「性能発注方式」に基づくソフトウェア開発委託の取組み方

企業体質を変革・強化するDXを成功に導くための
~「仕様発注方式」によるソフトウェア開発委託の失敗・頓挫事例~ ~ デザイン思考で「シーズとニーズをマッチング」~

セミナー趣旨

DX(Digital Transformation)の目的は、企業体質を変革・強化することです。これには、業務運営の基盤を成す基幹系システムの変革が欠かせません。しかし、我が国では、他国に類を見ない「仕様発注方式」で取り組んできた結果、ソフトウェア開発委託に失敗・頓挫した事例が頻発しています。そこで、DXを成功に導くために、グローバルスタンダードな「性能発注方式」によるソフトウェア開発委託の取り組み方について、すぐに実践できるように分かりやすく詳説します。

セミナープログラム

1. DX(Digital Transformation)とは?
 (1) DXの目的は、データとデジタル技術の活用による企業体質の変革・強化
 (2) デジタル技術の導入と活用は、DXの推進手段であり目的ではない
 (3) データの活用には、業務に直結した基幹系システムの見直しが必要
 (4) DXの成否は、ソフトウェア開発委託の成否次第

2. 我が国では、基幹系システムの更新失敗が頻発
 (1) 基幹系システムの更新失敗は、企業体質の変革・強化を難しくする
 (2) 基幹系システムの更新失敗の責任を巡って裁判沙汰となった6事例
 (3) 裁判沙汰となった6事例に共通するソフトウェア開発委託発注上の問題点

3. 我が国におけるソフトウェア開発委託は、「仕様発注方式」による取り組み
 (1) 「仕様発注方式」は、他国に類を見ない我が国独自の発注方法
 (2) 「仕様発注方式」とは、「このとおりに作ってくれ」といった発注方法
 (3) 「仕様発注方式」では、ソフトウェア開発失敗時の責任の所在が不明確

4. ソフトウェア開発委託を成功させる鍵は、「性能発注方式」による取り組み
 (1) 「性能発注方式」は、グローバルスタンダード
 (2) 「性能発注方式」とは、「このようなものを作ってくれ」といった発注方法
 (3) 「性能発注方式」は、デザイン思考で「ニーズとシーズをマッチング」
 (4) 「性能発注方式」では、ソフトウェア開発失敗時の責任の所在が明らか
 (5) 「性能発注方式」では、開発対象システムの全体最適化が容易に実現

5. ソフトウェア開発委託を「性能発注方式」に切り替えて実践する方法
 (1) 経営トップまでの意志統一を図るための「開発計画書」を作成する方法
 (2) 最適なベンダーを選定するための「要求水準書」を作成する方法

6. 関連質疑応答

7. 名刺・情報交換会
■講師及び参加者間での名刺・情報交換会を実施しますので人脈づくりや新たなビジネス展開にお役立てください。
■ライブ配信受講の方も、会場の名刺・情報交換会終了後に講師と個別対話できる時間を設けております。

セミナー講師

澤田雅之技術士事務所
所長
技術士
澤田 雅之 氏

<略歴>
1978年に京都大学大学院工学研究科修士課程を修了し、警察庁に入庁。警察大学校警察情報通信研究センター所長を退職後に技術士資格(電気電子部門)を取得して、2015年に技術士事務所を開業。警察では、1996年当時の九州管区警察局宮崎県情報通信部長として、「宮崎県警察本部ヘリコプターTVシステム整備事業」を、我が国では戦後初となる「性能発注方式」で完遂。この時に得た知見に基づき、その後に勤務した茨城、宮城、福岡、愛知、神奈川の各県では、数百件の警察情報通信システム整備事業の全てを「性能発注方式」で完遂。技術士事務所開業後は、「性能発注方式」の警察での実践と成功で得た知見を社会に幅広く還元していくため、国土交通省、地方自治体、民間団体等で数多の講演を実施。また、数十年来のライフワークである「性能発注方式」を集大成した書籍【「性能発注方式」発注書制作活用実践法〜DX、オープンイノベーションやプロジェクトマネジメントを成功させる鍵】が、2022年9月に(株)新技術開発センターから出版された。

セミナー受講料

1名:33,320円(税込)2名以降:28,320円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)

受講について

会場またはライブ配信受講

  1. ライブ配信受講の方は、お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへ、Zoomでの視聴用URLとID・パスワードを開催前日までにお送りいたします。
    ※メールの受信が確認できない場合、「迷惑メール」「ゴミ箱」等に振り分けられていることがございますのでご確認いただけますようお願い申し上げます。

アーカイブ配信受講

  1. セミナー終了3営業日後から4週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
  2. 収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
  3. 質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎをさせていただきます。
    ※視聴URLは、お申し込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:30

受講料

33,320円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【港区】JPIカンファレンススクエア

【地下鉄】広尾駅

主催者

キーワード

技術マネジメント総合   情報技術   情報マネジメント一般

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