モデル予測制御入門

51,700 円(税込)

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開催日 10:00 ~ 17:00 
締めきりました
主催者 株式会社トリケップス
キーワード 制御・システム
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

いま、最も注目されている制御理論の基礎

セミナー講師

足立 修一(あだちしゅういち) 氏     慶應義塾大学 理工学部 物理情報工学科 教授(工学博士)

セミナー受講料

お1人様受講の場合 51,700円[税込]/1名
1口でお申込の場合 62,700円[税込]/1口(3名まで受講可能)
 
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。

受講について

  • 本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。
  • インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。
  • 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

セミナー趣旨

   本講義では,実用的なアドバンスト制御方式で,制御の分野のみならず,学習理論の分野においても注目されているモデル予測制御(Model Predictive Control: MPC)の基礎について平易に解説します。まず,制御対象は1入力1出力,離散時間線形システムとして,モデル予測制御の仕組みをいくつかの例題を使って説明します。次に,モデル予測制御の基礎となる現代制御理論について解説します。特に,最適制御理論の知識はモデル予測制御で役に立ちます。最後に,現代制御理論の知識を使って,モデル予測制御問題を定式化し,その解法を与えます。
 本講義を受講するためには,古典制御の基礎,そして離散時間システムの取り扱いを理解していることが望ましいですが,それらがなくても理解できるように説明したいと思います。本講義を受講することにより,モデル予測制御の導入と,現代制御理論のエッセンスを習得することができます。

セミナープログラム

 1 はじめに

 2 モデル予測制御の基礎
  2.1 モデル予測制御のメインキャスト
  2.2 モデル予測制御の基礎
  2.3 外乱とモデルの不確かさへの対処
  2.4 産業界におけるモデル予測制御

 3 現代制御の基礎
  3.1 状態空間表現によるモデリング
  3.2 システムの安定性
  3.3 システムの可制御性と可観測性
  3.4 状態フィードバックによる制御系設計
  3.5 最適制御

 4 モデル予測制御系の定式化と設計
  4.1 評価関数
  4.2 線形不等式を用いた制約の表現
  4.3 予測ホライズンと制御ホライズンの選び方
  4.4 モデル予測制御問題の解法

 5 まとめ