【中止】<速習セミナー>ハイブリッド材料 ~開発・応用に向けた基礎習得と最新の研究内容まで~ ~POSS分子フィラーによるトレードオフの解決~ ~メカノクロミック発光性ポリウレタン・イオン液体・ソフトハイブリッド材料の創出~

47,300 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 高分子・樹脂材料   複合材料・界面技術   化学反応・プロセス
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

本セミナーでは、有機と無機がナノスケールで混合したハイブリッド材料において、「混ぜ方」の思考法を説明します。

セミナー講師

 田中 一生 先生   京都大学 大学院工学研究科・大学院地球環境学堂 教授 博士(工学) 

【略歴】
京都大学大学院工学研究科合成・生物化学専攻で博士号取得後、米国スタンフォード大学、
京都大学、理化学研究所でポスドクとして人工DNAを使った遺伝子診断システム開発に従事。
2007年より、特任助教として現在の所属先に赴任。ハイブリッド材料、ヘテロ元素含有高分子の開発に従事。
2018年に教授に昇任。様々な元素を使った高分子による機能材料開発を進めている。
【専門】
高分子合成、ハイブリッド材料、無機高分子、共役系高分子、分子フィラー、光機能性材料、刺激応答性材料、
耐熱材料、発光クロミズム材料、近赤外発光材料、耐熱性機能材料
【本テーマ関連学協会での活動】
・高分子学会関西支部 常任幹事
・無機高分子研究会 運営委員
・日本化学会近畿支部 幹事
・高分子学会関西支部 NEXT高分子(関西)企画委員長

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
    (開催1週前~前日までには送付致します)。

    ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
    (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

  • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
    各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
  • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
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     必ずテストサイトからチェック下さい。
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     「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。

申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です

  • 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
  • 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
    セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
    尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
    ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
    (見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
    こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

セミナー趣旨

  「混ぜる」という技術は機能材料開発に非常に重要である。特にプラスチック開発では純物質で製品化している例はまれといっても過言ではなく、上手に「混ぜる」ことがよい機能を引き出すことにつながる。しかし、耐熱性向上についても様々な添加物が開発されてきており、どれを選択するか、もしくは化学的に混ぜ込むのか選択しなくてはならないし、それらを絨毯爆撃的に研究を行うのは効率が悪い。本講演では、有機と無機がナノスケールで混合したハイブリッド材料において、「混ぜ方」の思考法を説明する。まず、汎用的技術ということであまり大学でも教えないゾル-ゲル法について基礎をおさらいする。次に、かご型シルセスキオキサン(POSS)を用いた従来ハイブリッド化が困難であった素材の適用について説明する。講演では様々な機能材料を紹介するが、イオン液体、ポリウレタンゴム、共役系高分子などにおいて、特に物性のトレードオフの解決について焦点を当てて説明していく。

受講対象・レベル

・樹脂材料の熱物性の向上、添加剤選定、他の材料との複合化に興味のある方
・ゾルゲル法の反応条件設定、材料の同定を基礎からおさらいしておきたい方
・化学系・素材メーカーの研究者の方

習得できる知識

・ゾルゲル法による複合材料の合成方法、同定法、機能材料例
・POSSを用いた材料設計手法、分子フィラーの設計の実例
・熱物性とのトレードオフの両立戦略
・屈折率材料、イオン液体、ポリウレタン、ソフトマテリアルの耐熱性向上
・発光性ハイブリッド材料

セミナープログラム

1.有機-無機ハイブリッドの基礎から応用
  1.1 ゾル-ゲル法の条件設定
  1.2 ハイブリッド材料の同定
  1.3 マイクロウェーブによる迅速合成
  1.4 ハイブリッドの応用
   1.4.1 導電性ハイブリッド
   1.4.2 発光性ハイブリッド
   1.4.3 自動分解性ポリマーのハイブリッド
2.ゾル-ゲル法を使わないハイブリッド材料化技術
  2.1 混合のみでハイブリッド化する分子=POSSの概説
  2.2 POSSの基本物性
  2.3 POSSの合成法
  2.4 トレードオフの両立(低屈折率化、高屈折率化)
  2.5 耐熱性メカノクロミズム発光
  2.6 耐熱性白色発光材料
  2.7 共役系高分子ハイブリッド
3.ハイブリッド化が困難であった物質のハイブリッド化
  3.1 ポリウレタンの耐熱性向上
   3.1.1 発光色変化ゴム
   3.1.2 導電性変化ゴム
  3.2 ハイブリッド型イオン液体
   イオン液体用フィラー開発
  3.3 ソフトマテリアルのハイブリッド化
   MRI造影剤の高感度化
   マイクロプラスチックの蛍光呈色センサー
   トランス脂肪酸センサー
   土壌汚染物質センサー