マイクロ波による加熱の基礎と実践
開催日 |
13:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | シーエムシー・リサーチ |
キーワード | 応用物理一般 化学反応・プロセス |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
セミナー講師
杉山 順一 氏 産業技術総合研究所 ナノ材料研究部門 主任研究員
【講師経歴】
平成3年 東京工業大学大学院 総合理工学研究科 博士課程を中退、同年より山形大学工学部にて助手を勤める
平成7年、通産省工技院 物質工学工業技術研究所に入所
平成13年、改組により独立行政法人 産業技術総合研究所となる
平成16年、経済産業省 製造産業局 化学課に出向
平成17年より再び産総研へ。 現在に至る。
平成7年 博士(工学)
平成23年 技術士(化学部門)
【所属学会】
日本電磁波エネルギー応用学会、電子情報通信学会、日本化学会、高分子学会、有機合成協会、日本技術士会、JSPS-R024 電磁波励起反応場委員会
【研究歴】
高分子合成(ラジカル重合、開環重合など)、マイクロ波による高分子合成、マイクロ波化学全般
セミナー受講料
44,000円(税込)
* 資料付
*メルマガ登録者39,600円(税込)
*アカデミック価格26,400円(税込)
★メルマガ会員特典
2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、
1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ アカデミック価格
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、
大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに所属大学・大学院を記入のうえ、
備考欄に「アカデミック価格希望」と記入してください。
受講について
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test - 当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
- タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
- お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
- ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
- 「Zoom」についてはこちらをご参照ください。
■ お申し込み後の流れ
- 開催前日までに、ウェビナー事前登録用のメールをお送りいたします。お手数ですがお名前とメールアドレスのご登録をお願いいたします。
- 事前登録完了後、ウェビナー参加用URLをお送りいたします。
- セミナー開催日時に、参加用URLよりログインいただき、ご視聴ください。
- 講師に了解を得た場合には資料をPDFで配布いたしますが、参加者のみのご利用に限定いたします。他の方への転送、WEBへの掲載などは固く禁じます。
- 資料を冊子で配布する場合は、事前にご登録のご住所に発送いたします。開催日時に間に合わない場合には、後日お送りするなどの方法で対応いたします。
セミナー趣旨
本講座では、マイクロ波照射が何を原理として物質を加熱するかを解説する。マイクロ波の電磁波としての性質に立ち返り、物性値が何を示すかを理解するとともに、温度変化や組成変化によって、照射がどのように変化するかをご理解いただく。
受講対象・レベル
マイクロ波を加熱用途で使用したい方、
化学系でマイクロ波加熱を利用したい方、
マイクロ波加熱の原理を知りたい方など。
習得できる知識
講習により電磁波エネルギーの基礎知識や、電磁波エネルギーによる加熱原理が習得できる。
セミナープログラム
1.マイクロ波とは 基礎を理解する
1-1.電磁波の性質 電界と磁界
1-2.マイクロ波を見る 電子レンジの中を可視化
1-3.マイクロ波を式で表す 伝搬と損失の式
2.マイクロ波加熱の原理 マイクロ波加熱とはどのような現象か
2-1.誘電加熱
誘電体が電磁波に対して示す性質は何か
2-2.導電加熱
導電体が電磁波に対して示す性質は何か
2-3.磁性加熱・誘導加熱・他
磁性体が電磁波に対して示す性質は何か
3.装置内の様子 マイクロ波の形を計算する
3-1.電磁界シミュレーション 電磁界シミュレーションで形を理解する
3-2.オーブンと導波管
マルチモードとシングルモードの違い
3-3.充填材料の違い
物性、形状が異なるときの違い
4.特異的な反応例 マイクロ波でないと起こらない加熱・反応
4-1.繰り返される議論 温度測定の困難さ
4-2.冷却加熱 特異的な合成例1
4-3.立体選択反応 特異的な合成例2
5.まとめと提言
※ 適宜休憩が入ります。