フィラーの樹脂への分散技術と分散性評価
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
---|---|
主催者 | 株式会社 技術情報協会 |
キーワード | 複合材料・界面技術 高分子・樹脂材料 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Zoomを利用したLive配信※会場での講義は行いません |
フィラー表面処理、混練・分散、界面設計、、、 コンポジットの配合設計のポイントを詳解!
セミナー講師
富山県立大学 工学部 機械システム工学科 客員教授(特別研究教授) 理学博士 永田 員也 氏
セミナー受講料
1名につき55,000円(消費税込み・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込み)〕
受講について
- 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
- 下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
→ https://zoom.us/test - 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。 - Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。 - パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
- セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。 - 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
- 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。 - 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。
部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
セミナー趣旨
フィラー充填コンポジットが開発され100年以上になりますが、コンポジットは要求特性を満足するために経験に基づき、結果オーライの材料開発現状から脱皮できていません。 この様な現状では、フィラーやポリマーの有効利用や材料選択の最適化による環境負荷低減がなされておらず、SDGsが求めている方向に逆行しています。さらに、経験による技術伝承がなされなければ、資源のない日本では国際競争力が大きく低下することにも否めません。 この様なことから、フィラーの役割を見つめ直し、フィラーとコンポジットにおける技術のポイントを系統的に紹介し、コンポジットの材料設計について解説します。理論に基づいた整理ができれば、コンポジットの材料設計が可能となります。 最後に熾烈な開発競争が繰り広げられているナノコンポジットについて最新の分散技術、ナノコンポジットの材料設計の考え方、最新のセルロースナノファイバー充填コンポジットの我々の最新の研究開発事例などを紹介します。ナノコンポジットの現状と問題点を抽出し、将来の方向性を考えたいと思います。
受講対象・レベル
・全くの初心者ではなくある程度研究開発を経験されている方
・フィラーやコンポジットの開発において系統的に知識を整理し、理論を身につけたいと考えている方
・コンポジットの製品のトラブル解決で困っていらっしゃる方
・ナノコンポジットの開発で方向性を見いだせない方
習得できる知識
・フィラーやコンポジットの系統的な基礎知識
・コンポジットの配合設計技術、混練・混合技術
・分散法や表面処理の考え方やノウハウ
・コンポジットにおけるトラブル対処法
・コンポジットにおけるビジネス動向と将来展望
セミナープログラム
1.フィラーの基礎、性質と機能
1.1 フィラーの役割、作用効果
1.2 フィラーの化合物としての分類と性質・機能
1.3 用途・目的に応じて使いこなすためのフィラー選択のポイント
2.フィラーの表面処理のメカニズムと実際
2.1 表面処理の目的と表面処理剤の役割
2.2 フィラーの表面処理のメカニズムから見たポイント
2.3 表面処理の実際; 乾式処理、湿式処理
3.ポリマーとナノフィラーとの混合・混練技術、界面設計と評価技術
3.1 ゴム・熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂の混練・分散のポイント
3.2 ポリマー/フィラー界面の役割とその評価方法、フィラーの分散評価
3.3 ナノコンポジットで出来ること・出来ないこと−本質に迫る−
【質疑応答】