CFRPの表面処理とマトリックス樹脂との含浸性向上技術

★ ぬれ性の改善のための炭素繊維改質方法から 耐衝撃性向上のための最適設計のポイントを徹底解説!


講師


1.山形大学 客員教授 井上 隆 氏

2.ナガセケムテックス(株) 機能樹脂事業部
  電気・構造材料部 構造材料課 課長 野村 和宏 氏 

3.金沢工業大学 材料システム研究所
  教授 工学博士 中田 政之 氏


受講料


1名につき55,000円(消費税抜き、昼食・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50,000円(税抜)〕


プログラム


【10:30〜12:00】
1.熱可塑性CFRPに向けたマトリックス樹脂の含浸性改善と耐衝撃性向上
山形大学 客員教授 井上 隆 氏

【講座趣旨】
 熱可塑性樹脂は溶融粘度が高いため、連続炭素繊維への含浸を解析的に予測する手法と、樹脂含浸工程を同時に行う手法について解説する。 
 
1.はじめに

2.PPの修飾とCFRPへの応用
 2-1 PPのフェノール修飾 
 2-2 フェノール修飾PPの構造と物性
 2-3 フェノール修飾PPを用いたCFRPの剛性・強度

3.PPへのナイロンのグラフト共重合とCFRPへの応用
 3-1 グラフト共重合物の物性
 3-2 PP-ナイロングラフト共重合物を用いたCFRPの曲げ特性

4.反応性可塑剤/エンジニアリングプラスチック系CFRP

5.樹脂‐CF間の接着性とCFRPの耐衝撃性

6.コストダウン・軽量化のためのサンドウィッチ化

7.賦形:スタンピング成形

8.性能比較:熱可塑性CFRPvs金属材料vs熱硬化性CFRP

【質疑応答】



【12:45〜14:15】
2.各種マトリックス樹脂の反応機構と特性
ナガセケムテックス(株) 機能樹脂事業部 電気・構造材料部 構造材料課 課長 野村 和宏 氏

1.熱硬化性エポキシ樹脂
 1-1 複合材料への適用例
 1-2 特長
 1-3 硬化剤の種類と反応機構
 1-4 変性手法

2.熱可塑性樹脂
 2-1 熱可塑性エポキシ樹脂の反応機構と特性
 2-2 現場重合ナイロンの反応機構と特性

3.新規マトリックス樹脂
 3-1 クリープレスエポキシの反応機構
 3-2 クリープレスエポキシの特性

【質疑応答】



【14:30〜16:00】
3.CFRPの長期耐久性評価のための加速試験
金沢工業大学 材料システム研究所 教授 工学博士 中田 政之 氏

【講座趣旨】
 CFRPは航空機や船舶、車両等、過酷な環境の下で高い信頼性が要求される機械構造物に使用されつつある。CFRPを安全安心に使用するためには、その長期耐久性を正確に予測する技術が必要である。本講座では、CFRPの長期耐久性評価のための加速試験について紹介する。

1.はじめに
 1-1 加速試験の必要性
 1-2 マトリックス樹脂から見たCFRP

2.時間-温度換算則
 2-1 樹脂の粘弾性と時間-温度換算則
 2-2 CFRPの強度への時間-温度換算則の適用

3.耐久性加速試験
 3-1 加速試験の概要
 3-2 加速試験の適用条件
 3-3 加速試験の手順
 3-3 加速試験の適用例

4.おわりに

【質疑応答】


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

59,400円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】技術情報協会セミナールーム

【JR・地下鉄】五反田駅 【東急】大崎広小路駅

主催者

キーワード

高分子・樹脂技術   繊維・炭素系素材技術

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