 開発との違い
2-1-2. 目標の設定
2-2-1. 生産速度アップ (各工程の要因)
2-2-2. 生産速度アップ (塗工性の補償)
2-3-1. 乾燥要因 (塗膜内の濃度勾配)
2-3-2. 乾燥要因 (定率と減率)
2-3-3. 乾燥要因 (塗膜内の濃度勾配)
2-3-4. 乾燥要因 (乾燥ゾーンのフロー)
2-3-5. 乾燥要因 (簡易構造)
2-3-6. 乾燥風の吹き出し方式 (二次元ノズル)
2-3-7. 乾燥風の吹き出し方式 (多孔板)
2-3-8. 乾燥風の吹き出し方式 (浮上系)
2-3-9. 乾燥初期の風ムラ (風速の影響)
2-3-10. 乾燥初期の風ムラ (風温の影響)
2-3-11. 乾燥初期の風ムラ (圧力バランス)
2-4-1. 幅要因 (乾燥)
2-4-2. 幅要因 (塗工の端部)
2-4-3. 幅要因 (塗工の全幅)
2-4-4. 幅要因 (フィルム)
2-5-1. まとめ
3. スロットダイの塗工適性と重層塗布
3-1-1. スロットダイで塗れる領域
3-1-2. 薄塗りと厚塗り
3-1-3. 薄塗り(スジが限界現象) (狭いギャップが有利)
3-1-4. 最小膜厚 (Ca数との関係)
3-1-5. 塗布可能領域 (Ca数~h/Hマップ)
3-1-6. Couette-Poiseuille流
3-1-7. リップの厚み
3-1-8. 厚塗りの操作
3-1-9. 背面減圧しない操作方法
3-1-10. より薄く(OverBite)、より厚く(UnderBite)
3-1-11. 同時重層の考え方
3-2-1. まとめ
4. スロットダイの設計 マニホールドとスロット形状の意味
4-1-1. スロットダイを構成する部品
4-1-2. スロットダイの構造
4-1-3. スロットダイ内の流動
4-1-4. マニホールドとスロットの役割り
4-1-5. 配管とマニホールドの違い
4-1-6. スロットとマニホールドの流動
4-1-7. マニホールド差圧による流量減少
4-1-8. マニホールド差圧による流量減少とダイ形状因子
4-1-9. マニホールドの断面形状
4-1-10. スロットのテーパー化
4-1-11. テーパー効果の試算
4-2-1. 慣性の影響
4-2-2. 慣性の試算
4-3-1. スロットギャップ偏差の影響
4-3-2. スロットギャップ偏差の影響の試算
4-4-1. シムとマニホールドのレイアウト
4-4-2. シムとマニホールドの幅位置と厚み分布
4-4-3. シム出口の形状
4-4-4. 傾斜シム
4-4-5. シムの位置ずらし
4-4-6. シムの曲率
4-4-7. マニホールド端の形状
4-5-1. まとめ
5. 非ニュートン粘性 境界層理論
5-1-1. 非ニュートン粘性
5-2-1. ビード内の物質収支
5-2-2. ビード内のCouette-Poiseuille流
5-2-3. ビード上流のCouette-Poiseuille流
5-2-4. ビード下流のCouette-Poiseuille流
5-2-5. ビード内の剪断速度
5-3-1. ブレード塗工の剪断速度
5-3-2. ビード加速部の剪断速度
5-3-3. 境界層理論(Blasius)
5-3-4. 境界層理論(Sakiadis)
5-3-5. Sakiadisの境界層で計算したビードの剪断速度
5-3-6. 減圧チャンバ―の桐生 (協会葬~Couette―Poiseuilleで考察)
5-4.-1 まとめ
*質疑応答はタイミングを見ながら適宜行います。
セミナー講師
浜本 伸夫 先生 AndanTEC 代表
■講師紹介
1992年 北大 工学部 合成化学工学専攻 修士修了
同 年 富士写真フィルム、フィルム生産工程業務に従事
2013年 サムスン電子 総合技術院 素材開発センターで新素材開発
2019年 栗村化学 工程開発チーム長
2021年 米国 Zymergen社でバイオ素材開発
2022年 AndanTEC
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
お申込みは4営業日前までを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。 - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
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- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
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※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
必ずテストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式) ;
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※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:00 ~
受講料
47,300円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、コンビニ払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
高分子・樹脂加工/成形 高分子・樹脂材料 生産工学
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