なぜ『自社技術の棚卸』はうまくいかないのか

46,200 円(税込)

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開催日 10:00 ~ 17:00 
締めきりました
主催者 一般社団法人企業研究会
キーワード 技術マネジメント総合   組織開発
開催エリア 東京都
開催場所 【千代田区】企業研究会セミナールーム
交通 【地下鉄】麹町駅・赤坂見附駅 【JR・地下鉄】四ツ谷駅

自社技術を構造的に見える化するプロセスを通じて 、
現場の技術者、研究者のイノベーションマインドを高め、
組織・分野の壁を越えた技術の共有と融合を促進します!

セミナー講師

株式会社ケミストリーキューブ 代表取締役 平木 肇 氏

セミナー受講料

会員 41,800円(本体 38,000円)
一般 46,200円(本体 42,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、
お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。
お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。

セミナー趣旨

自社技術を戦略的に活用・蓄積できていますか。
これまでの研究開発・製品開発の中で生み出された技術は、現在の事業を支えるだけでなく、未来のイノベーションを生み出す貴重な経営資源であり、それらを効果的に活用・蓄積できるか否かは、ものづくり企業の成長を大きく左右します。
しかし、多くのR&D現場では「技術が属人化してしまっている」「社内にどんな技術があるのかよくわからない」「部門間で技術の共有化ができていない」「技術が開発しっぱなしになっている」など、技術マネジメントがうまく機能していない現状に悩みを抱えています。
『自社技術の棚卸』は、単に技術のリストをつくる、データベースをつくることではありません。
自社技術を構造的に見える化するプロセスをとおして、現場の技術者、研究者のイノベーションマインドを高め、組織・分野の壁を越えた技術の共有と融合を促進する戦略的な仕掛けです。
本セミナーでは、自社技術の棚卸がなぜうまくいかないのかを紐解きながら、株式会社ケミストリーキューブが開発した実践手法をもとに、その効果的な進め方について解説します。

受講対象・レベル

製造企業の経営者、技術・開発部門長・管理者、技術者・研究者、技術・開発企画スタッフ。 特に、後述の課題認識をお持ちの方。・自社の技術を可視化したい、棚卸したい、強み技術を特定したい ・R&Dの技術力・価値創造力を高めたい、そのための人材を育成したい ・技術者、研究者のイノベーションマインドを高めたい ・自社の保有する技術を組織の壁を越えて共有、活用したい ・組織・分野の壁を越えた技術者、研究者の協働を促進したい ・新たな事業及び顧客価値につながるR&Dテーマを設定したい

セミナープログラム

1.ものづくり企業を取り巻く変化とR&Dの課題
(1)イノベーションの時代
  ・ものづくり企業を取り巻く変化
  ・イノベーションとは「価値の創造と具現化」 
(2)変化するR&Dのミッションと現場の悩み
  ・経営戦略・事業戦略との整合から創発へ
  ・R&D現場の悩み
(3)イノベーション戦略の実践
  ・R&D自己変革へ向けた3つの着眼
  ・各社の取り組み

2.なぜ技術の棚卸はうまくいかないのか
(1)技術マネジメントの難しさ
  ・技術は最もマネジメントしにくい経営資源
  ・マネジメントが難しい理由は技術の持つ多義性
  ・技術をどう捉えるか ~技術の5階層モデル~
  ・技術コミュニケーションギャップの本質
  ・技術創造の型 ~リニアモデルとUモデル~
(2)自社技術の棚卸の考え方
  ・技術の棚卸に対する誤解  
  ・可視化と見える化の違い
  ・「構造化」が技術の棚卸の鍵を握る
(3)自社技術の棚卸の実践メソッド
  ・顧客価値を起点として技術を構造化する 
  ・技術の構造化手法iMap(アイマップ)

3.自社技術の棚卸の実践
(1)実践のポイント
  ・技術の棚卸を単なる管理手法にしない  
  ・経営の意志を明確にして現場に仕掛ける
  ・技術から考えない、顧客価値から考える
(2)価値コンセプト
  ・価値は機能ではない  
  ・顧客価値を考える2つの問いと5つの視点
(3)技術の洗い出しと噛み砕き
  ・技術を構成する3つの機能~目的機能・基本機能・技術機能~  
  ・ポイントは目的機能をどう定義するか
(4)コア技術の設定
  ・コア技術とは  
  ・コア技術を設定するための3つの視点

4.自社技術の棚卸の意味
(1)イノベーションの創造
  ・見えているニーズの対応から価値の創造へ  
  ・技術を核にしたイノベーションの3つの型
(2)技術者、研究者の成長
  ・技術に対する考え方(捉え方)を変える  
  ・活動プロセスが生み出す気づきが成長を加速する
(3)組織文化づくり
  ・スローガンだけでは組織文化はつくれない  
  ・行動の蓄積が組織文化をつくる

5.実践事例の紹介