ICHM7ガイドラインに対応する医薬品不純物の構造類似性に着目した許容摂取量の検討

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 株式会社 技術情報協会
キーワード 医薬品技術   医薬品・医療機器等規制
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したLive配信※会場での講義は行いません

ニトロソアミン類のリードアクロスによる許容値設定について事例紹介!!
ガイドライン策定に沿った現状での標準的な評価方法について解説!!

セミナー講師

【第1部】 橋本 清弘 先生   武田薬品工業(株) 薬剤安全性研究所 
【第2部】 林 多恵 先生   化学物質評価研究機構 安全性評価技術研究所

セミナー受講料

1名につき55,000円(消費税込/資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕

受講について

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  • 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
  • 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
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セミナープログラム

【10:30~13:00】  
【第1部】 ICHM7に則った不純物の変異原性評価の基礎と実際
武田薬品工業(株) 薬剤安全性研究所 橋本 清弘 氏

【講座主旨】
  ICHM7ガイドラインでは、原薬あるいは製剤中に混入する不純物に起因した発がんリスクが許容レベル以下になるよう管理が求められる。不純物の変異原性評価には実験データ以外に、構造活性相関に基づいた予測も認められている唯一のガイドラインである。2015年に本邦でガイドラインが施行されて7年が経過して、Q&Aや個別化合物許容値が策定されている。本講演ではガイドライン策定に至った背景や基本的な考え方からQSARツールの進展を踏まえた現状での標準的な評価方法について解説するとともに、変異原性予測結果のエキスパートジャッジで留意すべき点を解説する。また、当局とのコミュニケーションを円滑に行うための留意点についても演者の経験に基づいて解説する。

【講座内容】
1.ICHM7に則った不純物の変異原性評価
 1.1 一般的な評価フロー
   ・文献調査
   ・QSAR評価
   ・結果解釈
   ・クラス分類
 1.2 当局との円滑なコミュニケーション
   ・QSARレポート
   ・照会事項対応
2.Expert Judgmentで留意すべき点
 2.1 リードアクロス法による化合物類似性評価
 2.2 Deactivating featureの取り扱い
3.ICHM7(R2)ガイドラインの基礎から最新情報まで
 3.1 許容値設定について
 3.2 LTLについて
 3.3 Q&Aについて
 3.4 個別化合物の許容値設定について
【質疑応答】

【14:00~16:30】
【第2部】 リードアクロスによる医薬品不純物の許容摂取量算出の検討
                 ~ニトロソアミン類のAI設定の最新動向~
化学物質評価研究機構 安全性評価技術研究所 林 多恵 氏

【講座主旨】
  医薬品の合成過程におけるニトロソアミン類による汚染は、医薬品の自主回収など近年大きな問題となっています。主要なニトロソアミン類については、本邦や欧米の規制当局により許容摂取量が設定されていますが、その他のニトロソアミン類については発がん性の情報のない物質も含め、企業による許容値の設定と管理が求められているのが現状です。本講演では、許容値設定の具体的な方法について解説するとともに、発がん性情報を持たないニトロソアミン類のリードアクロスによる許容値設定について事例をご紹介します。

【講座内容】
1.ニトロソアミン類の管理戦略
 1.1 現状の規制動向
 1.2 各国のニトロソアミン許容値
 1.3 管理戦略概要
2.発がん性物質の許容値設定
 2.1 PDEとAIの違い
 2.2 AIの概要と算出方法
 2.3 TD50の算出方法
 2.4 BMDL10の算出方法
3. 許容値設定の無いニトロソアミン類のリードアクロスによるAI設定について
 3.1 リードアクロスとは
 3.2 ニトロソアミンの構造分類とRA事例の紹介
 3.3 発がん性情報のないニトロソアミンのRAの試み
【質疑応答】