一日で学ぶ ポリイミド入門講座
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | サイエンス&テクノロジー株式会社 |
キーワード | 高分子・樹脂材料 光学技術 電子デバイス・部品 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能) |
~ポリイミドの構造・合成・物性・加工の基礎から、高性能化・機能化への応用まで~
〇目的のポリイミドを得るための最適な合成法とは
〇ポリイミドの物性を決定づけるイミド基構造・剛直性構造・CT錯体との関係性とは
〇熱的性質・力学的性質をもたらす構造・官能基の影響とその序列とは などなど
透明化・低誘電率化・耐熱性など様々な高機能化・高性能化が求められているポリイミド。
ポリイミドの特徴的な構造から紐解く高機能化・高性能化について基礎から解説!
受講者の皆様に講師の著書「企業技術者のためのポリイミド 高性能化・機能化設計」を講師紹介割引にてご案内!
※講師紹介割引は定価より20%オフとなります。
※お申込方法などはセミナー終了後にご案内させて頂きます。
セミナー講師
【専門】ポリイミドを含む芳香族系高分子の機能化設計
セミナー受講料
定価:49,500円(オンライン受講価格:39,600円)
<セミナー主催者のメルマガ登録をされる場合>
特別割引価格:
1名:46,970円(オンライン受講価格:37,620円)
2名:49,500円(1名分無料:1名あたり24,750円)
3名以上のお申込みの場合、1名につき24,750円で追加受講できます。
※オンライン受講価格は、Live/アーカイブ/オンデマンドの受講を1名様でお申込みいただいた場合の価格です。複数お申込みでは適用されません。
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受講について
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配布資料
- 製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
セミナー趣旨
受講対象・レベル
ポリイミドの分野に新しく担当した企業の研究開発者・技術者向けの入門コースです。ポリイミドの構造の理解すべき、重要なポイントを基礎で解説し、そのポイントをおさえながら、応用への理解を深められるように解説します。
1日で基礎から応用までを理解できる内容のセミナーです。
習得できる知識
ポリイミドに関して
①スーパーエンプラのなかでの性能の位置づけと特長
②ポリイミドの合成方法
③ポリイミドの構造と物性の関係
④高性能化(耐熱性など)の考え方
⑤加工性(可溶性・熱可塑性・熱硬化性)付与の考え方
⑥機能化に展開する高分子設計の考え方と実際の開発事例
電子材料(低誘電率)、光学(無色透明)材料、液晶配向膜、宇宙(耐放射線性)材料、熱制御材料(断熱、熱伝導)など
セミナープログラム
1.ポリイミドの基礎
1.1 序論
1.1.1 (はじめに)ポリイミドの理解のポイント:ポリイミドのイミド環構造の特長
1.1.2 開発の歴史とエンプラの中での位置づけ
1.1.3 ポリイミドの分類
・化学構造、加工性(加工法)、用途などから
1.2.代表的なモノマー(工業的に入手可能な製品および試薬などから)
① テトラカルボン酸2無水物
・芳香族、脂環族、芳香族・脂環族混合構造の例
・典型的な合成方法
② ジアミン
・芳香族と脂環族、芳香族・脂環族混合構造の例
・典型的な合成方法
1.3 ポリイミドの合成
1.3.1 イミド環骨格を生成する重縮合
➀ テトラカルボン酸2無水物とジアミンからのポリアミック酸経由の典型的な合成法
② その他
1.3.2 イミド環骨格の生成以外の重合反応によるポリイミド合成
1.3.3 イミド化方法
① 加熱イミド化法
② 化学イミド化法
1.4 ポリイミドの構造と物性
1.4.1 耐熱性
① ガラス転移温度とポリイミド構造の関係
② 熱分解温度とポリイミド構造の関係
③ 熱線膨張係数とポリイミド構造の関係
1.4.2 分子間(内)相互作用
・電荷移動錯体(change Transfer Complex:CT錯体)
2.ポリイミドの応用
2.1 ポリイミドの加工性
2.1.1 可溶性
2.1.2 熱可塑性
2.1.3 熱硬化性
2.2 ポリイミドの機能化材料設計との考え方
2.2.1 透明光学材料
① ポリイミド構造との関係(吸収端波長、屈折率)
② 屈折率の制御
③ 低熱線膨張係数化の現状
2.2.2 電子材料
① 低誘電率材料
② 液晶配向膜
2.2.3 宇宙材料
➀ 宇宙環境耐性/
② 宇宙帆船(ソーラーセイルIKAROS)
2.2.4 熱制御材料
➀ 断熱用多孔材
② 高熱伝導グラファイト(←全芳香族ポリイミドの熱分解による)
3.まとめと参考書
□ 質疑応答 □
【キーワード】
テトラカルボン酸2無水物、ジアミン、全芳香族、半芳香族(芳香族/脂環族)、全脂環族、ポリアミック酸、ポリイミド前駆体、イミド環、イミド化反応、化学イミド化、耐熱性、ガラス転移温度、熱分解温度、熱線膨張係数、熱伝導率、分子内・分子間相互作用、電荷移動錯体、可溶性、熱可塑性、熱硬化性、高性能化と機能化、分離膜、電子材料、液晶配向膜、電子材料、液晶配向膜、透明材料、宇宙材料、Kapton®, Apical®, Upilex®, Ultem®, Aurum®