ナノ粒子・微粒子の分散凝集の基礎と分散安定性の評価

55,000 円(税込)

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開催日 10:00 ~ 16:00 
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主催者 (株)R&D支援センター
キーワード ナノ構造化学   化学反応・プロセス
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

スラリー,ナノインプリント,ナノインクなどで応用が期待される各種ヘテロ分散系の科学を実用面に適用するために!

~DLVO理論と急速凝集理論~

身近な例を交えて凝集要因・分散要因などナノ粒子の振る舞いの全貌を詳解する!! 

セミナー講師

東北大学 国際放射光イノベーション・スマート研究センター長兼 東北大学副理事(次世代放射光計画担当) 工学博士 村松 淳司 氏

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
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  • 受講にはWindowsPCを推奨しております。タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。

セミナー趣旨

 シングルナノから数ミクロンのいわゆる、ナノ粒子や微粒子は、媒質である水などの溶媒に対して、ときに分散し、ときに凝集します. 平衡論的にはDLVO理論というものがあり、速度論的には急速凝集理論というものがあります.これは、各種ナノ粒子スラリーの他、ナノインプリントやナノインクなどで使える基礎理論となります。また各種ヘテロ分散系の科学を応用面や実用面に適用する場合に、抑えておきたい基礎知識ですので、是非身につけてください. 本講演では、身近なコロイドの振る舞いを通して、まず、分散と凝集の本質を知ることから始まり、凝集要因となる分子間力、van der Waals力とは何か、分散要因となる静電的反発力を知り、特に後者における表面電位とゼータ電位の違いや、ゼータ電位測定の基礎と実際の測定手法に言及し、ナノ粒子の振る舞いの全貌を詳細に解説します.また、ナノ粒子や微粒子の評価法として、放射光を用いた手法など種々の方法についても、解説します. 

受講対象・レベル

ナノ粒子、微粒子を扱う、あらゆる分野の技術者・研究者(初学者も歓迎します)電池触媒抗菌繊維バイオメディカルなど

必要な予備知識

・特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします

習得できる知識

ナノインク・スラリー・懸濁液における分散安定性に関する基礎知識凝集・分散の基礎理論と表面電位測定の原理と測定方法ナノ粒子や微粒子合成における基礎知識

セミナープログラム

1.微粒子とナノ粒子 1-1.コロイドとは 1-2.サイズで整理

2.生活の中のコロイドの分散凝集 2-1.牛乳と墨汁 2-2.ビールと温泉 2-3.豆腐は分散する?

3.分散凝集の理論 3-1.分子間力 3-2.vanderWaals引力を特徴づけるHamaker定数(凝集促進因子) 3-3.粒子間斥力を特徴づけるゼータ電位(分散促進因子) 3-3.分子間引力と帯電粒子の電荷と電位 3-4.電気泳動とゼータ電位~液体媒質中の帯電粒子のゼータ電位の評価法 3-5.Smoluchowskiの式とHuckel式 3-6.ゼータ電位測定の実際 3-7.DLVO理論 3-8.ポテンシャル曲線

4.凝集 4-1.豆腐の分散と凝集 4-2.急速凝集理論 4-3.分散と凝集を応用した工業製品

5.分散・凝集の評価法 5-1.電子顕微鏡法 5-2.X線,放射光による評価

6.終わりに

スケジュール昼食の休憩時間12:00~12:45を予定しております。※進行によって、多少前後する可能性がございます。※質問は随時チャット形式で受け付けます。また音声でも可能です。

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