LPWAのその後とIoT向けセンサネットワークの今後
開催日 |
13:00 ~ 15:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社トリケップス |
キーワード | IoT 通信工学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
セミナー講師
阪田 史郎(さかた しろう) 氏 千葉大学 名誉教授 / 東京大学大学院 特別研究員(工学博士)
セミナー受講料
お1人様受講の場合 45,100円[税込]/1名
1口でお申込の場合 62,700円[税込]/1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。
受講について
- 本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。
- インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。
- 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
セミナー趣旨
2017年に国内で利用が開始されたLPWAは、当初30近くが発表されたが、5年後の2022年半ばには約半分に淘汰された。LPWAの年率の伸びは20%強で高成長とはいえないが、利用は着実に増加している。2021年にはLPWAの使用周波数について、現在の920MHz帯に加えて、デジタルMCAの跡地として、845〜860MHz と928〜940MHzも利用可能になること総務省から発表された。これによって、国内におけるLPWAの性能が向上し、利用が増加すると予想される。
一方で、米国のアマゾンからLoRaWANを利用したSidewalkの発表があり、2022年2月にはこれまで首位の一角を占めていたSigfoxのフランス本社が経営破綻した。現在成長が著しいLPWAや新参LPWA、成長が鈍化したLPWAなど、LPWA間の格差も広がって、成長は続くものの今後の展開は不透明になっている。
本講演では、LPWAの背景、位置づけ、これまでの経緯・新しい動きに加え、30を超えるアプリケーションの例、各方式の説明、独自仕様LPWAとセルラーLPWA(4GのLTE-MとNB-IoT。5GのmMTCにおけるIoT/LPWA)の比較、特に最新の動向に基づいた、各LPWAのすみ分け等の今後の展望を述べる。各LPWAの説明では、全体で250以上に上る実証実験や実際のサービスを紹介する。
セミナープログラム
1 センサネットワーク
1.1 センサネットワーク開発の歴史
1.2 センサネットワークとIoT
2 LPWA概要
2.1 LPWAとは
2.2 LPWAの背景
2.3 LPWAの位置づけ(LPWAは第4の無線?)
2.4 LPWAの分類
2.5 LPWAの市場予測
2.6 LPWAで提供されるサービス
2.7 LPWAに対する国内での取組み
2.8 LPWAの構築・運用料金の目安
2.9 LPWAの選定基準
2.10 LPWAの性能について
2.11 LPWAに関する新しい動き
3 独自仕様のLPWA詳細
3.1 LoRaWAN
3.2 Sigfox
3.3 EnOcean Long Range
3.4 ELTRES
3.5 ZETA
3.6 Sidewalk(アマゾン)
3.7 UNISNet
3.8 GEO-WAVE
3.9 複数LPWA実装例
4 IEEE LPWA
4.1 Wi-SUN(HANとFAN)
4.2 IEEE 802.11ah(Wi-Fi Halow)
4.3 SmartHop
5 セルラーLPWA
5.1 4GのLTE版LPWA - LTE-M(eMTC)とNB-IoT
5.2 5GにおけるIoT(mMTC)とその課題、LPWAとのすみ分け
6 独自仕様とセルラー版の全体比較、各LPWAのすみ分け
7 LPWA/IoTの将来予測